













普段はオーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っています。
ですが、今回も前回に続いてリアルではない猫です。
ある事を頑張った友達へのご褒美に、「ニャンコ先生」を作りプレゼントしました。
「ニャンコ先生」は、緑川ゆき先生の漫画「夏目友人帳」に登場するキャラクターで、
アニメ化もされていて、フィギュアやぬいぐるみなど関連商品もたくさん販売されているくらい大人気なので、
詳しい説明は省略します。
中心部はハマナカのニードルわたわた、
白い部分はハマナカのアクレーヌ101番、グレーの部分はアクレーヌの131番、
オレンジっぽい部分は羊の工房パオさんの染色コリデールのチーズケーキを使用しました。
主人公の夏目少年の部屋が和室なので、和のテイストのベースも作ってみました。
丁度良い大きさのデコパージュが手に入らなかったので、
12mmのシナベニヤを丸く切って作り、100均のセリアのニス”ウォールナット”を塗ってあります。
濃い茶色ですが、複数回塗ると黒い漆っぽい感じに見えます。
丸く切った厚紙に畳みっぽい色の生地を貼って、ベースに接着しました。
座布団の中身はウレタンスポンジで、ニャンコ先生の重みで沈んでいる感じに、
中央部をカッターで削って凹ませました。
ニャンコ先生はベースの下からネジで固定してあるので、逆さまにしても落ちません。
マンガの吹き出し型のメッセージスタンドを作りました。
画像の物以外にも、ニャンコ先生に言ってもらえたら嬉しいセリフを何種類か用意し、
差し替えて使えるようになっています。
手乗り写真
普段はオーダーメイドで羊毛フェルトのリアルな猫の人形を作っているのですが、
今回はちょっと趣向を変え、リアルではないマスコット的なものを作ってみました。
職場の同僚から手作りのビーズのストラップを頂いたので、そのお礼にプレゼントしました。
リアルなものは、とにかく本物に忠実に作れば良いのですが、
マスコット的なものはディフォルメの仕方にセンスが必要なので苦手です。
なのでマスコットタイプと言いながら、その手のものの中ではかなりリアル寄りな造りになっています。
マスコット的なものだとあまり見かける事のない耳毛が植毛してあります。
ヒゲはリアルになりすぎないように、いつものテーパー毛ではなく、
100均のお掃除用のブラシの毛を切ったもので、
下に垂れ下がるようなカーブは付けずストレートのままです。
目は100均のセリアで見つけたこんなのを使いました。
目が4つ、鼻が2つ入っていて、これ1つで2匹作れます。
鼻は少し大きすぎるように感じたので、今回は使いませんでした。
ケースもセリアで買った物で、撮影し忘れましたが、ちゃんとフタ付きでホコリをかぶる事無く飾っておけます。
顔に対してケースが大きすぎて、そのまま入れただけだと例の生首感が出てきてイマイチだったので、
またまたセリアのフェイクグリーンと造花でデコレーションしてみました。
こういう所もセンスが問われるので苦手なんですが、検索していろいろな作品を見て、それっぽく作りました。
裏面にはマグネットが埋め込んであって、冷蔵庫なんかにくっ付ける事が出来ます。
が、見栄えが良くなるように裏面にフェルトを貼ったら吸着力が弱くなってしまいました。
ケースにはもう一つ引き合うように磁石が接着してあるので、ケースへの取り付けはしっかりしています。
手乗り写真