久しぶりの写真付き記事です。
さて、今年も残り少なくなりましたね!弊社所在地の青森も師走を迎えるにあたり、すっかり雪化粧です。
今年度は昨年までと違う内容の修復依頼が多く、現在も進行中ですが、作業増加に伴い、スタッフも新たに増員し、作業対応しております。
今年は旧型も広い範囲のモデル入庫が多く、旧型後期モデルの入庫も一昨年の倍と私自身も驚くばかりですが、旧型は既に生産から年数が経過していますから、メンテナンスも必要になってきているのでしょう。
ちなみに弊社では、動作するモデルであっても、修復金額と同額で分解メンテナンスも受け付けておりまして、特に今年は動作する旧型のメンテナンス依頼も多かったんです。
さて話しは戻り、HDDのトラブルの話し。
故障の原因も故障箇所も、固体毎に様々ですが、モデルタイプを問わず多いのがHDD。
特に旧型では容量が小さいので、大きい容量のHDDに換装しているユーザーも多いはず。
しかし様々な要因から、標準搭載以外のHDDに換装した場合、ある条件が元でHDD自体もしくは内部ファイルの損傷が発生する事があります。
詳しい条件等はお教えできませんが、せっかく基板の修復が無事に完了しても、HDDのデータが使えない場合もあるのです。
特に旧型モデルでは、大きい容量のHDDに換装する方が多いようですが、現時点で容量の小さめで…となると難しいでしょう。
考え方としては、旧型が販売されていた当時の頃に販売されていた容量のHDDが理想となる訳ですが、現在は大きい容量のHDDしか販売されていませんし、旧型は扱いが難しくなっています。
まして経年劣化している旧型な訳ですし、新品のような性能は発揮出来ません。
故障状態によっては、標準のHDDでも内部ファイルの破損から、データが使えずHDDをフォーマットしなければならない場合もあります。
ご利用環境や、ご利用方法でも左右されますので、一般的なゲーム機、家電製品の位置づけだけで扱うとトラブル発生の条件が高くなってしまい、後々響きます。
旧型をお使いの方で、データが重要だとお思いの方は、大事に扱いましょう!