~横浜から ふわふわと~


les petits bonheurs du quotidien

思い出してしまった。

2008年08月07日 | 観た・聴いた



    スピルバーグが辞退して、
    北京オリンピック開会式の演出はチャン・イーモウがやるんですね。

 
        チャン・イーモウといえば、視覚的には
        『HERO』 の映像がとても話題になりました。
                   (トニー・レオンが素敵だった)       


        でももうひとつ、私の頭にしっかり焼きついてしまったのが、
        2006年フィレンツェ歌劇場の横浜公演 『トゥーランドット』 の演出。
 

        
     フィレンツェ歌劇場の舞台はすごい迫力でした。
       
       
         そして、楽しみにしていった演出、

     
       


          (写真は当年の公演ではありません)


     非常に非常に、中国的。                  
           
        中国何千年(千でよいのでしょうか)の重みで迫ってきて、
        その濃さに、途中からすっかりあてられ沈んでしまって。 

          これなら、『ファルスタッフ』の方ををみればよかった・・、  
  
          『蝶々夫人』の演出が日本文化を良く理解していない、おかしい、
          などと、昔言われることもあったけど、
          それもまた、ひとつの味だったのでは、
 
               などとも考えが飛び火して。

 
        独特の世界の素晴らしさは理解できるので、
        単純に好き嫌いの好みの問題。 
              



     テレビからちょっと流れた開会式パフォーマンスの映像、
         トゥーランドットを思い出し、
                 ちょっと複雑な期待。