癒しの泉

もともとは映画好き、最近は舞台好き(特に宝塚♪)の趣味ブログ★宝塚の中では宙組の真風涼帆さんにハマってます!

ホテルスヴィッツラハウス①~真風涼帆に当て書きされた唯一無二の珠玉の舞台~

2021-05-09 11:33:10 | 宙組
久しぶりのブログ投稿です。

ホテルスヴィッツラハウスのライブ配信見てから、書きたい欲がウズウズ…

私生活が毎日バタバタしすぎてまとまった時間が取れず・・・
(2児の育児は想像以上にテゴワイ・・・はい、初っ端から言い訳ですw)

アナスタシアも書けてないし、SAPAも中途半端なとこまでしか書けてないしどうしようかと思ったんだけど、書かないと後悔する!と、えいや!で書き始め。
(アナスタシアも絶対どこかで書くぞ!!!)

長文、乱文になりそうですが、お許しを!


※以下、ネタバレ含みます!!

 

 

 

 

 


ということでホテルスヴィッツラハウス

いや~ライブ配信見れて良かった~~~!!!

東京のブリリア公演、行きたくてしょうがなかったのに、なんせ期間が短いしチケット取れないしで泣く泣くあきらめた・・・
今は土日しかムリなんやーーーー!!!!!
そしたら、緊急事態宣言で梅芸は中止になっちゃうし、ブリリアは映像撮ってないらしいと聞いて、このまま配信も円盤も出なかったらマジでどうしよう・・・
と絶望しそうになっていたところ、ライビュとライブ配信やってくれるとの劇団の手厚いご対応。

本当にありがたすぎました。
一日の配信のためにセットも組んでくれて、稽古もしてくれて。本当に手厚すぎます。

でもさ、覚悟はしていたけど無観客・・・
いや、もうね、ほんと・・・拍手がないのツラすぎた。
こっちは画面越しに死ぬほど拍手送ったけど・・・
ジェンヌさんたちに届いたかな。。届いているといいな。。。

今まで見てきた舞台がいかに当たり前のものではなかったということに今一度痛感させられました。
これからは舞台一つ一つ、一瞬一瞬を大事に丁寧に観て感じて拍手を送っていきたいなと。

次は絶対劇場行くからね!待っててね!!


ということで、肝心の本編の話ですが・・・

一言でいうと見たいものが全て詰まっていた舞台。
今、欲しているものが全てそこにはあった!

とにかく、とにかく!!真風っちが最高すぎたーーーーーーー!!!

初日からTwitterの感想がなんかすごいことになってたし、初日映像もめちゃめちゃヤバくてすでにHP削られてたけど、、、

いやーもう全ての場面が、一挙手一投足が洗練されててとにかくかっこよすぎるんだ!
なんで男役が好きなの?と言われた時の模範解答のような真風ロベルト様!!!

これよ、こういうの宝塚でしか見れないでしょ!?っていう。
もう、かっこよすぎてため息でるし、体熱くなるし、ゴクリってしちゃうし、ニヤニヤしちゃうし、とにかくたまらんかったーーーーー!!!!!

細かすぎる好きなポイントは後ほど。

あと、ストーリーも好みで、伏線の張り方、回収の仕方、構成、人物の描き方、景子先生が描くヒューマンドラマ、好きなんですよね。
派手な盛り上がりというよりは一つ一つが丁寧に構築されてる。
人間の弱さもちゃんと描いてくれてて、そしてなんといってもトップと2番手をしっかり対立・言い合って衝突させどうやって着地させるかまで描いてくれる。
ヒリヒリする場面ではあるんだけど、これぞヒューマンドラマっていうのが好きなんだな。

あと、戦争ものだとどうしてもドイツ/ナチスが悪く描かれるけど、今回、ユダヤ人とドイツ人が両面とも描かれていたのが良かったな。
ドイツ人側にも一人一人ちゃんとストーリーがあるんだよね。
勧善懲悪なんて現実にはありえない。
そういう人間愛にあふれたところ、好き。

観終わってから気づくこともあって、ロベルトとニーナの「私がもしドイツのスパイだったら~」のくだりの場面。
ロマンティックで好きなんだけど、最後のリチャードの話を聞いてから思い出すと、ロベルトがリチャードみたいになっちゃう可能性もあったわけで、それをロベルト自身が分かっているからこそ、最後の方でエーリクに「君も一度女性に溺れてみるといい」的なセリフになるわけだなと。
それだけロベルトはニーナに惚れていたんだな~と思うと余計にムヒムヒしちゃうんだけどw

あと音楽もよかったな~
個人的にプロローグがめっちゃ好き。
演出もいいしドキドキワクワクする。
そしてなんといっても後半のLives in the theaterは涙なしには見られない!
もう歌詞があかん・・・ファンの気持ちを代弁してくれてるような歌詞。

そう、「客席の片隅で舞台に恋した」んですよ!
いや~もう思い出すだけで泣けてきちゃうな。
芸術を愛する人に突き刺さる舞台ですね。


では全体の感想はこの辺にして、続いて役ごとの感想!


