ゼーゼマン家の人々

我がゼーゼマン家に暮らす 
四足&二足歩行の住人が織り成す
家族模様を
ボチボチと語ります。

ストーカー猫

2014-07-03 15:22:59 | 
猫って 自分がかまって欲しい時だけ 傍に来て
あとは気ままに 好きなように どこかで寝て暮らしているもんだと思っていました


以前 窓を閉め切っていた頃は そんなところもありましたよ

2階の誰もいない和室に ひとりでこもっていることが たびたびありましたから


猫が気配を消すと 本当にどこにいるのか分かりませんね

一度なんか あまりにも 姿が見えないので 探しましたら
2階の和室の(ほぼ常時無人)押入れの しかも 天袋の中にしまった
お客様用毛布の間に挟まって 寝ていました

そりゃぁ 見つからないわぁ。。。。。



それが 庭に出られるようにしてから
2階に上がることがなくなりました



そして 洗濯物を干すとき 取り込むとき

その他 ちょっとでも 外に出ようものなら 必ず ついてきて 足元に体をスリスリ スリスリ

もう 踏みつけそうになりますよ


そして 私の足元に ころり~ん



こんな姿を見て なでなでしたくならないって人がいたら 挙手しなさい!

いませんよねぇ~


しかたなく


これはもう 不可抗力ですぞ


しかたなく 洗濯物のかごを脇にどけ しばし なでなでタイムに突入ですわな



すると 後ろから カチャカチャカチャと 爪音を響かせ
ぼくちんが ぬっと ウッドデッキに現れますな
これ お決まりのパターンです

ぼくちんってのは これはまた 見事に気配を消さない いえ 消せない男です


どこにいるか すぐにわかります
何かしらの音を立てちゃいますもんね


外だけじゃなく 朝起きれば トイレの中までついてくる
キッチンに行けばしっかり 中まで入ってくる



ぼくちんは キッチンに入れないように ラティスの扉があります

 ようすけさんは ひょいと ひと超えですもんね
(これが ぼくちんには 気に入らないようですがね)


たとえ 扉が開いていても 入ってはいけないから じっと我慢の子だった ぼくちん君
最近 ぐいぐい 来ることが何度かありました

そんな時 叱らずに 中をしばらく確認させてあげることを 3~4回やったら
また 落ち着いてきました




まあ なんせ ようすけさんは こんなふうにストーカー猫なんです

猫に対する イメージが 変わりましたねぇ




ぼくちん お留守番の時 ご褒美のクッキーをもらうんです

ご褒美の前払いですか・・・・・


そうしたら ようすけさんも

こちらが 出かける雰囲気を 出すか出さないかで


いつのまにやら しっかり ご飯の位置で待機




この 状況判断は ぼくちんよりも 素早いですね


ぼくちんの場合は 自分も一緒に行けるかもって うろうろ 付きまとっていたりしますからね


その点ようすけさんは ブレがない!


なんとなく ヒトが動き出すと
この3段ケージの 真ん中で ピシッと待機してます



そればかりか 人が 何か食べようとする雰囲気を察すると
これもまた マッハのスピードで ここに上がっています



いや まだ あんた ご飯には早すぎるよ


ってシカトしてると






そんなに お腹へってないでしょうが








もう うるさいよーーー


ってなります



もうね お腹が 床につくんじゃないかって ほど たっぷりぃ~んとした猫になってます


マンチカンとして売り出そうかと 思ってます (爆)

