☆ニッセンカフェ スペシャルインタビュー パク・ジョンミン☆

本格的ソロ活動は日本から　ミュージカルで築いた絆

韓国発、アジアのスーパーグループSS501のメンバーが、ソロ活動を開始。韓国版『花より男子』を経て俳優活動を始めたリーダー、キム・ヒョンジュンに次いで、パク・ジョンミンもマルチな活動をスタートさせた。

――日本でのソロ活動第一弾は、11月に行われたミュージカル『絆 KIZUNA～少年よ大紙を抱け～』への出演でした。アジアでも人気のあるグループ、Leadなど同世代の方たちとの共演でしたね。

「すごく楽しかったです。休憩の時にいつも誰かの楽屋に遊びにいっていたので、しょっちゅう“ジョンミンどこ～？”ってウチのスタッフに探されてました。皆とすごく仲良くなれたので、終わっちゃって寂しいです」

―― SS501でアジア中の国で大きなステージを経験。そのジョンミンさんにとって、歌と踊りで演じるステージであるミュージカルとは、どんな存在ですか。

「ちょっと特別な存在。舞台って僕と共演者、そしてお客さんとの間に独特の呼吸が生まれるんです。それが毎日変わる。同じ演目を毎日演じても、毎日が新鮮。それが、ミュージカルの魅力ですね」

パーフェクトな日本語　その上達法、教えます

――ジョンミンさんといえば、日本語が完璧。先日も『踊る！さんま御殿!!』で大活躍されていましたし、人気K-POPアーティストが集結したイベント『SEOUL TOKYO MUSIC FESIVAL 2010』では、日本語と韓国語を駆使してメイン司会を担当されました。

「『踊る！さんま御殿!!』は、さんまさんの関西弁が早くて、ききとりが難しかった～。『SEOUL TOKYO MUSIC FESIVAL 2010』では、BIGBANGのDE-LITEさん、KARAのギュリと一緒に司会をしました。ギュリは事務所の後輩で、僕が日本語を教えたようなもの。日本語がすごく上手になってて、先生としては誇らしかったです。でも、僕は歌手なので司会もいいけど、歌を歌いたかったな……」

――日本語はどうやって勉強したんですか？

「SS501が日本デビューをする時に、６カ月間日本に住んでいたんです。僕は話をするのが好きなので、その時に住んでいた家の近所の焼鳥屋さんで話をして覚えました。語学は勉強って思わないで、アイドルでも俳優でも好きな人がいたら、その人がしゃべること、考えてることを理解しようと思えば早く覚えられると思いますよ」

目標は「抱かれたい男NO.1」　そして、「アジアのスター」に！

――SS501ではセクシー・カリスマを自称していましたが、ソロ活動にあたり新しい目標ができたとか。

「ふふふ、＜抱かれたい男No.1＞になるのが目標。そして＜抱かれたら忘れられない男＞になること。だから、12月のファンミーティングでは、ファンのみなさんを抱きしめるハグ会をする予定です」

―― 12月には、写真集も発売になりますね。

「はい。＜ジョンミンが芸能人じゃなかったら＞というコンセプトで写真を撮りました。サラリーマンの僕が、朝起きてコーヒーを飲んで、夜は会社で残業っていう（笑）。芸能人じゃなかったら何になってたかな……。今も、ソウルでセレクト・ショップをやっているのですが、きっと何か事業をしていたと思いますね。小さい会社からスタートしても、絶対に会社を大きくする！」

―― 2011年は、どんな活動を予定されているのでしょう。

「これからは、韓国、日本、台湾などアジアの国々で活動をしていく予定です。韓国、台湾では、ドラマ出演も予定されています。韓国でのリリースになりますが、１月20日に『Not Alone』という曲で歌手としてのソロ活動もスタートします。この曲は、日本でも人気の4MinutesやBEASTなどヒット曲をたくさん作っているシンサドン・ホレンイさんの曲。＜抱かれたい男No.1＞もそうですが、＜アジアのスターになる＞のも大きな目標です」

―― ソロ活動も楽しみですが、SS501としての活動の予定はあるのでしょうか？

「今は、メンバーそれぞれが別の事務所に移籍したばかりなので、まだ決まっていることはないのですが……。また、SS501としてアジア中をツアーしたいですね。個人的には、それぞれのソロ活動をしながら、毎年５月１日とか僕たちにとって意味のある日に皆で集まれるといいな、と思っています」

取材・文／坂本ゆかり

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