本当を言えば、反戦と言う精神を荒ら立たせたり、怒りと復讐の抗議デモ活動などは効果が無いのです。
それは権力者たちは欲に目が眩み正道・善政が見えず「馬の耳に念仏」と同じであり、聞く耳を持ち合わせてない上に、彼らの頭の中を通り過ぎるだけで心には響きません。
彼らへ「耳に胼胝ができる」程に、「平和を」とか「平等と自由と権利を」と叫んだところで、利己心から甘い汁に群がり古い体制の執着と依存は捨て難く「五月蝿い声」と捉えて、反感を抱くだけであり効果はありません。
各国の市民による自発的な反対運動や抗議活動のデモ行進や反戦集会などは、咎め・反目・怒り・憤り・非難・抗議が含まれて、天意に背き逆効果であり慎むべきでしょう。
反対デモなどでも政権への不平不満から、怒り・憤り・憎しみ・咎め・糾弾などの利己的な感情が先走り、ネガティブな言動であると言え独り善がりに成り勝ちです。
正義感の強い人は心が完璧を求めている傾向があり他人の不正を赦せず腹立てて怒り、敵意を持ち責めたり非難したり攻撃しますが気分や後味が悪い上に、自己と葛藤する「自己破壊」の感情を含み、寛容さ・柔軟性・自制・思い遣り・知恵が乏しいと、相手に通じなく自らの心も傷付くのです。
徒に平和を叫んだり、世界の平和会議を開催しても効果は少なく、戦略兵器削減とか軍備縮小の対話はいつも頓挫してしまうのです。
霊性の低い邪悪な者に「平和を」とか「戦争反対」とか、「軍事的な挑発を止めろ」とか「兵器・武器を捨てろ」とか、「弾頭ミサイルを捨てろ」とか「核爆弾を捨てろ」と、何遍も叫んだり言い聞かせたり、「反戦集会を開催」したり、「デモ行進」をしても聞く耳を持たなくて無駄であり体験学習でしか気付けないのです。
政権に都合の悪い本当のことを言う者は目障りで、邪魔な存在だとして弾圧を仕掛けて毒牙に掛かります。
天安門事件とアラブの春の行く末
1989年6月4日の天安門事件では、中国共産党・政府が民主化運動を武力弾圧しました。
国際連合NGOの国際教育発展機構(IED)が2001年8月14日、国連の会議で「関連ビデオに関する分析結果として、所謂『天安門焼身自殺事件』は中国政府が演じたものであり」「国家ぐるみのテロ行為だ」と正式な声明を出しました。
中共は中華思想の優越感から人権意識の低さが目に余り、人権を軽視した政策で多くの市民が犠牲となりました。
この天安門事件の30周年記念として、米国ではイベントやネット配信を企画していましたが、中共のスパイが関係部署に浸透・潜入しており、妨害と阻止をしたと逮捕されています。
かってインドでは約61年前に、ガンジー氏の提唱した非暴力主義(アヒンサー)を貫き通す様な方法では、民衆の勝利により権力者を退陣に追い込みました。
非暴力抵抗を唱えた公民権運動のキング牧師の意志も民衆が受け継いでいます。
2010年にチュニジアの青年が、体制側の横暴に抗議して焼身自殺を図ったのを機に反政府デモが広がり、「アラブの春」の口火を切ってから10年が経って、蜂起した抗議デモの初期には自由と権利と正義の要求から、高揚感と希望があったと言われます。
しかし、当初は平和的だった抗議デモから、何時しか誤った方向へ進んで動乱や内戦に発展して混迷し、暴力と混乱から経済破綻への扉を開いて都市は荒廃した上に不平等は解消されず、現実は殆ど何も変わらず期待は失望に変わり、「破れた夢・幻の春・アラブの冬」に成り下がったと言われ、革命の幻想はかき消されています。
この民主化運動は国を代表する花にちなみ「ジャスミン革命」とも呼ばれています。
香港の雨傘運動
2014年香港反政府デモは9月26日より香港で行われた、香港特別行政区政府に抗議をする民主化のデモ活動で、イギリスのメディアはこのデモ活動を「雨傘革命」や「雨傘運動」と名付け、各国のメディアもこの呼び名を使用しています。
中国政府は強硬姿勢を崩さず香港へ6月に広範に適用される国家安全法を施行して、権威主義的な方針を強化しました。同法のもとで続く反体制派に対する容赦ない弾圧に終息の気配は見えていません。
香港の自治権を根こそぎ奪う香港国家安全法の実施は、一国二制度を掲げて高度な自治が認められていましたが、「雨傘運動」の反政府デモを受けて実質的には無効な状態です。