ええ めっちゃ 短足なんです ようすけさん


にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村

脱走防止策

2014-07-01 17:48:00 | 
5月の連休には もうひとつ 重大なミッションがありまして

それは


ようすけさんの脱走防止です


ずっと 外に出られないように窓を閉め切っていましたが 

どうしても 窓を開けるシーズンの到来です


ぼくちんのトイレの為 窓を開けるときは 細心の注意を払って
ようすけさんを 追い払っておりました


それというのも ようすけさん お外が恋しいらしく

せつなそうに 窓辺に来て ずっと ずっと 外を眺め暮らしておりました



ぼくちんが 窓を出入りするたび 虎視眈々といった感じで 目をキラリ~ンと光らせ
様子をうかがっているのがわかるのです



窓に柵を取り付けようかとも思いました

「猫の脱走防止」で検索すると いろんな方の工夫が見られます


ぼくちんが 容易に出入りできて なおかつ猫は出られない

そんな柵はなかなかありません


取り敢えず 網戸をつけようよと提案


でも できたら ようすけさんが 庭くらいには出られるようにしてくれたら 嬉しいなぁ~と
消極的に 追加提案 


すると おんじ様がこのような網を取り付けてくれました




元々 庭と言うほどの庭がない わが家ですが

そこをまた 小さく区切ったので ぼくちんの シーシーの場所もかなり狭められてしまいましたが

ようすけさんは大喜びです




日がな一日 お外で ゴロゴロしております

ラティスの隙間から じと~~~っと外を眺めていることが多いですが

虫を追いかけたり 葉っぱをかじってみたり



そして とうとう ある日


トカゲを咥えて 部屋に戻ってきました




ぎゃーーーーーー


やーーーめーーーーてぇーーーーーーーー




慌てて ほうきを持って来て トカゲを外に出そうと悪戦苦闘しましたが

猫の方が上手ですなぁ


取り上げることはできませんでした 合掌





しかも さすが 山で暮らしていた猫

しっかり 食べます!!!!!



そして 内臓だけ 残します



どっひゃーーーーーー


誰が掃除するんじゃーーーーーー








そんなことが 何度か続き


外で ようすけさんが狩りを始めた気配がすると
リビングの窓を 閉めちゃいました


食べるなら 外で食べてくんろ


オラ見たくねぇだぁーーーー





最近では 狩りに飽きたのか 


トカゲ界に 要注意の回覧板でも回ったのか

トカゲを持って帰ることもなくなりました



そういえば 庭で めっきりトカゲ見なくなったわぁ。。。。。


回覧板説 なかなか 捨てきれないかもですねえ


おまけ画像

晩酌のおっさんの 膝の上のようすけさん


夜は ぼくちんとチネッテと ようすけさん

一緒にベッドで寝ていまぁ~す


にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへにほんブログ村






猫風邪

2014-02-02 21:25:46 | 
手術を終え わが家に連れて帰ったようすけさん

しばらくは 例の不気味な なぁ~おん 24時間連発でしたよ



それが 2~3日で ほどよく 静かになり
やっと 落ち着いて寝られるようになったんだね とほっとしたのもつかの間

あれれれ?

可愛い声(当猫比)でなくようになったのはいいけれど 合間 合間に それは????

ひょっとして????

くしゃみですか?????


まさか~~

外で暮らしてた猫なんだよ

わが家がいくら寒いとはいえ 外よりましでしょう~

などと のんきに構えていたら

あれよ あれよと 鼻水が!!!

そして目は 涙なのか 目やになのか



とても かわいそうな猫ちゃんになってしまいました


顔をみれば シャーーーっと威嚇するくせに 食欲だけはガッツリあった よーよーさん

それが ご飯も食べなくなり あわてて病院に走りました(チネッテのみ)

猫風邪だねって言われて 注射に連れてこれる?と聞かれ


ええっ! まだ ろくに触れないのに。。。。。。どうしよう。。。。


じゃ インテーフェロンの点眼薬 さしてって言われて 薬を持って帰ったのですが


捕まえられないって言ってる猫に どうやって 目薬をさせと?



