☆カツハウス☆

すべり知らず?
カツハウスです。

4・25に思う

2006-04-25 20:24:12 | ☆カツ日記☆
今日4月25日で、JR福知山線脱線事故から1年が経ちます。


1年前。。。

この日はたしか月曜日、朝起きて部屋の掃除をしていると、異常な数のヘリが上空に現れて、「絶対、これはなにかある!」と直感し、急いでテレビをつけたのを今でもよく覚えています。

家が近所で、この線もちょくちょく利用してたこともあって、田舎の両親や友達から多数の安否を問うメールがきてね、まぁそれはそれで嬉しかったのですが、あの悲惨な光景をみるとなんともやりきれない気持ちになります。


で、結局悪いのは誰?って話になるんですけど。。。

まぁJR西が責められるのは当然としても、JR西があんな過密ダイヤを組んだ背景には、他社との競争、言い換えれば僕ら利用者(客)がそれを望んだってことだと思うんですよね。

だから、結局日本の社会構造、とりわけ都会のあくせくした社会が生み出した悲劇なのかなぁって。


今、「スローライフ」的な生活スタイルが見直されていますが、都会で朝から晩まで働きづめのサラリーマンにとってはすぐに受け入れられるものではないでしょう。


これから日本は、少子化の時代へと向かうわけですが、僕はむしろいいことだと思うんです。

たしかに、GDPが減少し、国力が落ち、国際社会での競争力が弱くなるといった懸念もありますが、そもそもこんな山だらけの小さな島国に1億2000万もの人間が住んでいること自体が異常だと思うのです。この半分でもまだ多いくらいちゃいますかね~。

アジアNo.1といったしょうもない肩書きは中国に譲ってでも、もっと大切なものを見直す時期にきてるんじゃないのかなぁって。


森羅万象、何かを得れば何かを失う。逆に何かを失ってももっと大切なものを得ることができるはずですから