星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

すこしずつ

2023-04-16 23:07:28 | 日記

4月16日

 

二日間くらい日記を書くのをあえてサボってみたりした。その間にある程度は心の面も休まった。そしてゆとりを持つことも大事だと思えた。あともっと簡素なことを書いてもいい気がしてきた。そんな二日間だった。

 

最近は自分の内面に向き合おうとやけになっている気がする。でも自分の思うように好き勝手書いているとこんな調子になってしまう。読み手意識のとても低い内容ばかりになっていることはわかっている。自分だって読み返してはいやになる。凝り固まっていて、どこに向かっていくかもわからない文章でいやになる。それをあえてインターネットで公開することの愚かさもさらに嫌気がさしていく。自分は何がしたいのかも判然としない毎日がある。

 

気づいたことがある。自分の人生に何かテーマみたいなものがあるとすれば、それはジレンマとか、葛藤とかそんなところだということ。自分の人生には常にそれが付随している。こうやって日記を公開することもそうだ。自分の書いた文章を、誰かに見てほしいのかとそう考えた時、内向的であまり目立ちたくない自分がそうではないと主張してくる。じゃあ自分の声は誰にも届かないくていいのかというと、今度は孤独を嫌う寂しがり屋の自分もまた現れる。常に相反した存在が矛盾した自分へと確立させる。嬉しい時は嬉しい感情がなくなってしまう時の悲しさを見る。刺激を追求すれば疲れた心が見る悪夢にうなされる。誰かといるときは一人の時を思い描いて孤独になる。どちらも常にあり続けるのが自分なのだ。

 

こんな頭で数々のことを目まぐるしく循環させていくものだから、人の意見が入り込むとこれまた自分が嫌になる。基本的に人に左右されがちなのだ。こればかりは治せるものではない。こんな、他人との境界線のあいまいさ。ふざけている。でもこんな自分だと気づいたからには、少しでも受け入れなければ、ほんとうにこのままだと思う。だから少しずつ、ほんとにすこしずつ、変えていく。