#文人会一茶庵 新着一覧
李白、杜甫、杜牧、そして芭蕉もお猿さんが大好き。 【一茶庵稽古追想】
今宵の煎茶の稽古の題材は「猿」だった。猿は秋の季語ではないが、漢詩や俳句で晩秋を表現する動物としてよく登場する。その昔、中国の有名な詩人の李白、杜甫、杜牧などの長江の三狭の下りで詠まれた...
お茶を訪ね宇治・萬福寺へ。「全国煎茶道大会"月見の煎茶会<追想Ⅰ>」
初めての宇治・萬福寺。大阪から京阪電車を乗り継いで行ってきた。ブログで書き綴っている「...
煎茶の稽古で、本草学を学ぶ。 【一茶庵稽古追想】
煎茶の稽古に登場したのが「本草学」なるもの。耳にしたことのない学問に躊躇しながらも興味...
蘇軾の心情を表した詩、「赤壁賦」 【一茶庵稽古追想】
蘇軾の「赤壁賦」の詩の一節に「撃空明兮泝流光」というのがある。その一節が書かれたお軸が...
今年初めての、李白。自然の理法を代表する詩【一茶庵稽古追想】
煎茶の稽古には、漢詩は必須科目である。しかし、思うように詠めない、もちろん理解するには...
清酒に菊花弁と茶葉を混ぜた、本来の「お屠蘇」を堪能
今年の、中華系のお正月にあたる「春節」は2月12日から17日までの7日間。今日が最期の日にな...
柴門草舎絶風塵 世俗を絶って学問に勤しむ
「柴門草舎絶風塵」。お軸に書かれているのは「尋龍井楊老」という句の一節。"さいもんそうじ...
ボ~と、ただただボ~と、待つ Wait, just bo ~, just bo ~
かなり古い話になるが、煎茶の稽古で感じ入ったことがある。遠く神奈川から稽古に参加された...
古代の五行思想は、日常に根をはっている。【一茶庵 稽古追想】
煎茶を学んでいると「東洋思想」という難解な自然界の摂理のような事象に出くわす。煎茶をよ...
王陽明、「泛海」で心情を語る。 【一茶庵 稽古追想】
稽古場に着くやいなや目にとまったお軸は、雄大さの中に男の激しい生きざまが文字で表現され...
間違いが故事に。「漱石枕流(そうせきちんりゅう)」 【一茶庵 稽古追想】
お軸(写真)に、このような詩が書かれていた。幾日霜風木葉乾,湖山深處水雲寬閒情每向無人得,落日孤亭枕石寒...