民主化への道は市民の期待とは逆の方向に向かっていると感じ、抗議の際に使われるスローガンや歌は違法と断じられて、若者たちにとって将来への道が見えなくなっています。
香港の人権と言論の自由に対して中国政府が圧迫を強める中、デモは益々と暴力的になっていき市街の混乱と政府の過剰な反応で、愛する故郷の様変わりした香港の姿に幻滅して我慢できなくなったと市民は嘆きます。
そして住むことに嫌気がさして、自分たちや子供たちの将来を託すことは出来ないと考え、自由を求めて外国へ移住を決意した人々の大量流出が続き、家族の絆と辛い離別や分断と動揺が増えています。
この侭の状況で中産階級の多くが脱出すれば、明らかに専門的な能力と地元に関する知識が、大きく失われることになると危惧する人もいます。
昨今では2014年の「雨傘運動」の中心的人物の内で、香港の民主派政治団体「香港衆志(デモシスト、現在は解散)の共同設立者で、民主活動家で黄之鋒(ジョシュア・ウォン)氏と羅冠聡(ネイサン・ロー)氏と、「民主の女神」と呼ばれる周庭(アグネス・チョウ)氏とか林朗彦(アイバン・ラム)氏などが有名です。
昨年12月2日に彼らは当局より禁錮の量刑を言い渡されて、有名な活動家を標的にして見せしめにしていると言われます。
他にも、香港紙・蘋果日報(アップル・デイリー)の創業者、黎智英(ジミー・ライ)氏は、外国勢力と結託して香港国家安全維持法に違反した罪で起訴されています。
方法 3 : もう一つのベストな方法として、今の現状を打開するには人々の日頃の乱れた意識・思考を正し、心を鎮めて『平和の祈り』が不可欠です。
人間は他の生命よりも強く念じられる心を持っているにも拘らず、これを実行しない人々が多い為に、挫折や災難に遭うことも多いのです。
改善するには見方・視点を変えて、人間には「祈り」と「想像」から「創化の法則」で未来を「創造」して、紡ぎ出し切り開いて行く優れた能力が備わっていますから、意識を集中して実践しましょう。
人類の未来は意志と意思の力(想念)が有れば、変えられるのですから再認識が必要で、その能力は皆さんが想像する以上に偉大なのです。
自宅で一人になり心身を落ち着かせて安静にし精神を鎮めて、瞑想や座禅などにより平和を心底から祈る方法であり、マザー・テレサの潔き祈りとも相通じるものです。
法輪功(ファルンゴン)は法輪大法(ファルンダーファ)とも呼ばれ、佛法に基づく中国古来の精神修養の功法であります。
法輪功学習者は「道徳的な枠組みである真・善・忍」という、原則・理念に基づいた仏家の修煉方法であり、健康増進や精神面の調和に大きな効果があり心身ともに豊かで、健康な生活を求め「百利あって一害なし」と評価されて、1996年までは持てはやされていました。
教義には人が地球に来て輪廻転生する際に失ってしまった、本来の神聖を復元するということも含まれていました。
法輪功が1999年6月頃に邪教リストに掲載されると、迫害キャンペーンが開始されました。
神聖を復元するとは、次元上昇することで聖人となり遺伝子構造を12束・条に復元して、アセンド・マスターになることです。
祈りによる方法と言っても誰でもが気軽に出来る訳ではなく、ある程度の霊的なレベルに達していないとその気になれず、高尚な境地でないと実践する事は無理があります。
天命に気付いて努力を続け期待以上の活躍・偉業を成し遂げられた、マザー・テレサは「反戦集会には出席しませんが、平和の祈りには喜んで参加します」と言っていました。
ここで大切なことは、この言い回しの違いは「似て非なる存在」であり、その意味する違いがあなたは理解出来ますか。
創化の法則を活用
日頃の邪悪な想いを鎮め乱れた思考を正して、精神を高揚させ自らを取り戻すことも必要です。
各自が平穏心となり不平不満や怒りや憤り憎しみ欲望など邪悪な想いを鎮み、争い・反抗心を削ぎ落として和解し許し清らかとなり、物事について悲観的に考えたり、否定的な言葉を使うことを改めます。
そして、精神を高揚させて明るい未来を呼び寄せて、平和と幸せを願い希求し祈り愛すること、光明や陽気で平和と幸せを心に描き築き上げて創造することで、「創化の作用」が働き戦争・テロが終わります。
