さしすせそううつ、双極Ⅰ型。

双極Ⅰ型、バツ1、地方公務員。再婚し、夫1、息子1。
病気、テラピー、日常の出来事などいろいろ書きます。

保護室での妄想シリーズ第4弾!

2005年10月08日 01時18分44秒 | 大躁発症時のこと
保護室での妄想シリーズは、しばらく休止しようと思っていた。
が、今日思い出したことがあるので書いてみる。


あさって、町の健康フェスタがあるので、夕方、テント立てに行った(町職員の仕事)。

テントの内側にはひもがたくさん付いていて、テントを立ち上げる前に、骨組みに結び付けていく。

その作業中、
なんとも蒸し暑く息苦しさを感じ、


あぁ、この感じはあの時の・・・・・と。



ちょうど2年前(健康フェスタ当日)、躁鬱(の躁状態)発病、

精神病院の保護室に入れられていた私は、いろいろな妄想の末、




恐怖におびえ、保護室の隅で毛布をかぶり、息をひそめていた。

「誰かに命を狙われている、見つかったら殺される」と。



その時、過呼吸状態だったのだろう、だんだん息が苦しくなり意識がもうろうとしてきた。



「このままでは、暑くて息苦しくて、死んでしまう・・・・」



「生きるためには、固定概念をも捨てて身を守らなくては・・・・・」



と・・・・・・・・・・・・・・・・・・・



そして・・・・・・・・・・・・・・・・・




服を脱いだ。





全部。





(ああ、狂気のさただよなぁ。
 でも、毛布の中に隠れていて、手も足も少しも外には出さなかったよ。たぶん。)

(無意識に、裸踊りとかやんなかっただろうねー。
 99パーセント大丈夫とは思うけど、一抹の不安がよぎる)



P,S,躁鬱病(双極性障害)になったものの、「自殺願望」と「性的逸脱」がないことが救いです。でも、再発したときにはどういう症状、エピソードが出るかは分からないので、薬は一生飲み続けようと思います。


P,S,「毛布の中に潜む」のその後。
毛布の中から出てこない、食事もとらない私に看護婦さんが何度も声をかけてくれました。
「少しでもいいからごはんを食べよう。」「大丈夫、でておいで。」
「出られないんです」
「どうして?」
「服を着てないから」
「Tシャツ?ズボン?」
「全部。」
「えーーーーーーっ。」
そして、看護婦さんが着替えをひとつずつ毛布の中に手渡してくれて、無事着替えられました。(あの時の優しい看護婦さん、本当にありがとうございました)


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そうなんです。 (ぽりぽり)
2005-10-09 17:01:37
以前のブログ名「ちょっと躁鬱・・・」っていう響きは、単なる気分の浮き沈みと誤解されるかなぁ・・・と思っておりまして。



今は落ち着いているけれど、病名は「双極Ⅰ型」というひどいやつなので、そこを出しておこうかと。



でも、ころすけさん以外、誰もコメントをくれないので、どんな人が、どんなふうに読んでくれてるのか、さっぱり分からんのですけどね。



もしかすると、記事のタイトルから「エロブログ」と勘違いしてやってきて、「なーんだ、違うじゃん」と、さっさとお帰りになっているのでは?とも思いますが。

(。´Д⊂)うぅ・・・
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Unknown (ころすけ)
2005-10-09 11:38:59
おっ、ブログ名変わりましたね。



最初は違うとこに来たかと思ってしまいました。
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