痴漢で訴えられていた大学教授に最高裁で逆転無罪の判決が下った。
こういう冤罪のニュースを目にするたびに思うのは絶対男が不利ってこと。
たとえば、まったく身動きのできないラッシュの電車内で、ある女性が僕をおとしめようと「この人痴漢です！」と大声で叫んだとする。
最初っから両手を上に上げていれば話は別だがそうでもない限り、僕には‘痴漢をしていない’という証拠がない。
もちろん‘痴漢をした’っていう証拠もないけれどおそらくまわりの目の大半は僕が痴漢をしたってことになっているはず。特に女性にはものすごい白い目で見られることでしょう。
逆に「この女性嘘ついてるわ」と思う人は少ないのではないか。
で、もっとも厄介なのがこの傾向がまんま警察にも当てはまるということ。
さっさと事件を終わらせたいのかどうか知らないけど、もう最初っから決めてかかってくる。
そりゃあ男からすればたまんないよ。
もちろん被害に遭った女性は気の毒だと思う。
でも、はっきりした証拠がないかぎり犯人だと決め付けるのは勘弁してほしい。
ま、一番悪いのは痴漢をするひとにぎりの連中だけどね。