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自律神経失調症を発症していた頃の話~其の弐~

2021-03-01 12:33:00 | 健康と体調管理
今更だけど「発症していた」はおかしいかなと思った。
自律神経失調症は余程の事がない限りは死ぬわけではない。改善させる事が出来るだけで、生涯治らない。
と、自律神経失調症を発症して苦労した知人から聞いたことがある。

過敏性腸症候群が群を抜いて酷かったけど、次点は冷え性と低体温だった。

常に足先が冷たく、夏が来ても寒いと震える

常に「寒い」と言っているので、当然汗が出るはずもない。

体温を計ってみると、平熱が33.3℃とか33.4℃で、突然37℃くらいまで上がったりする。
当時は体温計の故障を疑ったけれど、息子が計ってみると通常の温度を叩きだし、改善後はちゃんと平熱を保っていた。残念ながら、故障してはいなかった。

突然熱が出るのは解るのだけど、何故に33℃? 凍死寸前の温度では? 何でこんなので生きてるの? と、何度も思った。

冬は薄手のシャツからジャケットまで全部で9枚、タイツに靴下2枚。貼るカイロを背中と腰に、足裏と手袋にカイロを仕込んだ。
ここまでして寒さに耐えられる。
夏はその半分の長袖3枚に長袖のジャケットを羽織っていながら室温36℃の中で2時間以上は寒いと言っていた。

ハッキリ言うと、当時はこの状態を疑問には思うものの、異常だとは思わなかった。
今ならおぞましいと思うのに。

周りに言うこともなかったし、気付いて指摘してくれる人もいなかった。
息子はその異常性を理解するには、その当時は幼すぎた。

低体温について調べている内に判ったことなのだけど、35℃以下になるとガン細胞が出来やすいので、平熱が35℃以下人は気を付けた方が良いと思います。

第三者的な視点で観てみると、ここまでしてこの異常性に気付かないとなると、頭大丈夫かと心配になるけれど、その心配は的を得るわけで。
鬱状態っぽくなるのですね。
いや、鬱については病院の診察を受けなかったけれど。

息する以外の行動がめんどくさい。何かする気力もない。うじうじして、生きていて良いのかとすら思うけど、自死する気力すら湧かない。

そこで初めて気付いた。鬱の人が自死するのは鬱の時ではなく、躁状態の時だと言うことに。

昔、ネットで「鬱だ。よし、しのう!」という言葉を見たことがあったけど、あれが躁の状態であり、たかがネットスラングだと馬鹿には出来ないと思ったことを覚えている。


自律神経失調症。
これだけの症状を出しておきながら、いくら検査をしても、

異 常 な し

だなんて! 恐ろしい子……!








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