各自が我意・怒り・非難を静め平穏心となり高尚な意識・言動を保ち、精神を高揚させて平和を希求・願い祈り神聖な未来を呼び寄せ心に描き築き上げて創造します。
つまり、心の働き・作用を成就に向けて「創化の法則」を活用し、目標・願望・祈りに合わせる必要があります。
平和を皆で祈る集会もありますが、街頭などで徒に平和を叫んだり政権の批判や異議を唱えたり、政策の問題点を指摘し糾弾や批判をして咎める言動はしないで、心を冷静にして光明の思想で平和や幸せの好転を祈るのです。
戦争・テロ事件・暴政を恨んだり憎んでいたり、復習・報復・敵(仇)討ちを叫んだり誓ったり、徒に平和を叫んだり唱えたり、各国の市民による自発的な抗議活動の反戦集会とか、反戦や反テロのデモに参加したり蜂起しても戦争・テロ事件は終わりません。
白光真宏会の創始者でした故五井昌久氏の提唱する、「世界人類が平和でありますように」を念じます。
超越瞑想(TM)シディの実践
国際マハリシグループでは集団による超越瞑想(TM)シディの実践により、紛争の緩和を齎されるのです。
旧HP2000/2/27「善意、洗心、平和の祈りによる効果」で紹介しました様に、今まで起きた予言による災害の規模が格段に小さくなったり、消えて起きなくなったりしているのは、精神世界の霊性に目覚めた人々や団体の愛念による、地球危機の啓蒙活動によって人類の意識革命が進んだことも一因です。
国際マハリシグループが世界中で行われている、超越瞑想(TM)の実践を始めとして人類各自の反省(洗心)が促されたことと、最近の世界各地で行われている宗教界や各種団体による世界平和の祈りを初めとして、故マザーテレサのような慈悲深い人々の世界的な規模にまで拡大した、奉仕の救出活動と国境なき医師団(医療チーム)の人命救助など、人助けの奉仕活動による愛念などによる効果もあります。
戦争原因と闘争精神波
当旧HP2000/2/27のTMの実践「戦争原因と闘争精神波」会報1991年2月号で紹介しました様に、元大本教幹部で生長の家の創始者であった故谷口雅春氏によると、戦争原因の根本は、小さな個人の反目や怒りなど闘争精神からすでに起こると言われます。
その闘争精神である悪想念の波が集まって集団的な闘争精神波の大きな渦巻きを作り、その闘争精神である邪悪な想念波の強烈な波動渦巻きに感応したある国の権力者が、実力をもって闘争を始めるのです。と言われていました。
闘争精神の邪悪な想念波の放送は地球上の全世界に拡がって、それを感受しやすいネガティブな人生観を抱いて同調の精神を持った者を扇動し示唆して増幅され、一波は万波を呼んでエスカレートし世界各地に内戦・戦争を始め、ゲリラ・テロ活動・クーデター(政府転覆)を引き起こしつつあるのです。
ですから、暴政に対して感情の趣くまま直様に腹立たせて、不満・怒り・糾弾などの感情を抱いて反対デモなどに出るのではなく、一旦、頭を冷やして思考・意識を転換して、陽気さや光明のポジティブな気持ちになることも必要です。
平和な光景を想像する
そして、心を鎮めて「日差しを受けて自然が豊かで長閑な田園とか、田舎や公園とか植物園などの風景を思い描き、皆が仲良く楽しそうに嬉しそうに和気藹々と語り合ったり笑う姿や、無邪気に元気よく遊び飛び回りはしゃぐ子供たちの姿」を想像することです。
そこには平和で幸せな情景を眺めている気持ちよい場面からは光明が降り注ぎ、明るい未来を呼び寄せて築いて行ける「創化の作用」が働くでしょう。
心に響き感動して心に残る「明光風靡」な素晴らしい風景でも光明が輝いている様で、心・魂が洗われて清々しくなりポジティブな気持ちになれます。
各自の前向きな思考・意識は集合して光明波動の想念として渦巻き、ポジティブなエネルギーとして働きネガティブな想念を退けて消滅へと向かわせます。
私たちが二度と戦争を繰り返さない心構えと決意からは、各自の過度な競争心と闘争精神を反省から転換して、穏やかで陽気な感情や思考・意識を心掛ける必要があります。
日々の生活では理不尽な事柄も多く、精神を荒ら立たせる場合が多いですが、一息入れて心を鎮めこれも試練だと受け止め遣り過す覚悟が必要です。
