この回の村田新三郎は
たみは生麦村から奪ってきた新三郎の子どもを育ててるようで・・・
一橋家の廊下で慶喜が目の前に来るのも気づかないほどの様子で慶喜に呼び止められて
「ご無礼申し訳ござりませぬ」とひれ伏すたみに
慶喜は泣いている訳を問いただすのだけどたみは何でもないと言う
「暫く顔見せぬから如何したのかと・・・何があった?子は元気か?」と問われてたみは
「唯悲しいのでござります」と
「困ったものじゃ」と慶喜・・・奥はみんな悲しい事が多いようですね
慶喜はたみに悲しい毎日なら水戸に戻って
「・・・余の為に働く気はないか?」と
大変な事になってる水戸の下々の間で見聞きしたものをいち早く伝えるように仕事を指図し
新三郎は死んだものと思えと言って聞かせるけどたみは水戸には帰りたくないと
「今しばらく此処において下さりませ・・・」と 新三郎を待ちたいと言いますが・・・
新三郎とみよは生麦村を出て鎌倉に移り住んでいたようです
何か新三郎は働いていないようで、みよが住み込みで働く店に来て
『呼び出してすまない』と みよが今日はコレだけってお金貰ってるみたいね
『申し訳ない お前が住み込みだから・・・火が消えたようだ』
「辞めれば食べられないし・・・でも辞めようか?」
『今日にも又仕事口を見つけるから・・・申し訳ない』
みよは気にしないでと まあ二人はラブラブですねぇ~
「二三日我慢して辞めるから」とみよは言うんだけどね

新三郎がみよと別れて戻ろうとするときに

「新三郎ではないか?」と呼び止められて

『松之介か?広木か?』と 水戸藩士に出会って・・・

「わしらは戦った・・・桜田門外に井伊を襲った我ら水戸藩士達は
みな斬り死にし、首を刎ねられた
わし一人が未だ生き恥をさらしておるのじゃ
何をしてもこの世は変わらぬ 変わらぬ」と桜田門外のことは忘れられたと

「その方の様に、わしも武士など早々に捨ててしまいたかった
何も変わらぬ」と新三郎の前で言い捨てるけどね
そんな事を聞かされちゃった新三郎の気持ちは

刀を抜いてどうしょうと・・・思い詰めちゃってるじゃない
「新三郎」ってみよが店を辞めて帰って来たよ~

「如何したの?」
『こんな暮らしを続けていて良いはずが無い 離せ・・・』と
水戸藩士の広木松之介が自害して果てたと

『お前の知らない男だ 俺の幼馴染だ
井伊大老に天誅を加えた男の一人だ』

『松之介達は天下の為に命を投げ出した
自分の都合など考えなかった 俺は何だ・・・』と自分ことしか考えてないと
『天が松之介を送って寄越したんだ
水戸に戻る・・・水戸へ戻るぞ
こんな暮らしをしていてはいけないんだ
自分のことばかり考えていてはいけないんだ』幼馴染の自害を知って思い詰めたかな

「一緒に水戸へ行きます」とみよも言っちゃってるけどね~
まあこの先良いこと無いように思うんだけどな~