#文人会一茶庵 新着一覧

茶の効能を詠いあげた茶詩 【茶乃味三昧 vol.1】
写真にあるお軸、漢字で埋め尽くされている。もしかして、お経? さっぱり分からない。聞くと、茶の効能を巧みに詠い上げた茶詩、ということだった。茶の歴史の中でもっとも偉大な茶詩の一

路地裏に咲く清楚なお茶の花
お軸の画は、木の枝に美しい鳥が留まっている。木には白の花が咲いている。お茶の木のようである。え、お茶の木に花が咲くの? 茶畑からは想像がつかないが、白い椿に似た美しい花が咲く。お

福禄の神を迎え入れて、平和な一年に 【一茶庵稽古追想】
今日は「節分」。冬と春の分かれる節目の日である。「寒さあけて春に入る日」といいたいが、寒中に震える日々に加えコロナウィルス(オミクロン株)が猛威ばく進中である。以前、煎茶稽古で

お酒で茶を煎る 【一茶庵稽古追想】
前回の煎茶の稽古は、久々に「玉露」を楽しんだ。小さな急須に、山盛りの玉露茶葉を惜しげも...

秋の煎茶会のお軸は、茶の効能を詠いあげた茶詩 【一茶庵稽古追想】
煎茶会に掛けられていたのが、写真にあるお軸。漢字で埋め尽くされている。さっぱり分からな...

路地裏に咲く清楚なお茶の花 【一茶庵稽古追想】
前回の稽古は、蓋・扉をはめこむために溝がひいてある箱もの「倹飩(けんどん)」に収められた...

初冬に想う。雁が音の渋さが染みる
湯冷ましを雁が音(茶葉)にかからないようにゆっくりと注ぐ。1煎目のまろやかさが、2煎目には...

紅葉の「落ち葉焚き」となれば、白楽天が浮かぶ
少し早い話であるが、12月13日は「事始め」。正月を迎える準備を始めるために、むかしからこ...

独り茶は、「鶉鳴く」心境と重なる 【一茶庵稽古追想】
この季節に俳諧などで登場する鳥といえば「鶉(うずら)」がある。うずらの卵は食材として一般的なものなので馴染みはある。しかしながら、現在では鶉自体を見かけることはほとんどない

伯夷列伝が稽古の台本 【一茶庵稽古追想】
以前、通っていた煎茶の稽古はサロン的な教場だった。男性の夜の語らいを楽しむところだった...

真夏の夜に、冷水の煎茶が喉を下る 【一茶庵煎茶追想】
このお軸を詠むと、老人はのんびりとひとりで酒を傾けながら爽やかな風を肌に感じながら優遊...