超越瞑想(TM)実践の効果(2000/2/27超越瞑想による効果と人類の生存率)
究極的な方法の実践によれば、集団による超越瞑想(TM)の実践者数を常に世界人口の1%に相当するか、或いは高度で特別なトレーニングを受けたTMシディ(Sidhi)の実践者を、常に世界人口の1%に相当する人数=√TMシディ実践者数、或いはそれらの総和でもよいとなる様に、世界各地で交互により24時間の体制で行うと、人類の運命さえも改善されると言われています。
国際マハリシグループ(日本では黒磯市に瞑想センターがある)が行う、世界各地に24ヶ所存在するセンターで、交互に集団(人口の1%に相当する人数=√TMシディ実践者数)による超越瞑想(TM)シディの実践や、集団における洗心の実践により、犯罪率、病人、事故、災害発生の低下と軽減や紛争の緩和をもたらすという、スーパー・ラディアンス効果(マハリシ効果とも呼ぶ)が現れることも期待できます。
この様な効果は、TM実践者の不可視の脳にあるアストラル体から出た念波(セギン波)は、TMを実践していない人々のアストラル体に作用(テレパシー)して、大脳に影響を与えるというスーパー・バリアンス効果が有るからだと云われています。
つまり、人類の発する邪悪な想念波動から光明の想念波動で、バリアーを張る様に作用する訳です。
かつて、1993年頃にアフリカのモザンビーク共和国で国防省の軍隊生活に、TM(超越瞑想)シディプログラムを取り入れて実践した結果、集団による集合意識の調和の増大として、同国の内戦が鎮静化して平和を維持すると共に、同国における犯罪の改善、自動車事故の減少、経済成長率の大幅な向上などを齎して大成功を納めたと、1994年11月に防衛に関する国際会議で報告されたことを、日本サイ科学会の発行する「サイジャーナル平成9年1月号」で、故関英男工学博士(日本サイ科学会創立者)は紹介されています。
加速学園の関博士より、H,12/8月27日に集団洗心効果に関する講演と実験を行うと、知らせの便りが自宅へ届きました。
その後の報告では、それによると700人の同志を集めて洗心を念ずる念波放送の実験で、そのパワーは強く地球の裏側にも伝わったそうです。
真の正義とは、暴力に対して暴力で立ち向かうのではなく、勇気を持って自制し、その痛みや悲しみに耐え、処刑される寸前に言われたイエスの言葉にある如くに、最後には神に向かって ”神よ、あの者たちをどうかお赦し下さい、彼らは自分のしていることが分からないのです” と祈りながら、相手を赦してしまうことを云うのです。
魂的なレベルに人類の篩い分けで並行現実は二極化する
意識を高尚に保ちポジティブな心得で、平和の祈りと何に付け相手を赦すことで、魂・霊性のレベルが一段と上がり神性に覚醒を遂げて、霊的な上位の階層領域へ進んで属すると準聖人並みのレベルに達する時がきます。
すると、次元上昇の移行プロセスに入り身体のDNAが活性化されて、次第にアセンションの始まりが起きて徐々に変容して行くと共に、進化向上を続けて最上位の階層領域に入り、やがて五次元世界へ移行する次期が遣って来ます。
それは聖なる「新しき世界」へ入れると言うことです。
一方、侵略・戦争・暴政・収奪・非道・人権無視、権力闘争・市場制覇・暴虐・権威などを続ける人々は、霊的に深く眠っている状態で目に見える世界や事柄しか信じないで、邪悪と狡猾と利己的で弱肉強食の残忍な生き方しか思い付かなく、人格・霊性が低く過ぎて意識と言動がネガティブであり、神の御心には適いません。
貪欲・執着・自我・傲慢が強いなどの体験をしていると、ネガティブな最下階層領域の選択をしたことになり、精神が下劣であり人格(霊挌)や品性(霊性)が余りにも未熟過ぎる人々は、五次元世界への移行は縁遠い領域であり、今回は次元昇格の見込みはなく淘汰自滅されます。
皆さんは高次元の新しい地球へ移行するのか、或はこの侭で古い地球に残って留まるかの選択肢は、夫々の潜在意識による自由意志によります。
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