F & F嫁の “FFree World”

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西遊記 ⑦ 清く正しく美しく

2008年05月13日 | F嫁のここだけの話

F 嫁 log


さて、大阪での二日目。
阪急梅田駅から宝塚へ向かいました。








そして、終点の宝塚。
駅を降りて、まっすぐ歩くと「花の道」







道の右手には武庫川が悠々と流れ、川向こうには風情ある温泉旅館が。
左手には、スペイン風のマンションと店舗。
想像通り、ゆめゆめしい場所。
でも、こじんまりとして、のどかで、なんとなく誰もがほっとしてしまうような雰囲気が漂っています。

花の道を向かい側から来る女性・・・姿勢が良くシャツの襟を立てて歩いていきます。
「なんだか、みんなOGに見えるのだけど・・・」とF。







いよいよ宝塚大劇場に到着。ここまで駅から約10分。
大劇場横のチケット売り場にて予約チケットを受け取ります。
着いたのは10時前。公演は13時からなので、近辺を散策することにしました。








劇場周りの遊歩道に置かれた彫像。後ろに見えるのは飲食店。ポスターがタカラジェンヌさんばかり。










花の道を行ききり、宝塚大橋の手前には、手塚治虫記念館。
そこでは、修学旅行生と一緒になりました。
展示物を男子生徒が真剣に見ています。








隣接する宝塚ガーデンフィールズ。
ファミリーランド跡地です。







黄色と紫が中心色になっていました。
もっこう薔薇で覆われた橋もありました。










そろそろ時間なので、宝塚大劇場に戻ります。
またまた彫像。もちろん、オスカルとアンドレ。






今日の演目は 「ミー&マイガール」






ロンドンのミュージカルを宝塚版にしたものです。
とても人気がある演目で、宝塚では再々演のもの。
前回は天海祐希の引退公演と重なり、彼女の当たり役でもあるだろうとされた為、
チケット争奪戦になりました。
我が家にはそのビデオがあって、実は結婚当初 F は見ているはずなのですが・・・。








開場前の劇場入り口。
空調から薔薇の香りのようなアロマが絶えず流れています。







ロビー。








横の階段から。








2階。





いよいよ、始まります。


1930年代のイギリス。
死んだ当主の遺言で、1人息子のビルがヘアフォード伯爵家を継ぐことになった。
が、彼は下町ランベス育ちで礼儀作法とは無縁の青年。(落とし胤なのである)
そして、同じ街の魚市場で働く娘サリーと恋仲。
遺言執行人である叔母のマリア侯爵夫人は、ビルを貴族の世継ぎに適うよう教育することにする。
そのために、サリーとの仲を裂こうとする。
が、ビルは耳をかさず、マリアは悪戦苦闘。
ただ、少しずつだが上流社会になじんでいくビルの姿を見たサリーは身を引こうと決意する。
ビルの前から突然消えるサリー。
ビルは探し回るが見つからず、遂に世継ぎの権利を棄て、ランベスに帰る決心をする。
その時に、1人の貴婦人がビルの前に現れる・・・それは大変身したサリーだった。





昨日の連隊の娘 ではないが、このミュージカルにも悪人が出てこないのです。
舞台にはドタバタが繰り返されながらも、愛に溢れています。
見ている人はなんだかハッピーになって劇場をあとにするはずです。


Fは・・・ミュージカルの歌の部分が弱いらしく・・・歌が始まるとグ~
もちろん、ビデオの記憶もなかったらしいのです・・・
ただ、最後の最後に出てくる大階段。そして、途中のラインダンス。
その時は、ぱっちり眼見開いて見ておりました。







途中休憩中に劇場を出たところのフードコートにて食べた明石焼きとたこ焼き。
刻み海苔でした。






とても楽しかった宝塚の一日。
駅前に高齢者用のホームを発見。
「老後ここに住んだら、毎日、宝塚に通えて幸せだろうな」
なんて、5分ほど夢を見た脳天気な私でした。

さて、この夜はまたまた食の達人とともに至福の時間を過ごすのです。






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8 コメント

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憧れますよね~ (F嫁)
2008-05-16 13:31:28
ライスさん

大地真央さん、お綺麗ですよね
でも私は真央さん活躍中の宝塚を見ていないのです。
残る映像を見てはあまりの素敵さに(時よ戻れ!)と思うのです。
見始めた頃は、涼風真世さんトップで天海さんが二番手でした。
天海さんはとにかくキラキラしていて舞台に立っているだけでウットリしてました。

宝塚大劇場は意外と男性が来ていました。
ただ大半が我が家のように(彼女か奥さんに連れてこられてしまった)という感じでした。

「あの人もボクのように拉致されてきたんだね」なんて物騒な言葉を吐くFでした
返信する
やっぱり憧れます~♪ (ライス)
2008-05-15 22:49:05
F嫁さんこんばんは^^ 体調は戻られた様ですねっ よかった 宝塚は憧れでしたぁ 私はやっぱり大地真央さんかなぁぁ あとは美しすぎる天海祐希さん ジェンヌになれるものなら・・と夢を日が懐かしかぁぁ~~ そしてそして! スヤスヤしながらも、よくぞF氏が同行してくれたのも微笑ましく、また、羨ましく 鳩ぽっぽさんに笑いながら・・・でした 充実した楽しい旅行だったのですねェェ~^^
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さすが~すてき~ (F嫁)
2008-05-14 00:01:04
genovaさん

