現在、叔父夫婦と、二世帯住宅で同居しております。彼らが 1階、私たち家族が、 2、 3階に住んでおります。
ここ、 2年、彼らの痴呆状態はどんどん進み、今では、意味不明のことを口走り、また、言ったことをすぐ忘れ、そして行動も、いい加減で、周りの者は、大変な思いをしています。
そして、昨夜、とうとう、 「 あってはならないこと 」 が、あってしまいました。
夜中の二時半、私は、仕事を終えて、部屋からトイレへ…。トイレの位置は、 1階と 2階を結ぶ階段を、上がりきったところにあります。
臭ったのです。 「 おかしい… 」 。と不安に思いながらも、 「 何かの、間違いかも… 」 と思いながら、トイレを済ませ、出てみると、やはり臭い。
ま、 「 念のため 」 と思い、下に降りて、みると、これははっきり臭い。あわてて、炊事場に行くと、暗闇の中で、ガスコンロの火が、こうこうと…。そのコンロの口には水が、無くなってしまって、熱く焼けたヤカンが、乗っておりました。
あわてて、消そうとしたのですけど、コックが分からない。それで、階段を、一気に 3階まで、駆け上り、寝入っていたカミさんをたたき起し、 1階へ取って返して、火を消してもらったのです。
難無きを得て、一件落着です。でも、カミさん、怒った、怒った。寝入ったところをたたき起こされた、やる方ない怒りを、まとめて、彼らにぶつけていたようです。
今日は、早速、家電SCで、電気湯沸かしポットを購入し、電磁調理器購入の準備として、現場確認の依頼をしてきました。
「 もし、何かあったら… 」 と思うと、今でも、背筋が 「 ゾォ~ 」 っとします。