そんなの ぜーーーったいに無理だよ


でも  一度は試してみたんだよ

ダンボールハウスから 覗いてるところを 隙を見て ポタリと


右目だけは成功しました


よっしゃ 左目も! と意気込んだけれど


2度めは警戒して それ以降二度と目薬は無理でした


それなら 無理やり捕獲して 注射をしてもらった方が 治りも早いだろうし


頑張りました




とにかく 逃げる場所が狭いほどいいだろうと ダンボールハウスの入り口を 

毛布で包み込み 出られないようにして

箱ごと風呂場に直行


浴槽に蓋をして その上にダンボールを置くと

何? 何?と出てきました



それーーーーーーーって 頭から洗濯ネットをかぶせて 捕獲成功!
もちろん クララが やったんだけどね
手袋二重にしてね


でも 今回はちっとも咬まれませんでしたよ


そして 病院へ!

注射と 点眼薬を入れてもらって それが 2013年 最後の診療日だったのですが

3回連続で 注射をした方がよいとのことでして

病院を 開けてくださることになり 翌日も 捕獲ですよ



二度めは難しいですよと 予告されましたけど


まーーーあ そりゃぁーーーーもう 大変でした



猫って 壁駆け上るのねぇ~~~~~~(茫然)

風呂場のタイルのようなつるつるの壁でも 天井までいっちゃうのねぇ~~~~~(目がテン)


大暴れする ようようと 格闘すること・・・・何分くらいだったろう????

気持ち的には 相当長い戦いだったようなんだけど 実際はそうでもないのかな

とにかく 捕獲しました・・・もちろんクララが


そして 病院へ

ちょちょいのちょ~いと注射と点眼薬


みるみる 元気になっていくようすけさん



そういえば 言い忘れてましたが ようすけさんは 1歳未満らしいです


取った タマタマが すっごく小さかったそうです 

まだまだ お子ちゃまだったのねえ

捨てられて 自力でよくぞ生き延びてきたねえ(しみじみ)