お気遣いいただきありがとうございます。
logを久しぶりに書く予定の日に熱発し、Fに知恵熱疑いをかけられる私。
う~ん、悔しい。日頃の行いが悪いせいですが・・・

Me and my girlをロンドンで見てらしたのですね。素敵です♪
ロンドンではアカデミー女優のエマ・トンプソンがサリーを演じ大ヒットを飛ばしたそうですね。
(調べたら出てきました。またまた驚く私)
たぶん、その後すぐに宝塚で初上演したのでは・・・と思います。

現在の宝塚大劇場は2500席のキャパがあり、東京公演も増えたことから、当日券もとり易くなっているそうです。

宝塚線はお山をずっと登っていくような感じで走ってました。
美しい風景が続きましたよ。あんな素敵な場所にゆかりがあるなんて羨ましいです。
返信する
鳩も宝塚っぽい? (F嫁)
2008-05-13 23:44:37
ヤマモさん

お久しぶりです。元気ですか?
宝塚、いつか機会があれば是非行ってください~駅を降りると魅惑ワールドです。

たこ焼きは美味しかったです。
大阪ではどこで食べても美味しいの。
以前、東京に引っ越してきたばかりの大阪の人が
「この値段でこの味でどうしてお店がやっていけるのだろう」
とつぶやいていた訳がわかる気がしました。

それから、今、気がついたのですが、写真の鳩、なんだか付け睫毛をしているような顔してませんか?
返信する
キラキラなシャンデリアでした (F嫁)
2008-05-13 23:37:43
Madokakipさん

>わしらは宝塚を応援するんじゃ!
感じます、感じます、感じまくります(笑)

この大劇場は1993年に建てられ(建替え)たそうです。
震災時、被害を受けていますが復興しています。

表玄関から、ホール入り口までの間に「売店」(←複数いや多数)「フードコート」「レストラン」「喫茶店」
それはそれは沢山あり、ひとしきり私エンジョイしました。
もちろん、その間もFはロビーのソファーですやすや。

夫婦とも関東・東北ルーツなので、関西には大きな憧れがあります。
美味しい、美しい、楽しい・・・を、より直接的に表現する大阪文化に触れた三日間は開放的な気持ちになり本当に楽しかったです。
返信する
Me,too! (genova1991)
2008-05-13 18:27:21
お風邪から回復されたようで、安心しました。
このところ寒いので、無理なさいませんように!
Me and my girl は20年ほど前に(爆)ロンドンで見ました。その後宝塚のレパートリーになっているので、ちょっとびっくりしたこともあります。
「やはり日本人好みなんだ!」と、、、w

当時はレ・ミゼラブルがヒットしていて、チケット入手困難だったのですが、何故私がこのミュージカルを選んだのか?多分ストーリーが分かりやすいので、英語でも困らないだろうと思ったのだと思います。その前にエビータを見て英語がチンプンカンプンで筋全滅だったのに懲りたのでしょうね。あ~懐かしい(笑
ホント分かり易くて英語でもちっとも困らなかったですわ~♪今でも当時のパンフはありますのよ。記念品(笑

その時に泊まったホテルはFさまご夫妻が宿泊された超高級ホテルのすぐ近くの安ホテルでした。あの地域で安いというのは、部屋が極狭で、スーツケースを2つ広げると足の置場がなくなって(爆)ベッドの上を歩いたのを思い出します。ホントの話(笑

宝塚は震災前に行ったきりです。あまりにも昔過ぎて思い出せません。大劇場で当日券はないかと覗いたのですが、もちろん売り切れ退散でした。
私の父はこの沿線の生まれ育ちなんですよ~♪古い話を山ほど聞かされたことがあります。宝塚線は阪急の創業の地ですから~♪

オスカル&アンドレ像&鳩の写真がとっても素敵ですわ~楽しい1日を過ごされて良かったですね。
返信する
Unknown (ヤマモ)
2008-05-13 11:00:56
わ~い、お久しぶりです、こんにちは~
お元気ですか?
宝塚・・・私は、まだ一度も行った事がありませんが、興味が沸いてきました!!
たこ焼き、美味しそうですね~
オスカルとアンドレの像に鳩がのっかってるのを見て、思わず吹き出してしまいました。
ベストショットです(笑)
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おっと!! (Madokakip)
2008-05-13 04:44:41
次々に現れる原色使いのアイテムに圧倒されまくってます。
いちいち何もかもが濃いですよね。
(あの水上バスのデザインもすごかったです!)

私、ディスクローズしてしまうと、実は10歳まで大阪に住んでました。
両親はこてこての大阪人。
(なので、京都のいけずに、大阪の何でもはっきり言う路線までが、入り込んでしまっており、
ゆえにタクシーの運ちゃんにも喧嘩を売ってしまうイヤな人なのです。)
しかし、自分が住んでいるときには、こんなに大阪が独自の文化臭を放っているとは、
想像だにしませんでした。ラブリーです。

驚いたのは、しかし宝塚の劇場です。
すごい!!何だか、日本のほかのどの劇場よりも、
華やかな感じがしませんか?(あくまで関西テイストは感じられるものの、、)
わしらは宝塚を応援するんじゃ!(どこの人、、?)という、
支援する人のパワーすら感じますね。やはりラブリーです。


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