◇ 市場は早々に休みムード = ダウ平均は先週585ドルの値上がり。中国が利下げしたというニュースで、週初は400ドル以上の下げ。しかし、あくる日には500ドル以上も反発した。なにしろニューヨーク市場の待機資金であるMMFは4兆6360億ドル(530兆円)もあるから、株価が下がればすぐ出動する。ただし株価の乱高下はここまでで、市場は週の後半から休みムードに入ったようだ。
日経平均は先週237円の値上がり。ニューヨークと同様、月曜日は600円以上下げたが、火曜日は600円近く戻している。その後はやはり休みムード、出来高もぐっと縮小した。そのせいか、総額107兆円を超える来年度予算案が編成されても、来年度の予想成長率が3.2%に上方修正されても、株価は反応しなかった。
ウオール街では、新年の株高スタートを期待する声も強い。多くのファンドが戦略を見直し、株を買ってくるというのが根拠のようだ。しかし世界にオミクロン株が拡大し、各国政府は新年早々にも規制を強化することになりそうだ。そういう状況で、積極的に買えるかどうか。投資家は正月休みのうちに、じっくり考えることになるだろう。
今週は27日に、11月の商業動態統計。28日に、11月の労働力調査と鉱工業生産。アメリカでは28日に、10月のFHFA住宅価格。29日に、11月の中古住宅販売。また中国が31日に、12月の製造業と非製造業のPMIを発表する。なお30日は大納会。1月1日には、RCEP(東アジア地域包括経済連携協定)が発効する。
≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均は先週237円の値上がり。ニューヨークと同様、月曜日は600円以上下げたが、火曜日は600円近く戻している。その後はやはり休みムード、出来高もぐっと縮小した。そのせいか、総額107兆円を超える来年度予算案が編成されても、来年度の予想成長率が3.2%に上方修正されても、株価は反応しなかった。
ウオール街では、新年の株高スタートを期待する声も強い。多くのファンドが戦略を見直し、株を買ってくるというのが根拠のようだ。しかし世界にオミクロン株が拡大し、各国政府は新年早々にも規制を強化することになりそうだ。そういう状況で、積極的に買えるかどうか。投資家は正月休みのうちに、じっくり考えることになるだろう。
今週は27日に、11月の商業動態統計。28日に、11月の労働力調査と鉱工業生産。アメリカでは28日に、10月のFHFA住宅価格。29日に、11月の中古住宅販売。また中国が31日に、12月の製造業と非製造業のPMIを発表する。なお30日は大納会。1月1日には、RCEP(東アジア地域包括経済連携協定)が発効する。
≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
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