3回目の注射は・・・・・・・

もう 捕獲できる 自信がなく とても 状態もよくなったので お断りいたしました




まあ そんなこんなの バタバタの3013年の暮れのできごとでした


2013年流行語大賞バナー↓
にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村

捕獲

2014-02-01 22:32:13 | 
ちょっと間が開いてしまいましたが しつこく猫のお話です

現在のようすけさんは ようやくリビングを闊歩するようになっていたのに
あまりにも調子に乗り過ぎ ぼくちんに ちょっかいを出し過ぎたため

じっと我慢の子だったぼくちんにも 限界が来てしまい ブチ切れされて
またもや ソファーの下にもぐりこんで ほとんど出てきませんよ

ぼくちん シャーって言われて なるべく 猫の存在を無視し続けていたんですがねえ

鼻ツンツンされても 手でチョイチョイされても

何もいない ここには何もいないよ~
ぼくちんは 何も知りませんよ~~~って無視していたのに

こと 食べ物がかかった 途端に 我慢していたものが爆発してしまいました 

特に怪我などもないのですが ようすけさんは ひどく怖かったみたいです


ぼくちんは 『順番』には慣れているけど

よーよーには 無理だっぺねえ
ぼくちんの 番の時にも 手で ソレよこせって感じで エラそうでねえ




それでも ようすけさんがケージの中にいるときは 手を出されても我慢していたけれど
同じ土俵に立ったら ついつい ギャウっちゃいましたよ

それ以来 よーよーは お腹がすいたら ケージに帰りますよ

そしてまた ぼくちんは よーよーを 見えない見えない ぼくちん 何にも見えないよ~と
なるべく 傍に寄らないようにしています


よーよーさん ぼくちんだけじゃなく 人間も まだまだ信用できないみたいで





撫でられるのは好きなんだけど ちょっとへっぴりごし

いつでも逃げられるように 気を張りながらも
お腹だして 手足で 私の腕を抱え込むようにキックキック して カプゥ~って手を甘噛みしたりします

これは 甘えていると思っていいんでしょうかねえ




ま 現状はこんな感じです



さて 話は 12月にさかのぼり

寒さもどんどん厳しくなってきた頃です


例の 不気味ななぁ~おん連呼で 付きまとって来るくせに


ご飯を 置いても 食べない日が続きました

お腹は すでにいっぱいのようですが

何かを訴えているようでした

ご飯じゃないよ ぼくを 撫でてよ
ひとりぼっちはいやだよ


そう言っているように感じてしまったのですよ



それか もっと うまいものよこせ・・・・かな


カリカリを切らした時に クロさん用に買っておいた レトルトパウチの生タイプのご飯をあげたら
その翌日は カリカリを食べなかったりしたものですからね


そこで 魚を圧力鍋で軟らかく煮てたり 鶏肉を茹でたり

そういう 『おいしいもの』をカリカリに混ぜて 持って行く用になりました


すると 夢中になって 食べるのです

その隙に そそくさと車に乗り 帰るのです


そうしないと 後ろ髪引かれて帰れないのです




そうやって 帰ってからも 置いてきた チャトラ君のことを思うと心が痛くてたまらない


こんなに辛いなら 連れて帰った方が ずっと楽になれるかも・・・・・



でもなぁ。。。。。。。 まだ迷っていました


実は 娘クララお嬢はぜんそく持ち 猫の毛にアレルギー反応が出ます

その本人が 猫1匹ぐらい 私が養ってやるなどと 太っ腹なことを言います

そして クロさんが幸せになったことが 私の背中を強く押したことは間違いないでしょう




まあ 捕まらないかもしれないけど キャリーケースを 買えば?とクララに言ってみた



その時点で まさか つかまるなんて 夢にも思っていなかったのよ


撫でられるようになってはいたけど 抱こうとすると 逃げてしまうのです
クララは 何度か手をひっかかれていました


実際のところ 猫超初心者のワタクシメは  本気で触ろうなどとは思ってもみなかったのですよ たははは





ある 冷たい雨の夜

シロさんの かすかな声が あずまやの方でしたので そこにご飯を置いてあげましたが
チャトラ君のあの不気味な声がしない

いないのかと 探したら


停めてあった車の下にもぐりこんで うずくまっていました

呼んでも出てこない


しかたないので その車の下に ご飯を置いてみました
例の『おいしいバージョンのご飯』ですよ

なのに 食べっぷりが悪い



その翌日も 木の上で なぁお~ん なぁお~ん 鳴くばかりで 降りてこない


これは 明らかに 様子がおかしい



たまたま クララのお休みと重なった夕方(12月の19日のことでした) 
キャリーケースを とりあえず持って 様子を見に行きました

クララが呼んでも降りてこない

ぼくちんの 散歩が終わった チネッテが 行くと 久しぶりに するすると 木から降りてきて
ついてきました

《神おやつ》焼きカツオを差し出すと ガッツリと食べ始めました


そこで クララに向かって


今! と叫びました



チネッテが焼きカツをを食べさせている猫の背後から ガシッ! とクララお嬢が


捕まえました




激しい抵抗を見せる チャトラ君



こんな時 すごい根性を見せるクララは 咬まれても 引っかかれても その手を離しませんでした


私はといえば キャリーケースを立てて 扉を開けて待ってるだけ


クララが その中に猫を入れると すかさず その扉を閉めただけ



ふぅ~ やれやれ まさか 捕まるとは 思わなかったねえ


家に帰っても猫グッズなんて 何もない


その足で獣医さんに行き 
 
去勢手術 その他もろもろ お願いしたのです



まあ その車の中の 臭い事 臭い事


なんじゃこりゃーーーー


猫ってこんなにも臭い生き物なのぉぉぉぉぉーーーー!



