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号外!番組鑑定團

2004年10月22日 17時41分47秒 | 番組鑑定團
あなたはテレビ番組観てますか?
番組改編による特番ラッシュ、日本シリーズ…あなたはついていけますか?

さっそく、特番モニター批評から
・最高視聴率33.2%、10/9「めちゃイケオールスター夢の激突8周年感謝スペシャル」(フジテレビ)
30%超えを演出したのは、27時間テレビでも高視聴率を獲得した抜き打ちテストと、爆走!数取団。
抜き打ちテストは「国立め茶の水大女子高」と題し、細木先生の予言通り若槻千夏がバカに決定。数取団にパクリもとの本家・氣志團と乱闘。嶋大輔といい、この番組でのパロディー企画は好調。から騒ぎは、レギュラー放送300回記念の30日を待たれよ。

・「細木数子の人生ダメ出し道場六星占術の極意一挙公開スペシャル!!」(10月22日放送、フジテレビ)
これまでの総集編を細木本の極意と新番組の宣伝をセットで。総集編ということでカットされていた部分もたくさんあるだろう。「ごきげんよう」のサイコロトークは意外だったが、細木数の子総集編は見てて飽きなかった。視聴率女王の貫禄、恐るべし。新番組にはぜひこっちのカズ(渡辺和洋)もぜひ出演してもらいたい。

・内村プロデュース(テレビ朝日、毎週月曜日深夜11時15分)
「芸人度チェック」(10月11日放送)では内村のメンバーへの不満が爆発。10月20日の「世界の成功者すごろくスペシャル」はさとう珠緒を退場させたのはおいしかったが、後半で内村をNO PLANオーディションをつなぎにしていたのが残念。

・SmaSTATION-4(テレビ朝日・毎週土曜日夜11時)
10月16日はテレビ朝日社長、社員が登場。完璧内輪向け番組化していた。英会話クイズコーナー・ベラベラステーションには武内絵美アナウンサーが登場したがアテネ五輪取材でも通じた英会話は全然問題ない。

・クイズプレゼンバラエティーQさま!!(10月7日スタート、テレビ朝日・毎週木曜日深夜11時15分)
「怪しい××貸しちゃうのかよ」のクイズ企画が番組化。司会のさまぁ~ずはよくやっているが、優香のさりげない判定や微調整すぎなコメントは、青木さやかもかなわないだろう。クイズの内容はまあよくやっている方だが、クイズプレゼンターの不手際が多すぎる。

・めだか(10月5日スタート、フジテレビ・毎週火曜日夜9時)
主演のミムラはまあよくやっている方だと思う。浅野ゆう子の国見先生は13年前のドラマ「学校へ行こう!」(TBSの同名番組は1995年スタート)を見てない人でも十分通用する役。生徒役も泉谷しげるら粒揃いで展開をかき回してくれる。

・大奥第一章(10月7日スタート、フジテレビ・毎週木曜日夜10時)
1年前の「大奥」を見てなくても十分楽しめる、世代に関係ない視聴者層に配慮した内容の時代劇になっている。3話は「新選組!」(NHK・毎週日曜日夜8時)を意識したつくりになっていたが、林Pの演出のほうが見ごたえがある。主演の松下由樹も裏番組を食う演技だが、雛形あきこや子役の須賀健太の演技が3話は素晴らしかった。

・日本シリーズ(TBS・CBC、テレビ朝日、フジテレビ・東海テレビ)
野球ファンに「オレ流」「伊東流」を見せ付けてくれた。でもあまり中継スタンスが品不足、視聴率低下が目に見えてわかる。


