星の上の馬鹿者

これは放浪記です。いろんなところに行っています。

暑い暑い、佐世保の夏

2022-07-29 13:42:26 | 日記

7月29日

気づけば7月もあと数日で終わります。

そう意識すると、夏の日々も少しずつ終焉のカウントダウンを刻んでいることを思い知らされます。しかし日中は毎日のように気温三十度越えの猛暑となっており、果たして自分は8月から更なる勢いを増すであろう暑さに耐えることができるだろうかと、懸念の思いが漂っています。

ここ長崎県佐世保市は、私の地元京都とは違い蒸し暑さは少しマシではあるものの、南国特有のような日差しの強さが特徴です。日照時間も長く、夜は8時くらいまで夕方の薄暗さのままに、なかなか夜が始まろうとしない。それは関西ではまず見ることのない光景です。ネットで調べてみると、九州と関西とでは日没の時間が15分ほどもずれており、もしかしたら気のせいではと感じていた日の入りの遅さは、決して気のせいではなかったのだと確信に至りました。同じ日本の地域でも、少し緯度が変わっただけで太陽の都合も変わってくるのは、こっちに来なければわからなかったことです。

移動することは学習することと非常に近い概念であり、私は脳みそも含めたあらゆる身体の器官で受け止めるように、その地方の気候や、ありとあらゆる風景、人々が織りなす方言や雰囲気の違いなどに、意義を感じ、そして自分に取り込んできました。それが未来の自分にどう反映されるのかなんて知るよしもありませんが、それがどことなく楽しさを孕んでいるのだから、ただ続けているだけの話です。

私は希望を見出せるのでしょうか、こんな暑さの日々の中で。今日は休日、佐世保五番街のスターバックスで抹茶フラペチーノをストローで啜りながら、ふと思うのでした。


旅立ってから起き上がるまでの、ほんの少しだけ長い時間

2022-07-16 23:31:07 | 日記

結構時間がかかったような気がします。

実際に私はたくさん眠っていたようにも思えるし、たくさんの時の流れの中を強い意識で持ってして自覚していたようにも思えます。そのどれもが正しくて、あるいは間違っている。私の思い過ごしたような日々を、たとえば勿体無いだとか、虚しいとかの形で終わらせてしまう、ある意味悲しい時でしかないわけでして、しかしその実際、真面目なものですから、少しだけ意味のある時だったというふうに捉えることもあるようです。

大阪を旅立ち、箱根での生活は約二ヶ月間、箱根の中でもひときわ山の奥にある仙石原というエリアの旅館で、私は働いていたのであります。箱根の生活は田舎暮らしとはまた違った、別荘と旅館とコンビニしかない虚しい自然の奥行きに押しとどめられていたような日々で、孤独の有様を自分自身の身で持って知ることになりました。挙句の果てにはアトピー性皮膚炎の超絶な悪化により、一応任期は満了したのですがなんとも気持ちの晴れない去り方をしてしまったと思います。

そんな箱根生活の日々をこのブログに書き表すには、もう少し気持ちや現状の整理が必要かもしれません。なんせ私がパソコンを開いたのもちょっとした気まぐれめいたものですし、時刻は夜の12時前、明日も仕事ですからさっさと眠ってしまいたいのです。

とりあえず久しぶりになんか書けてよかった、おやすみなさい。