半ば後悔の念が込み上げてきましたよ



今思えば あまりの怒りと恐怖で なにやら スカンク的物質を発射していたのかなと思います


手術後 連れて帰った チャトラ君 現ようすけさんは ちーーっとも臭くありません


おしっこもウンチも ほとんど臭いませんよ

ウンチしたときは ちょこっとだけ臭うかな
でも ほとんど気になりません


お店の人に相談して買ったトイレ

猫の為を思うなら コッチ

人間が楽をするなら コッチ

と言われて 迷った挙句 人間が楽をする方を選びました てへへへ


ユニチャームのデオトイレ すんばらしいわぁ~
全然臭わないよ


よーよーは 嫌がらずにここでしてくれるもんねぇ~

何も教えないのに トイレを置いただけで そこでするなんてねぇ
猫ってすごいね

しかも 人間が楽するタイプを選んじゃったのにね

わがまま言わずに そこでしてくれて ありがとうよ~





こんなかんじjで わが家に家族が増えたのでありました




過去の栄光バナー↓
にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村



クロさんとシロさんとようやく ようすけさん

2014-01-24 22:42:38 | 
ぼろぼろになってしまったクロさん

当時あった首の四角いただれた痕は ざっくりと切れて かなりの傷になっていました


未だに治っていないんだ。。。。。


クロさんに 抗生剤を飲ませよう

ちょうど3013年8月後半は 娘は長期の休暇に入っており 毎日一緒に散歩に出ておりました

娘 クララお嬢と一緒に なんとか クロさんの傷を治したいと画策したものです


というのも せっかく カップ状のエサに抗生剤を粉々にして混ぜ込んで持って行っても

毎朝来るエサやりさんが来た後では 何も食べないのです

彼女とクロさんとの間には 以前会った時で2年 それから 8か月は経っていたのですから
ほぼ3年の 長い絆があります

おまけに 彼女はクロさんに パンを食べさせるのです
正確には パンの真ん中の 黄色いベタベタした部分を
クロさんは ペチョペチョ舐めているのが遠目に見えます

マヨネーズっぽいものかな・・・・あるいは クリームかもしれないけど
どちらにしても あまり猫の体にはよくなさそう

ある時は 缶詰を開けていたので 見に行くと
人間用のシーチキンでした

。。。。。そんなものなら よく食べるのねぇ。。。。絶句してしまいましたよ



塩分が・・・・・塩分が・・・・・・・・・・・


気になるけれど うちの猫でもないのに やるなとは言いにくい



それから 彼女(以後パンやりさんと呼ぶ)より 少しでも早く行って

薬入りの餌を食べさせるための戦いがはじまりました



でも パンやりさんは 早いのよねぇ~~~

頑張って もっと早く行くと クロさんが 嬉しそうに寄ってきて
薬入りのご飯を食べ始める

ところが パンやりさんの 車が入ってくるのが見えた途端 クロさんは 走って彼女の車を迎えに行ってしまいます
そして もうこちらには見向きもしない


パンやりさんに これは薬が入っているので 先に食べさせてくださいと頼んだりしました









シロさんは 人間に姿を見られないように細心の注意を払っており
長い事パンやりさんは シロさんの存在を知らないようでした

知ってからも 特にシロさんのことには無関心で クロさんだけにご飯をあげておりました


こちらは ぼくちんの 散歩がメイン
朝と夕方 きっちり2回 

毎日 合計1時間半から2時間 あたりを ウロウロ歩くのですから いろんなことが見えてきます

そのうち 夕方 猫に餌をやりに来ている人も いることに気づきました(以後夕子さんと呼ぶ)


夕子さんは クロさんに つきっきりで ちゃんとした猫用のご飯を食べさせ シロさんがかくれながらも ちゃんと食べられるように
いろいろな シロサン好みの場所にも ちょこちょこと餌を置いてあげていました

