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F & F嫁の “FFree World”

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LEICA M-E

2013年01月09日 | Digital Photo

F log













EOSKiss ( EF ) → EOS55 ( EF ) → EOSIXE ( EF ) → EOS1V ( EF ) → E1( 4/3 ) → E300 ( 4/3 ) → E330 ( 4/3 ) → E3 ( 4/3 ) → K5 ( K ) → R-D1x ( M ) → GXR ( M ) → 




F が使ってきたレンズ交換式のカメラ/マウントの変遷です。
いや~人に歴史あり。
1V で銀塩に別れを告げたのはいいのですが、デジタル時代の先駆は何故か EF から離れてフォーサーズに。
E1 のスタイルは確かに魅力的でした。
ニコン・キヤノンの二大勢力を脅かすのではないかと。


その後、特に最近では迷走を続けてますね。
いまでも K マウントを短期間で手放したことに関しては胸が痛みます。
しかしそれだけ 先祖返り ともいうべき レンジファインダー が魅力的に見えたのです。


R-D1 は存在感あふれるスタイルといい凝ったギミックといい、並ぶもののないカメラでした。
ただどうしてもシャッター音が好きになれませんでした。
手動のシャッターチャージは楽しかったですけどね。


GXR はその秀逸な UI も含め、これからも使い続けていきたいカメラです。
M マウントユニットも静謐なシャッター音、フォーカスアシスト機能、サイズからしても充分な性能を持っていました。




唯一、APS-C サイズのセンサーであること以外は。




M マウントのレンズ資産がありフルサイズのセンサーを望むのなら、選択肢は本家 LEICA にいくしかありません。
昨年 3 月に フルサイズの誘惑 というブログ記事を書きました。
苦労して入手した現行ズミクロン 35mm ( R-D1 だと 50mm 強の標準レンズ ) F2 の魅力に開眼し、レンジファインダーを再評価した頃ですね。


その後は現行ズミルックス 50mm ( 同 75mm の中望遠 ) F1.4 で行末は決定的になりました。
M マウントで行こうと。
そしてどうしてもその焦点距離をレンズに表記された数字と合わせたくなったのです。


そのタイミングで M-E の登場です。




昨年はストレスの多い年でした。
その反動ということにしておきましょうw
それでも M9-P は無理でした。
黒ボディに赤バッジなし、軍艦部上のロゴはたいへん魅力的でありましたが。


M-E の E はエコノミーの E とも揶揄されますが、シンプルでいいじゃないですか。
新型の M が ライブビュー込みの CMOS センサーを採用したのでフルサイズ CCD は貴重です。


いずれにしても M-E ボディは 2012 年クリスマス直前に我が家にやって来ました。




割賦で。




もうマウントで迷うことはないでしょう。
今後は M-E / M レンズ達とスローなカメラライフをまっとうしたいと思います。








RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


M-E と M マウントレンズ 3 本です。


ボディに装着されているのは昨年導入した標準レンズ中の標準レンズ、ズミルックス 50mm F1.4 ASPH. です。
右は以前から使用していたズミクロン 35mm F2 ASPH.、左はフォクトレンダーの SWH に替わり導入したウルトロン 21mm F1.8 ASPH です。
ストラップは R-D1 に用意したアルチザンアーチスト製のものです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


M-E の特徴は アンスラサイトグレイ と呼ばれるボディ色ですね。
もともとシルバー系は好きではなかったので、M9-P にしても好みはブラックでした。
このグレイ、ミリヲタには馴染みの深い ジャーマングレイ のイメージですね。

一部には不評のようですが、その少し青みがかったグレイはミリヲタとしてまったく抵抗ございません。
むしろ好ましいです。
ライカの赤バッジは不要だと思いますが、テープで隠すまではしないでしょう。

