『雨月物語』会場近くにある
岐阜白川郷から移転された民家。
古い道具などもたくさん展示されている。
天井にある展示室に続く急な階段
時を感じさせる。
こちらでは、ティノ・セーガルという人の 《 Kiss 》 。
男女二人の同じ動作(たぶん)の繰り返しのパフォーマンス。
つい、そそくさと通り過ぎてしまった。
失礼だったかな?
ちゃんと観ている人もけっこういた。
踊っているご本人たちは、
ゆっくりな動作ということもあって、なかなか疲れるでしょうね。
もうひとつの 建物、 横笛庵。
こちらでは、
6月に行った直島の資料館では、
彼女の対談集にざっと目を通した。
わかりそうでわからないような 不思議な内容という印象だった。
この作品も、 ? ?
電気コードのようなものは、必要なのか仕方がなかったからか。
ただ雰囲気は、ひきつけるものがあったのは事実。
こちらの場所の写真を撮っても、なにもいわれなかったけれど、
これはここに載せるべきではないと感じる。
他の目的で来て急いで寄って、「観る」 という意識が希薄だったと
いま反省。
こちらがちゃんと目をむけなければ、語りかけてこないのだろう。
落ち着いて じっとそこにいて 作品と自分とを 試してみればよかった。