シロさんは 側溝の溝の中を歩いたり わざわざ 山の方に登って 

下手な探偵ドラマの尾行シーンのごとく 木の陰にかくれながら おおまわりして近づき エサにありついていました
目が合うと ぱーーっと回れ右して逃げちゃうけどね



しかも 夕子さんは クロさんの首の傷に薬を塗ってあげているところも 見たことがあります

夕子さんの ご飯がよかったのか

クロさんの首の傷が 朝見たら ふさがっていて やったーーと喜んだら
また 夕方にはぱっくりと開いているということを 何度か 繰り返し

気候が涼しくなったこともあり ようやく クロさんの傷も綺麗にふさがりました

それと 同時に 声がかすれちゃって ニャーと泣けなかったクロさんが かわいい声でニャーとなくようになり

こころなしか 毛並も少しきれいになってきたようでした

クララはそのころ クロさんの 首のあたりの毛が モフっとしてきて
この子 ひょっとしたら 長毛かなと思ったそうです


朝はパンやりさん 夕方は夕子さん

そうすると 私が差し出すエサには 見向きもしないクロさん

どちらにも もらい損ねた時にだけ カルカンのレトルトパウチにカリカリを混ぜたものを食べることはありました
カルカンを持っていなくてキャラットでは ダメ!
モンプチのカップ型のエサでもダメ
好みのうるさい クロさんでしたよ

だけど 食べたくなくても 律儀によってきて スリスリしてくるんです

雨でも降ろうものなら どこで寝るんだろうと もう辛くてたまりませんよ


多少きれいになったとはいえ 具合が悪そうなことに変わりはありません


ひょっとしたら もうあまり長くはないのかしら
だったら 最期は

最期くらいは あたたかいお布団の上で迎えさせてあげたい

などと 娘と話したりしましたが


どうしても ふんぎりがつかない


なんせ 人生で 猫にかかわったことが一度もない
猫をかわいいと思ったこともない
まじ 触ったこともゼロに等しい

近所の飼い猫が 庭の芽が出たばかりのチューリップをポッキリやって 花が咲かなかったり
ふんをして行ったり 車の上に飛び乗ったり

どちらかといえば 猫には嫌悪感さえいだいていました

そりゃあ 敷居が高いよねぇ


もんもんとしながらも 猫のエサやりは パンやりさんと夕子さんにまかせて 一歩引いておりました










この餌場の駐車場と亀の池を結んだ直線上の 正反対の方を歩いていて
例のチャトラ(現ようすけさん)を見かけたことが2回

池の時と同じように うずくまって こちらの様子をうかがって デカ犬が通り過ぎるのを待っていました


ああ こっちの方にいたんだね

そうは思っても ぼくちんの散歩中 餌を置いてやることもできません

だって ぼくちん 全部食べちゃうもんね

二人いれば できただろうけど チャトラを見たのは私が一人の時ばかり


帰りに車を止めて そのあたりに 餌をおいてやりましたが 当然 チャトラの姿はすでにありません
食べたのか どうか 謎のままです 

そんな日々をすごしつつ 季節は進み 山の木々は色付き 遅い台風がやたらと襲来した10月の頃だったと記憶しています


餌場の駐車場のそばには大きめのあずまやがあります

そこで たばこを吸う人が時々座っています

そのあずまやの塀の上に 置物のように動かないチャトラが!



やややや


ここにくれば 餌があるよと 回覧板でも回るのかねえ

それても 時々 餌を置いていく デカ犬とおばさんの 動向を 陰から観察していたのかねえ

私は知らなかったけれど 夕子さんは9月には 餌場から少し離れた山の中で チャトラを見たそうです

夕子さんの置くエサのおこぼれにありついていたのでしょう

ガリッガリではなくなっていました


ちゃんと生きていけたんだね よかった よかった


たしか 雨降りの夕方だったと思う

あずまやの 塀の上で置物然としていたチャトラから見えるように

雨だから出てこないかもなとは 思ったけれど 茂みに餌を置いてみました

翌朝 餌はなくなっていましたが 誰が食べたかはわからないまま




ある朝 車から降りると ニャーとかすかな猫の声

あれ? 空耳かな? 

久しぶりに クロさんが ご飯ほしいと 寄ってきたのかな?

見回すと誰もいません

やはり 空耳だったかなぁ??????



ぼくちんを降ろすため バックドアをあけようとして
目に飛び込んできたのは

車から ちょっと離れた茂みから こちらをじっと見つめる チャトラの熱い視線



ええっ?