黒ボディにシルバーレンズは少々浮いた感じになりがちですが、M-E に関しては操作系がシルバーなため銀レンズでも違和感は少ないといいます。









RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


広角レンズとしてコンパクトで素晴らしい写りだった SWH 15mm F4.5 からリプレースしたのはファインダーのせいでもあります。
このフォクトレンダーのコンパクトで魅力的な外付ファインダーは、R-D1x / SWH コンビのために以前から使っていたものです。
SWH は APS-C 換算ですと 22.5mm の広角レンズとなります。
このファインダーは 21mm / 25mm 兼用で、21mm のブライトフレームやや内側をイメージして使用していました。
トップ写真でふたつのブライトフレーム下側が写っていますね。


M-E は 28mm のブライトフレームに対応していますが、目を思いっきり近づけないとフレームが確認しづらいです。
20mm 前後の広角に慣れていた ( 使いこなしているのわけではないw ) ので、SWH からウルトロン 21mm へと換装しました。
ボディのファインダーで合焦させ、外付ファインダーでフレーミングします。
SWH に比べかなり大きく重くなりましたが、その存在感と外付ファインダーとのマッチングという面では満足です。
デザインがもう少し‥というのはしかたありませんね。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


外付ファインダーをシューに装着するにあたり、問題となったのはサムアップでした。
このカーブしながら横に伸びる黒い物体がそれです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


デジタルの M ボディを手に取ったことのある方ならおわかりかと思いますが、とにかく指が引っかかる場所がありません。
このようにしてホットシューに装着したサムアップに右手の親指を引っ掛けると格段に安定します。
ここを支点に片手でも支えられるほどです。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO


そのためシュー付きのサムアップを選択しました。
多少腰高になってしまうのはやむを得ません。
ボディのシューに直接外付ファインダーを付けられれば スッキリ するのですが。
まぁそれを我慢させるほど、サムアップの効果は高いということでもあります。










RICOH GXR / GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO






M-E ボディ、そして 21mm、35mm、50mm と 3 本の M レンズをもってライカライフがスタートしました。
デジ一、ミラーレスと最新のカメラはどんどん技術革新が進み高速化しています。
そんな中、MF でのんびり撮ろうというのですから我ながら奇特なことです。


ご承知の通り、M マウントの MF レンズは星の数ほど存在します。
現行非球面でなくともそれぞれ魅力的なレンズ達です。
そのほとんどすべてが装着可能な M マウント。
視力矯正した上でファインダー内の二重像を合わせることが出来るうちはレンジファインダーで頑張りたいと思います。









LEICA M-E / LEICA SUMMILUX-M F1.4 50mm ASPH.





暗中模索、紆余曲折の末、阿鼻叫喚wを経てようやくマウントが落ち着きました。
長い遠回りと散財でしたが、それも経験のうちと前向きに考えます。
後は写真を撮るだけですね。
















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4 コメント

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いや~ (かめきちパパ)
2013-01-09 00:28:53
新年、明けましておめでとうございます
って遅いですが(笑)

お久ぶりでございます
ついにって感じですね!!
素晴らしい写真、楽しみにしております

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かめきちパパさん、こんばんは!! (F)
2013-01-10 20:09:21

ご挨拶が遅くなりましたが本年もよろしくお願い致します。
 
いや~やっちまいました。
かめきちパパさんに「買うのでは?」とツッコまれて必死に否定していたのも今や昔。
まぁなるべくして成ったというか詰んだというかw
全世界ライカユーザーの最末席ではありますが、一枚一枚気持ちを込めて撮りたいと思います。
また見に来ていただけたら幸いです。


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Unknown (Hundemama)
2013-01-14 06:01:44
旦那に見せたら、早速ウェブで調べた値段に顔が凍ってました。
返信する
Hundemama、こんばんは!! (F)
2013-01-17 23:03:50
 
まぁ凍るよなw

もっとも今まで多種多様なカメラにつぎ込んだ金額はもっと…
最初からここに逝っちゃえば早かったのにねぇ。


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