~横浜から ふわふわと~


les petits bonheurs du quotidien

藤田嗣治:小さな職業人たち

2008年07月08日 | 思うこと



       藤田嗣治というと、

          「乳白色の肌」の女性の絵が有名です。
 
            それから、猫好きだった彼が描いた
            たくさんの猫や 擬人化した動物たちの絵。  

          そして、おもしろいタッチの絵があります。


        例えば、
  
      こんな感じや、

    
     こんな感じ。


       
        なかでも 「小さな職業人たち」というシリーズはかわいい。
           (VAGABOND などというのも職業になっている。)

      2004年、箱根のポーラ美術館で
        『コレクションにみる子どもの世界』という特別展があって、
        彼のこんな感じの絵がたくさん展示されていました。


     
        その時、原本がそこに展示されていた、この絵、


         

                 「 GIGOLETTE 」 


      
         わたしは、これが大好き!
         乳白色の女性の絵は、ときに怖さを感じて敬遠気味だけど、
         これは、表情もこまっしゃくれていて かわいい! 
  
        

         この絵たちは、姉のコレクションの一部。
         何年か前、素敵な絵を頂いたことがあったのですが、
         狭いマンションには大きくて飾れないので、実家に持って行きました。
         その時、姉が
          「お礼といってはなんだけど、なにかひとつ好きな絵を持っていっていいよ。」と。


         即座に 「あのちっちゃな女の子!!」
             と、答えたかったんだけど・・・、

                              やめました。  


                    この絵は、姉も姪もお気に入りのはず。
         ここで正直に答えては、姉妹関係に後々遺恨を残します。


            「いや、いいから。」
         
              $ 頭の中は、物欲と理性が葛藤していたわ $          
                
 
           
             
     
      

         

          
 


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