一度 あずまやの近くに餌を置いてあげただけで 私の車をおぼえたの?

予想外の猫の記憶力と観察眼に驚いた 驚いた

すがって来られると一気に可愛くなっちゃうよねえ





にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村

公園の猫たち

2014-01-22 14:10:33 | 
この公園に通うようになったのは みなみさんが あかねがいなくなったとたんに
うまく散歩に行けなくなったからです

脚のせいなのか 精神的なものか その両方か

なににせよ おしっこポイントについては かなり頑固な意見を持ちながら
なかなか スタスタと歩けなくなり

車で 散歩に出るようになりました

この公園なら 駐車場のすぐそばに 芝生の広場が有ったり

みなみの好きな草むらがあったりで おしっこをさせるのに都合が良かったからです


さて その駐車場付近には いつも 黒っぽい猫さんがいました

決して 黒猫ではないのですが 黒っぽい 微妙な色合いの猫さん

クロさん(仮名)です

クロさんは とても人懐っこくて 初めて会った私にも 足に体をこすりつけてくるような
そんな猫です

そんな風に甘えてこられると 猫に興味のなかった私でさえ

あら? お腹空いてるのね と コンビニに ゼリーのカップのような形の猫エサを買いに走らせるほどの

営業上手な猫です



その当時は まだ とても元気で いつも 駐車場の付近を かなりな広範囲でテケテケと走り回っており

それでも 呼ぶと わざわざ 戻ってきて スリスリとお愛想をしてくれたりしていました



毎朝 ご飯をあげに通ってくる人もいて その人に聞くと 

私は2年くらい 通ってきてる とのことでした 


そっか もう 2年も ここで暮らしているのか

ここまで 人懐こいと 悪い人になにか悪戯されたりしないのだろうかと 心配にもなりました

というのも 首の皮膚が 四角く ただれており 

まさか 皮膚をはがされたんじゃないの?なんて 疑ったりしていました


エサをやってる人に 怪我をしてるよねと言うと
うん 喧嘩することもあるからねと・・・・

相手が犬にしろ 猫にしろ そのほかの動物にしろ

とても 喧嘩でできた傷には 見えなかったけどねぇ

その人は たいして気に病むふうでもなく あっさりと 答えました 


はふ~ 長くなったので ここらで サービスショット









その後 いよいよ みなみが歩けなくなり

この公園に通うこともなくなり・・・・・・・



そして 彼女が虹の橋を渡り


ひとりっこになった ぼくちんと 久々に 公園に来てみると


相変わらず クロさんはいました




でも あんなに いきいきと 楽しそうに走っていて彼は

見る影もなく やつれ ぼっさぼさの毛並に ガリガリになって 駐車場に ただただ うずくまって 時をやり過ごしているようでした



それでも 相変わらずの 営業振りで 人懐こく 誰にでも 撫でられて

かえって その やつれた姿が 猫好きの心をわしづかみにするのか

餌やりの人は確実に増えておりました


たかが 半年・・いや 8か月で ここまで やつれるのは 悪い病気だろうことは 容易に想像できます

とても 小食になっており 気に入ったご飯以外は ほとんど食べません

食べることができないのでしょう


じゃあ 後で食べるんだよと 餌を置いていく人も多かったはず

実際に そんな人を見ましたし 私も置いてやったことがあります



そんな ことが シロさん(仮名)を呼び寄せたのでしょう


長い間 クロさんの独壇場だった駐車場

そこに隣接する山の斜面に


真っ白な猫が じっと 座って 何かを待っているようでした





うわっ すみませぇ~~~ん
無意味な長文 おつきあい いただいた方 お疲れっした

しかも まだ 続くし・・・・

なかなか 洋介さんが登場するまで 長い話なのよ

にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村

出会い

2014-01-21 22:45:06 | 
ようすけさんを最初に見かけたのは 2013年の8月のことだった

