経済なんでも研究会

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死者が語る コロナ肺炎の危険度 (88)

2021-11-20 08:12:13 | なし
◇ 韓国で重症者が急増 = 世界の感染者は累計2億5502万人、この1週間で459万人増加した。死亡者は512万4079人で5万1397人の増加だった。感染者の増加数は8月末以来の大きさ、死亡者数も前週に続いて5万人を超えている。したがって世界全体の状態は悪化、特にロシアとヨーロッパ諸国の状況が悪い。またアジアでは、韓国で重症者数が急増したことが目立つ。

国別の死亡者数をみると、アメリカが累計76万人台で最も多い。次いでブラジルが61万人台、インドが46万人台、メキシコが29万人台、ロシアが25万人台。あとはイギリスとインドネシアが14万人台、イタリアが13万人台、イランが12万人台、フランスが11万人台となっている。ヨーロッパ諸国での再拡大が顕著で、行動規制を実施した国も多い。

アジアでは、韓国の状態が急激に悪化した。感染者の増加は1日3292人で過去最大を記録。重症者も累計5022人と過去最大に増え、ソウルのICU使用率は80%を超えた。ワクチン接種率が78.5%と高いのに状態が悪化したのは、接種から半年以上が経過した高齢者が免疫力を失ったためではないかと分析されている。

日本の感染者は累計172万5715人。この1週間で1118人増加した。死亡者は1万8340人で、前週より19人の増加だった。感染者も死亡者も、驚くほど減少している。ワクチン接種率は75.74%に達し、政府は行動規制をほとんど解除した。しかし日本の場合も、高齢者の多くが接種から半年を経過している。韓国の例もあることだし、決して油断はできない。

        ≪19日の日経平均 = 上げ +147.21円≫

        【今週の日経平均予想 = 3勝2敗】     


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