『科・学・技・術・的・餌・食』/ TECH-NO-LOGIC-KILL
破滅兵器の準備が整った
強欲や可能性が運命を左右する
必ず苦楽を味わう進歩
金を費やして地球上を流浪するだけのこと
俺たちは自分の血を最後の一滴まで兵器の燃料としている
その結果虐殺がごくありふれたこととなる
不安の広がる中を狂人が征服する
虐殺される家畜のように、自分もそうなることを待ち望んでいる
(C)俺たちはもう既に死んでいるか精神的に死んだようなものだ
この無感覚の現実がそのまま未来となる
だが死んだも同然の人間でさえ存在しなくなるだろう
科学技術による殺害のえじき
死の判断をシリコンでできた中枢部で行う
そして最後には都合の良い首領が君臨することとなる
支配者から奴隷へと、俺たちもすぐそうなるのだ
科学技術の殺人が俺たちすべてを消滅させる
予定通りの生き地獄が人間自らによって続けられる
もう元通りにはならないほど破壊され尽くした土地
追い出された住民は遭難者となる
しかしその後で彼らは四つんばいとなって首を切られる
ほんのわずかの時代の選択が根付いてしまった
絶望的な再生、今まさにそれを俺たちが変えるときなんだ
(CHORUS)
この世で生活するには運命に逆らうことも必要となる
ひとはだれでも先に進むにつれそれがつまらなかったり
無理かもしれないと思うことがある
ゆっくりと自分の宿主から栄養を摂る寄生虫のように
自分たちで破壊したものの利益をむさぼる
世界中に病気が広がるというのは
現代の象徴ともいえよう
多国籍企業が環境を破壊する
それが官僚たちの下らない手続きなどで保護されている
俺たち自身で人命尊重の法をつくったのにもかかわらず
この地球上で生きていくにはもう耐えられないくらい限界なんだ
ばかなやつらはそうなったのは神の意志だといい
ひざまづいて祈っていやがる。
NAUSEA ‘EXTINCTION “THE SECOND COMING” ’ CD SELFLESS RECORDS SFLS-13