その日は たまたま 娘 クララお嬢と一緒だった

いつもの公園を散歩していたら ぼくちんが亀に噛みつかれた池のそばで 

がりっがりに痩せた 茶虎の猫が 眼光鋭くこちらの様子をうかがいながら
うずくまっておりました




一瞬 立ち止まった隙に さっとどこかへ消えてしまい

幻だったのかとさえ 疑うくらい

そんな あっという間のできごとでした 




クララは子猫だと思ったようです
私の子猫のイメージは乳飲み子レベルだったので
いや 子猫ではなかったよ

捨てられて間がないんだね
自分でえさを捕るすべも知らない知らないんだよ

生きていけるのかな・・・・・

そんなことを話しながら また 散歩を続けたのですが


あまりの 骨と皮のような痩せぶりに 心は重くなる一方でした




たしかに君との出会いも衝撃的でしたがね

今や おまいさんは ぷにょぷにょのメタボおやじ犬でしょうが!



クララはなぜか 特別この猫に心を持って行かれたようでした


たまに ぼくちんの散歩につきあい また出会えないかと探しながら歩き

いつでも ご飯をあげられるように キャットフードも持ち歩きていました



そうはいっても どこをねぐらにしているのか 

あてなく探すと言っても 広大な森のなか 見つかるはずもありませんでした



ううううううう

いっきに書きたかったけど 本日寝不足気味にて 続きは後日
にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村

さらばでござる

ようすけさん

2014-01-20 15:55:13 | 
やばいよ やばいよ~~~

とうとう 広告がトップに来てるじゃないっすかーーーーー!


さぼりましたねえ

いやはや 長期間にわたり さぼりにさぼりましたねえ


そして 年末のあいさつも 新年の挨拶さえ すっとばして
なんんんすか?
この 妙なタイトルは!!!!

ようすけさんって 誰なんすか!!!!!



って 話ですよねぇ


ようすけさんてぇのは こいつです









そうなんすよ

うちの ニューフェイスっす


さぼってる間に 家族が増えとるじゃありませんか



そのせいか ぼくちんは荒れましてねえ

犠牲者が2名出ました(涙)


保護した当時 ぼくちん 咬み犬で かなり悩んでいたことを ご存知の方もいらっしゃるでしょう

あれから もうすぐ 8年

時々 訳なく やらかすことはあっても ほぼ 実害はなくなっていた 今日この頃

しかも 私だけは流血したことが 一度もない
私だけは 絶対に咬まれないと豪語していた この チネッテ様も やられました


ガッガッガッガと4咬み 

未だに 治らない傷と痛みを引きずりながら暮らしております




こんなことをして 王子様暮らしをさせてくれる家なんて 普通ないぞよと
言い聞かせておりますが

彼は 死ぬまで 輩を貫く決意を固めたようですわ 


まあ 今は落ち着いて

猫のケージの扉を開けても お互いに落ち着いて

一緒におやつをもらったりできています


そうなんです

まだ ようすけさんは 室内フリーにしてあげられず

3段ケージの中の ダンボールポカポカハウスにて 暮らしております




試行錯誤を繰り返し

ダンボールを 入り口分だけくりぬき

その中にペット用のホットカーペットを敷き

上に湯たんぽを乗せ さらに ブランケット2枚で保温するという方法に落ち着きました


顔みりゃ シャーーーッと言っていたのに 今では 誰が覗いても 怒りません


撫でて 撫でてと甘えてきますが 無理にケージの外に出すと ソファーの後ろの手が届かないところに隠れてしまうので

自分から出てきたくなるまで 『待ち』の体制です


やたらに 食いしん坊なのは わが家の四足メンバーの共通項でありますなぁ

どうも その点においては ラブラドールの血をひいてるような気がします



こんな我が家ですが 2014年も

どうぞ よろしくお願いいたします


今さらの新年のご挨拶ですねぇ
にほんブログ村 犬ブログ ワイマラナーへ
にほんブログ村

君 君 もうちょい反省した方が・・・・・