

週末にお勧めの投資本をまとめているブログを見たので私もそれについて書く事にした。
昔、色々な投資をやっていたが、今はFXのみやっている私の個人的お勧めだ。
主に初心者の人用に書いてみた。
1.金持ち父さん貧乏父さん

これはかなり有名な本なので名前は聞いた事があるだろう。
投資とは事業とは何かという事を分かり易く説明した本だ。
投資を始めるにあたってこれは是非学んで欲しい。
これを知っているのと知らないのとでは投資姿勢に差が出ると思う。
経営者という種類の人間が何を考えているか少しは分かるだろう。
私はどちらかというとこれを読んで真面目に働くのがバカらしくなった。
しかし、それが現実だ。
金持ち父さん貧乏父さん
2.敗者のゲーム

これもどちらかというと投資の思想的なものを解説している。
簡単に言うとヘボがトレードを多くしても負けるだけという事だ。
無駄な取引は止めて最小限にした方が結果的に効率的だ。
インデックスファンドを推奨しているが、他の投資にも応用が効くと思う。
似たような本に「ウォール街のランダムウォーカー」というのもある。
こちらはデータや図表が多くあるのだが、ぶ厚く読むのが大変だ。
教科書的に読むなら敗者のゲームをお勧めする。
敗者のゲーム
3.北浜流一郎氏の本

日本株の評論家で割と有名な人だ。
この人の本の良い所は「損切り」「出来高」「時価総額」等の投資の基本的な知識を分かり易く説明している所だ。
どんな投資をするにしてもこういう基本的な知識は抑えておいた方が良い。
ETFのように市場で買う場合は出来高が影響してくるし、投信でもファンド規模の大きい方が無難だ。
私は「株利食いA級テクニック」というのを読んだが、他の本でも問題無い。
内容はどれでもほとんど同じだからだ(笑)。
また、この人は個別株の予想もしているがそちらは興味のある人のみ、どうぞと言っておく。
そちらは余りお勧めはしない。
北浜流一郎の株利食いA級テクニック
4.チャート理論に関する本

なんでも良いのでチャート理論に関する本を読むのをお勧めする。
余り極端な値動きをする金融商品は避けた方がいいと思うからだ。
移動平均、ローソク足、ボリンジャーバンド位は理解しておこう。
FX関連なら横尾寧子さんの本がまとまっていた気がするが別になんでもかまわない。
それから、投資したい商品の過去10年位の値動きを確認しておこう。
過去のデータで将来を予測できるかは意見が色々あるけど、
過去のデータを全く知らないで投資をしているのは間抜けとしかいいようが無い。
ズバリわかる!FXチャートの読み方・使い方
5.やりたい投資に関する本

1~4の本を読んだら概ね基本的な知識は身に付いたと思うので
最後にやりたい投資に関する本を読めばいいと思う。
FXなら横尾寧子さんや今井雅人さん、インデックスなら竹川美奈子さんの本がお勧めだ。
各投資の微妙な違いやクセが理解できれば十分だ。
イチからわかる!FXファンダメンタルズの読み方・使い方
外国為替トレード勝利の方程式
はじめての「投資信託」入門
こんな感じで5種類の本を書いてみたが、最低これ位の本は読むのをお勧めする。
ものたりなかったらもっと読んでもらってもいいのだが、逆に多けりゃいいという物でも無い。
実際の投資は理屈通りに行かない事もあるのでそれは実戦で学んで欲しい。
これらの本は図書館にもあると思うので借りてもOKだ。その後、気に入ったら買っても良い。
投資での成功を祈る。

