星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

土曜日に考える、誇りのない生活

2022-02-05 19:04:59 | 日記

25日 

 

土曜日というのは、私にとって睡眠を貪るだけにある曜日のようなものです。

そもそも人間なんて、そんな5日間も仕事ができる体として作り込まれていないのですから、週に二日しか休みがないなんておかしいと思います。私は土日休みでなんとか済んでいますが、人によっては週6日間も仕事している人、休日出勤が頻繁にある人など、さまざまです。

ああ、私たちって仕事するために生まれてきたのでしょうか。そんな悲しいことってあるのでしょうかと思うのですが、いやはや、そこらじゅうにあるではありませんか。なんて嘆かわしい世の中でしょう。

大半の人たちは、強大な憂鬱に飲み込まれながら、いつ精神病のリミットが来るかもわからない状態で満員電車を耐え抜き、自分の人生なのに自分がない、わけのわからん状態で時間を食い潰しているわけです。

家族のため、会社のため、お金のため・・・イヤイヤイヤイヤ・・・。

家族会社お金のために身を潰す、それが目的で生まれてきたのでしょうか。それって国のために自分を犠牲にしてきた戦時中の世論とあんま変わらんやんけ、と思います。自分のために生きることは、そこまで自分勝手でしょうか。自分があるのだから、自分のために生きていくのは普通です。他人の目とか批判とかもう馬鹿らしいんじゃないかって、最近思ったりもしています。

シェアハウスに済んで1年と少しが経ちましたが、最近は人の目をあまり気にしないようにしています。一人になりたければ一人でいるし、みんなと一緒がよければみんなといる。もちろん周りに合わせていくことが共同生活の中での思いやりの大部分を占めるものになりますので、その気持ちは忘れていないつもりです。

みんなはそんな私を見てどう感じているのかはわかりません。周りから見てどれだけ恵まれているように見える人でも、その人の幸福度はその人にしかわかりません。はちゃめちゃな金持ちだって、その金のために自分を犠牲にしては、前述の通りお前の人生の目的はそればっかかいな、となりそうですし。

でもまあそれで自分の人生真っ当に生きている人がいるので馬鹿にはできません。世の中には忙しい日々を過ごしている人でも、自分のやっていくことに対して誇りをしっかり持っていて、なおかつ自分を犠牲にしていない人がいます。仕事ばかりの日々が幸せでないのと同じように、ただ楽をして生きていくことが幸せでもないわけで、そのバランスも難しいのが厄介ですが、自分は文章書いていくことに誇りを感じているみたいので、とりあえずは続けていこうかと思っています。