人気番組調査報告

「深夜テレビ番組」のうち、全世代に支持された『ぷっすま』
オリコン・エンタテインメントが毎週発行する『オリジナル コンフィデンス』では、毎週、テレビの視聴者満足度ランキングを調査、掲載しているが、10/18号では、深夜番組の満足度ランキングを発表している。調査対象は、中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代、各男女50人ずつで、調査の結果、テレビ朝日の深夜番組に人気が集まっていることが分かった。
同局では、バラエティ路線を深夜ワクに投入することで、メリハリのある番組ラインナップを確立、『報道ステーション』から続き知識層の取り込みにも成功を収めているが、そんな状況が手にとるようにわかるアンケート結果が出た。30・40代では『ぷっすま』『銭形金太郎』が、1、2位を独占。中・高校生に至っては上位3番組が全てテレビ朝日のものという高い満足度を収めた。しかもこれらの番組がすでに1年以上続いている‘長寿番組'であることを捉えると、決して、奇をてらうことで視聴者の満足度を満たしているわけではないことも見て取れる。『トリビアの泉』(02年10月~03年3月まで深夜ワクで放送)という社会現象の下地を作り、『はねるのトびら』や『ガキの使いやあらへんで』などのDVDが高いセールスを収めたように、物販へと結びつく積極購買層が潜在しているこの時間帯、次のヒットのマグマはここに眠っている可能性が高い。(オリコン)
意外!? 今の中高生に支持が高い"金八先生"
オリコン・エンタテインメントが毎週発行するエンターテインメントビジネス誌『オリジナル コンフィデンス』の10/25号では、10月から始まった秋の連続テレビドラマ・期待度ランキングを発表、掲載している。(調査対象は、中高生、専・大学生、20代社会人、30代、40代の男女各50人ずつ)。
 シリーズ物が多いこの秋のドラマ戦線だが、それは裏を返せば、視聴者が"安心"して見ることのできる作品群が並んだ結果とも言えるだろう。『3年B組金八先生』『新・京都迷宮案内』がともに7シーズン目、『こちら本池上署』が4シーズン目、『相棒』が3シーズン、『ホットマン2』『ナースマンがいく』がそれぞれ2回目のシーズンを迎えたことになる。
 こうしたシリーズ物は比較的上の年齢層に支持されるものと思われがちだが、いくつもの世代にまたがって親しまれてきた"金八先生"だけは別のようだ。なんと、中学・高校生世代で男女ともにトップ。この世代の意識の中心に学校が存在していることを伺わせる。
一方、この世代以外で力をみせつけたのが、織田裕二"月9"復帰で話題となっている『ラストクリスマス』。特に、20代・40代の女性から圧倒的支持を集めており、キャスティングの妙とともに大いに期待できそうだ。

なお、北海道新聞社の調査(10月23日付)では、『ラストクリスマス』が1位(女性票1位)、僅差で男性や学生に支持された『金八』が2位、3位は韓国ドラマ『美しき日々』。



社説「熊本日日新聞」
射程視聴率だけでよいのか
議員公設秘書の給与をめぐり、元衆院議員の辻元清美氏が二回目の参考人招致を受けた時のこと。質問者から辻元氏に、「あなたがよくテレビに出演するのは、(局にとって)視聴率が取れるから」という趣旨の発言があった。今日、小泉内閣発足後の政治劇はすっかりワイドショーのネタとなった。それは、視聴率稼ぎに都合がいいからでもある。
 とくに民放のテレビ局にとって、視聴率は命の数字である。番組の手ごたえを確認できるうえ、より多くの人に見てもらうのは、許認可された電波を使っている以上、当然のことだ。また、好視聴率は営業成績に反映し、経営の安定につながる。
 ところが、これには落とし穴が潜む。「取れる」とわかれば、各局とも同じネタを追っ掛け、同じような番組、出演者が並ぶ。視聴率優先の果てには番組作りの良心も希薄になるケースも。
 それはときには、大勢のマスコミが関係者のもとへ押し掛けることで問題となる集団的過熱取材を引き起こすことにもなる。
 よく考えてほしい。視聴者だって視聴率合戦の被害に遭っている。テレビからの情報を選別し、一方的に番組を見せられてはたまらんという姿勢も育たないと、「取れる」だけの番組はなくならない。(俊)


おすすめモニター番組
・「スパスパ人間学!」(TBS、毎週木曜日夜6時55分)
以下、テレビ朝日。
・「愛のエプロンナンバーワン女王決定戦スペシャル」(10月27日放送)
・「いきなり!黄金伝説。」(毎週木曜日夜7時)
・「銭形金太郎ビンボーナンバーワンスペシャル」(11月10日放送)
注意…10月、11月からの新番組もモニター番組に入ってます。


番組鑑定團からお知らせ
「新春!番組鑑定團新年会スペシャル」
2005年1月放送予定(放送日は決まり次第お知らせします)
ゲスト・青木さやか、杉田かおる、ピーコほか
▽細木数子の番組診断▽ギター侍が新ドラマ出演者を斬る!!(予定)
gooテーマサロン「好きなテレビ番組は?」というのをやってます…