F log
コツ、コツ、ドスン・・・ コツ、コツ、ドスン・・・
夜な夜な F 嫁の部屋から聞こえる不気味な音です (笑)
下の階の○○さん、申し訳ありません
というわけで、念願のポワント(トウ・シューズ)を購入した F 嫁ですが、
いつグキッ とやるかたいへん心配しております。
さて、そのトウ・シューズですが、撮影の時に初めてじっくり見ることが出来ました。
バレエに興味あり、といってもトウ・シューズに触ることなどありませんでした。
男から見たポワントの雑感を少々・・・
ソール(?)部分はメッチャ硬い
全体重が乗ることもあるのですから当然ですが、イメージ以上に硬い。
両手でグイグイ曲げても少ししか動きません。
ドキュメンタリーフィルムでダンサーが靴底をコンクリなどに叩きつけているのを見て
そりゃやり過ぎだろうと思ってましたが、それくらいやらないと影響を与えられませんな。
この硬い物体が1公演にしてダメになる?
ピカピカしてキレイな F 嫁のトウ・シューズですが、所詮は消耗品。
プロダンサーのドキュメンタリーなど見ていると、リハで1足、ゲネで1足、消耗して、
本番も各幕ごとに変える場合があるとか。
まぁそれだけ激しく、限界まで使っているからなのでしょうが、信じられません。
ズバリ、痛そう・・・
当然、F の足は入らないのですが、手の指を入れてトウ立ちしてみたところ、痛いです。
つま先に入れるプロテクターのようなクッション材がありますが、それでも痛いです。
これで片足に全体重がかかったら、と思うと恐ろしいですね。
意外と華奢な部分も
バレリーナの脚に優雅に巻かれたリボンですが、トウ・シューズについている部分は
縫いもシングルで意外と華奢。やはりあのリボンは補助なのですな。
一方、バレエ・シューズでいうところのゴムは、かかと部分についていて、これも不思議。
足音はするだろう
硬いに順ずるお話ですが、このシューズと舞台の床が当たったらコツコツしない方がおかしいです。
つま先もかかともコッチコチなのですから。
メーカーや材質の違いもあるでしょうが、それでも音がしない(小さい)ダンサーは驚異的です。
ここでひとつ考えたことがあります
女性がバレエを習っていく上で年齢には関係なく、トウ・シューズという大きな関門にぶち当たります。
プロのダンサーを目指す者にとっては当たり前ですが、大人から始めたクラスでも憧れであり、
目標でもある場合が多いでしょう。
ただそれはかなり大きな山で、乗り越える・・いや中腹まで行くだけでもかなりの努力を要します。
翻って、男性はトウ・シューズを履きません。(ウラディミールやジョゼは好きなようですが )
女性のように大きな山というか障害というか、ステップはないのでしょうか?
いや、あります!
それは、ひらひらブラウスと白タイツです
これはポワント以上にキツイ。登山道に到着する前にギブです
トップのgifは DANCE FACTORY 様よりお借りしました。
特別出演 ボリショイ・バレエ プリンシパル ニコライ・ツィスカリーゼ 様
>11月は劇場でひらひらブラウス&白タイツで会いましょうよ!
ダメです。スネ毛がはみ出すから(爆)
それにしてもツィスは毛深いはずなのにどうしてるんでしょうね。
やはり脚は剃っているのかなぁ
なるほど蒸気に当てるといいのですね。
まぁ仰るとおり、最初は試行錯誤だと思いますから、生温かく見守っていただけたら幸いです。
ファーストシューズがずっともったりして・・・
いろいろな情報ありがとうございます
今から32回転するわけでもなく、カルチャーのクラスでのんびりとやると思います。
もちろん先生がキチンとご指導くださって安全にですね。
やはりそんなに「履き潰す」んですね。
わかっていてももったいないです。
キレイなまま飾っておきたい気もします
なんて冗談(でも少し本気)ですけど
トゥ・シューズの裏の固い部分はよく手でぐいぐい曲げているのを見ますが、やかんの蒸気に当てながらやると形がつきやすくなります。但し皮の色は変わっちゃいますけどね。。。
でもこれだけでものすごく履きやすくなります
いずれにせよファースト・シューズですから試行錯誤しながら自分の履きやすい形に持っていってくださいね~
あのサディスティックな履物に
挑戦されることは、かなりな決意がいる
ことと思われ・・・・・
娘たちの足は、凸凹&スジスジになっていて
とても可愛いとは言い難いものです。
足にもよるのですが、今回の発表会用にも
「10足履きつぶしたよ」とのことです。
テクニックには硬いほうが
ジゼルやシルフの時はクチャクチャにしたりして
調整するようですよ。
音は、体が引きあがっていると
比較的しないようです。
ともあれ、お怪我のないよう
楽しんで下さいませ。