血の轍 2017-06-07 17:23:46 | ☆カツ日記☆ 「血の轍」 相場英雄 元刑事が絞殺される事件が起きた。 その背後には国家を揺るがすほどの深い闇が見え隠れする。 事件の真相に迫ろうとする刑事部の前に、組織を守るため隠蔽を目論む公安部が立ちはだかる。 同じ警察組織の中でもその性質をまったく異にする刑事部と公安部。 何が正義で何が悪なのか。 立場が変われば正義が悪になり、悪が正義になる。 両者の異常ともいえる執念がぶつかり合う読み応え抜群の警察小説。 ラスト1行、泣きます。 « ほぼ完治 | トップ | スマホ病 »