私が働いている会社はいわゆる大企業なのですが、今、次世代の新製品とそのサービスにともなう大規模なオーガニゼーションの変更があり、最近はミーティング、電話コンフェレンスがしょっちゅうあるのです。
で、きのうは一日中(ランチからディナーまで)ミーティング、ということでした。ランチミーティングは、パワーポイントでのプレゼンテーションで、凝った内容のものは特に見ていて飽きなかったとはいえ、「こんなんが一日続くのか~

」と思うとちょっとうんざりでした。
2時半ごろから移動だったのですが、その移動先がなんと
Exploratorium 。ここはどういう場所かというと、ベイエリアの小学生、中学生たちが学校のフィールドトリップ

で訪れる所。遊びながら科学を学ぼうという趣旨の施設なのです。(ちなみに上の写真は同じ敷地内にある The Palace of Fine Arts です。欧州から出張中の社員が撮った写真です。)
そこには教室と離れて大喜びの子供がいっぱい。ペプシの砂糖でハイパーになって走り回る子供らに翻弄されつつ、「一体こんなお子様のいっぱいいるところで何をするんだ~

」と私たちは頭をかしげているところ、時間になるまでの自由行動をもらったので、適当にエクシビジョンを楽しんできました。いい大人が電気ショックで遊んだり、顕微鏡をみながら雄たけびを上げている姿を見ていた子供たちはきっと「先生~、大きな子供がいるよ~!」と思ったに違いないです。
で、時間がきたのですが、会議の場所とは
Tactile Dome という遊び場。なんと「会議」とは、あたらしいチーム結束力をつけるためにグループで真っ暗な迷路で遊ぶことだったのです。


靴を脱がされ、ポケットを空にしろと指示され、私は上司を含む4人グループで入場。中は真っ暗で何も見えないのです。得体のしれない手触りのものがいたるところにあり、狭いチューブをくぐったり、ぷよぷよする滑り台を降りたり。私のグループは常に先頭の人間が「左へ行け」「四つんばいで歩け」「頭に気をつけろ」と指示をくれたので、すんなり闇からでてこられました。他のグループでメンバーを置き去りにしてさっさとひとりで出てきたやつとかいました。なるほど、こういう輩と仕事でチームを組むと大変かもしれないな、と思いました。
