F log
ドイツ地方警察装備の変遷 6 より続きます。
※ LE とは (Law-Enforcement) の略で日本語で言うと法執行機関です。
代表的な法執行機関は警察で、F のコスプレは ドイツ地方警察特別出動コマンド(SEK) という部隊です。
あくまで「風」ではありますが、前回までで銃器や装備に関してはある程度雰囲気が出てきたように思います。
しかし以前より最難関として立ちはだかっているのはドイツ LE の特徴的なバイザーヘルメットです。
代表的な 2 つ、上のフレック迷彩カバーは AM95、下の黒カバーは ZENTURIO 05 です。
どちらもドイツ警察のヤバめな仕事をする方々に使われています。
所持している 2 つのプライマリー、MP5 と MP7 の両方ともバイザーヘルメット対応のストックにしてその時に備えているのですが。
AM95 の方か極稀にオークション等に登場することもありますが、ZENTURIO 05 に関してはその影すら見えません。
その頃、ドイツの一部地方警察を中心に脱バイザーヘルメットの装備が見られるようになりました。
写真はミュンヘン中央駅でテロ警戒中のバイエルン州警察 SEK です。
左の方は ZENTURIO の新しいタイプのバイザーヘルメットですが、右の方は Ops-Core のヘルメットを被っています。
アイシールドは見当たりませんのでどうするのかと思ってました。
そしたら別の写真でスミス・オプティクスのブギーをヘルメットの上に載せている例が見られました。
もちろん本命はいまでもバイザーヘルメットなんですが、このまま手に入らないのでは‥という恐怖心が常にあります。
なのでとりあえず Ops-Core のレプリカを入手してコムタックとの相性を見てみたいとアキバへ出掛けたのでした。
※伊勢志摩サミット開催直前であり最近女性アイドルが怪我を負うという事件もあったからか、秋葉原の街は警察官だらけでした。
その事にかけて銃を携帯していなくてよかったなどと冗談めかして写真付きのツイートしてしまいました。
結果、TL 上で厳しい御指摘を多数頂きました。
今回の件を反省し、誤解を招くような発言は慎みたいと思います。たいへん申し訳ありませんでした。
秋葉原の駅からウィリーピート、ゲロバナナ、S&G、といつもの巡回コースを辿り、サイドアームズにやって来ました。
いつもお世話になっている O さんに MP7 の進捗状況を確認、マガジン加工も含め些少ですが内金を預けて来ました。
向かいのカレー屋さんで昼食を摂ってから、エチゴヤに行きました。
RICOH GR
購入したのは Ops-Core のレプリカで、穴のないバリスティックタイプです。
色は悩んだのですが FG や TAN にすると黒装備から浮きそうで、かといって装備を茶系に更新するのは難しいです。
なので無難ではありますが BK としました。
レプリカなので 5,800 円というありがたい価格でした。
それにヘルメットカバーを被せました。
これは黒に見えますが、A-TACS の一種らしく微妙に迷彩が入っています。
そしてバイエルン SEK でも使用例があったブギーをベルクロ+ゴムひもで取り付けました。
RICOH GR
後頭部のベルクロ止めから伸ばすこのゴムひもが高いんですよ。
スミス・オプティクス純正とはいえ、レプリカのヘルメットとほとんど変わらない価格でした。
手持ちブギーのバンドを外してひもを通して装着完了です。
ブギーはクリアとグレイの 2 種類ありますので、面倒ですが付け替えは可能です。
RICOH GR
左はバラクラバにヘッドセットの前回仕様。
右はその上から今回のヘルメットを被った状態です。
心配していたサイズは、後頭部でのダイヤル調整にかなりの幅がありなんとかデカい頭が収まりました。
インナーパッドはベルクロで調整できますので、ヘッドセットのバンドを上手くかわすことが出来ました。
いちばんレプリカらしい部分はチンストラップですね。
写真ではヘッドセットとの関係がまだ上手く行っていませんので調整が必要です。
RICOH GR
トップ写真の様に、またバイエルン SEK 諸氏の様にブギーを上げていればいいのですが、実際に装着したのが右です。
じつに怪しいですね。やはりレンズはクリアでしょうか。
RICOH GR
左斜め後方からですがベルクロがもったいないのでしつこく POLIZEI パッチを貼りました。
ブギーのベルクロはここから側頭部を通って延びています。
パッチの下にある大きなダイヤルである程度のサイズ調整が出来ます。
F の場合はもちろん最大にしてあります。
各種レイルアタッチメントも附属しており、ゴーグルの装着パターンはたくさんあります。
でもブギーのゴムひも伸ばしをやってみたかったのです。
RICOH GR
真後ろです。
コムタックの下部分が広がっているのでちょっとおもしろい造形ですね。
RICOH GR
レプリカのサイズを心配していましたが、なんとか収まりました。
コムタックとの関係も無理はないし、チンストの取り回しを上手くやればいけそうです。
ブギーとの関係も良好で気に入りましたが、バイザーヘルメットは諦めずに今後も探し続けます。
いつの日か 「いや~バイザーが重くて疲れるわ」 と言ってみたいものです。
ここからおまけです。
3 月中旬に渋谷で K-Ballet「ドン・キホーテ」 を観ました。
舞台の前、老眼鏡が壊れて飛び込んだ渋谷の眼鏡店で一目惚れして衝動買いしたのがこのサングラスです。
RICOH GR
イタリアのブランド POLICE の偏光サングラスです。
まぁポリ‥とつけば手が伸びますよねぇ。
RICOH GR
シンプルでオーソドックスなスタイルなので使いやすいです。
先日、クルマで千葉県を横断したのですが、ピーカンの天気にこのサングラスをかけて運転がとても楽でした。
RICOH GR
イタリアなのに何故 POLIZIA じゃないんでしょうかw
まぁワールドワイドな展開を求めればこうなるのが必然でしようけれど。
眼鏡店の店長さんによれば、日本の警察関係の方々も結構買われているとのこと。
国は違えどなんちゃって警察コスプレイヤーとしてもやはり手を伸ばさないわけには参りません。
以前から運転用のサングラスが欲しかったのですが、なんとなく買いそびれていました。
強烈な動機付けによる衝動買いでしたが、軽くて非常に見やすいのでオススメです。
2016 年 5 月 24 日 追記
やはり室内で仕事する場合が多い方々ですのでスモークのブギーじゃ不都合かつ怪しい・・・ということでクリアに変更しました。
RICOH GR
この傷だらけのブギーは実際にサバゲーフィールドで愛用していたものです。
曇り対策としてベンチレーションの調整は外してしまいました。
あれれ、左サイドが何故か出っ張ってますw
RICOH GR
せっかくのレイルシステムだからとインフォースのウェポンライトを取り付けてみました。
BW の方々が装着していてカッコイイと思っていたので、この機会に真似させて頂きました。
結構視線の先を照らしてくれますし、X300 や TLR シリーズと違ってスイッチが単純なのでブラインドで操作しやすいです。
左右どちらのレイルに取り付けるのがよいのかはわかってません。
まぁそこにレイルがあれば載せたくなるのが性というものです。
でもなんだかどんどん独 LE から離れていくような気もしてます。
あまり暑くなる前に全身装備をつけてみたいと思います。
専属の F 嫁カメラマンがいるタイミングで。
2016 年 5 月 24 日 追記 2
ブギーだとばかり思い込んでいたのですが、どうやら別の製品だったようです。
うーむ、人生は厳しい…
番外編 : VFC MP7A1 バイエルン州警察 SEK 仕様へ続く