◇ 女性と文科系は新記録 = 文部科学省と厚生労働省の共同調査によると、今春卒業予定の大学生の就職内定率は昨年12月1日時点で85.0%に達した。前年の同じ調査に比べて4.6ポイント上昇、この調査を始めた1996年以来の最高を記録した。人口減少による人手不足に加えて、企業の収益が高水準を維持していることの反映だと考えられる。
同調査によると、今春卒業予定の大学生のうち22%は就職を希望していない。就職内定率は、希望した大学生のうち就職が内定した人の割合。近年は11年3月卒業予定者の68.8%を底に、6年連続で上昇している。地域別にみると、関東地方の88.3%が最も高く、次いで近畿、中部、北海道・東北、九州の順。中国・四国は78.6%で最も低かった。
男女別では、男性の内定率が83.1%なのに対し、女性は87.2%と相変わらず高い。これを国公立と私立に分けてみると、国公立の男性は88.1%、女性は85.6%。私立の男性は81.6%、女性は87.7%となっている。国公立では男性が、私立では女性が頑張った形だ。
また文科系は84.6%、理科系は86.6%だった。相変わらず理科系の方が高いが、ことしは文科系も伸びている。こうした結果を総合してみると、女性と文科系の内定率が過去最高を記録したことが判る。とにかく昨年12月初めの時点で、もう85%の学生が内定を獲得した。残る15%の人も、あせらずにいい就職先を見つけてほしいものだ。
≪26日の日経平均 = 上げ +344.89円≫
≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
同調査によると、今春卒業予定の大学生のうち22%は就職を希望していない。就職内定率は、希望した大学生のうち就職が内定した人の割合。近年は11年3月卒業予定者の68.8%を底に、6年連続で上昇している。地域別にみると、関東地方の88.3%が最も高く、次いで近畿、中部、北海道・東北、九州の順。中国・四国は78.6%で最も低かった。
男女別では、男性の内定率が83.1%なのに対し、女性は87.2%と相変わらず高い。これを国公立と私立に分けてみると、国公立の男性は88.1%、女性は85.6%。私立の男性は81.6%、女性は87.7%となっている。国公立では男性が、私立では女性が頑張った形だ。
また文科系は84.6%、理科系は86.6%だった。相変わらず理科系の方が高いが、ことしは文科系も伸びている。こうした結果を総合してみると、女性と文科系の内定率が過去最高を記録したことが判る。とにかく昨年12月初めの時点で、もう85%の学生が内定を獲得した。残る15%の人も、あせらずにいい就職先を見つけてほしいものだ。
≪26日の日経平均 = 上げ +344.89円≫
≪27日の日経平均は? 予想 = 下げ≫