■ロベルト・フォン・アムスベルク:真風涼帆

真風涼帆のために作られ、演じられ、愛される役!
いや当て書きだからそりゃそうなんだけど、もう何から何まで完璧すぎて、しかもそのすべてに説得力がありすぎて、もはやひれ伏したい。
もう真風ファンとしてこんなに幸せなことはありません。
景子先生にひたすら感謝・・・
好きなところがありすぎてもう挙げるのにそりゃ苦労する・・・が、挙げていこう。

・まず幕開き
三つ揃えのスーツに紺のロングコート、ソフト帽、ってもう初っ端から最高すぎるやろ!
しかもまた、声がイイのよ~ロベルト。
落ち着いた声でちょっと低めで。余裕のある感じ。
大勢口でのダンス、曲も相まってプロローグ最高すぎる。


・ニーナと出会い不安そうな表情をする彼女にホワイトチョコのホットショコラ―デを勧める大人の男!その子の一日を悪い日にしない姿勢がなんという紳士!
しかもその後、女性を口説くのには甘いものって教えられたとかなんとか、最初から口説くつもりだったんか!!!ともう大人の余裕かましすぎてクラクラしちゃう。 


・ホテルの最上階のディナーをとナチュラルに誘い、ナチュラルに手にキスをしちゃうやーつ!
なんかもうナチュラルすぎて怖いんだが!!!もうこんな人に出会ったらホイホイしちゃうわ!
(私が出会うことは一生ないw)


・男役のビリヤードタンゴ!
いきなり上着脱ぎ始めてベスト姿!たまらーーーーーん!!!
あのストレートなラインがね、好きなんです。真風っちの肩から脚までのラインが!
んで、キューを跨ぐ振りが最高。んで締めのキメキメバッコーンの目つき。痺れまくった。


・バレエリハーサルの後、ニーナと一緒に踊り始めるところ。
お堅い職業なのにちょっと無邪気な笑顔が垣間見えてキューンとしてしまう。
しかも、意外と結構踊れるロベルト。稽古場で観たときデュエダンかと思ってたけどこの振り、劇中で踊るんや!となる。素敵な振りだったな~
多分さ、ロベルトはドラマとかお芝居とかそっち系の世界も好きだったと思うんだ。
けど、自分の将来を考えたときに自分には向いてないとかって思って諦めたのかな~だからその世界にいる人たちが眩しく見えるのかななんて思ったりしました。
そういう気持ちちょっとわかるので(役者志望とかではないけど)めっちゃ共感してしまった。


・「私がもしドイツのスパイだったら~」のくだりのキスシーン。
いや、もうなに!?めっちゃナチュラル!!!
なんていうか、今回真風っち、極限までリアルを追及してませんか!?
宝塚なんだけど、めっちゃリアルにありそうな感じで、手は添えてるけど見えそうなキス!
このドキドキが今後加速してしまう・・・
ほんでもって、上手いこと相手の質問をかわして、自分のペースに持っていく・・・
大人の男すぎる~こんな人に騙されてみたい・・・
でも自分が自分じゃなくなりそうだ。。
ニーナはすごいよ。こんな人に出会ったのに自分の夢にまっすぐになれるんだもん。


・エーリクからヘルマンをまだ逮捕しないのかと言われる場面。
あの紺スーツだけでもたまらんのに、そこでタバコを吸い始めるロベルト。
このタバコを吸う一連の動作がもうね、オ・ト・コ!
私キスシーンフェチだとずっと思ってきたんですが、今回タバコ吸いフェチだと思い知らされました。
あの、タバコ吸い始めて頬をすぼめて吸って、煙吐いてちょっと上向いたりするの、
もうかっけぇよぉおおおおお!!!
しかもこのときちょっとイラついてるのも、なんかイイんですよね。もはや何でもかっこよく見えてくる始末。
エーリクは八つ当たりされててごめんよwイケメンだから許してあげてw


・親友からの手紙で落ち込んで飲んだくれたニーナを部屋まで送って行って、話を聞いてあげて、慰めてあげてその後ベッドに・・・のシーン。
いや~もう心臓バクバクが止まりませんでした。体温の上昇を抑えられなかった。
まずね、ポロポロ泣くニーナを優しく頬を撫でるとこ。
手の甲側の指で撫でるの!めっちゃ美しすぎる!!
相手のことを愛おしいと思ってることが伝わりすぎてもううひゃ~~~~って感じで、その後ナチュラルにベッドに誘導、からの・・・カーデガンスルっからの、雄の目つき(なんなのっこの目は!!!)をニーナに向けつつネクタイを緩めるところ・・・
肩に手を添えて、ニーナのリボンをしゅるしゅる・・・しゅるしゅる・・・(エンドレス反芻)
そしてゆっくり身体を支えながら押し倒す・・・
そこに一切の焦りはない、美しくて絵画のような映画のような名シーン。
相手のことを包み込みながら大事にしながらこの流れ・・・
もう完璧以外の何物でもない。
なんなんでしょう。もうほんっとに!こんなの見たら現実には戻れなくなりそうだ・・・

・バレエ終演後の、ヘルマンとの熱い抱擁。
もう、このシーン大好き。あの固く抱き合ったときに、ロベルトが腕でぎゅっとして、そのあと目を見つめる二人の表情が胸熱すぎた。
分かり合ってる。この二人完全に分かり合ってる。そのまんま、信念を同じくするまかキキやん!
景子てんてー(T0T)ありがとう。。。もう感謝しかない。


・アメリカに行くことを決意したニーナにやんわりと振られるが、クリスマスカードを送ってもいい?と言うところ。
なにそれ、なんかいきなりかわいくないですか?
クリスマスカードっていうところがもうなんか、めっちゃ欧米の紳士だ~
うん、クリスマスは特別だもんね。
でもさ、ここで変にしつこく追っかけるわけでもなく、内心はめちゃめちゃ寂しいし離れたくないはずなのに相手の幸せを願って送り出すところ。
好きや~真風っちって結構こういう最終的に女性側の意思を尊重して決して束縛しないという役、めちゃめちゃ似合うよね。ダニーといい、ディミトリといい。
そしたらちゃんと女性は戻ってくるんですよ!!!
男性陣、ここはしっかり観といた方がいい!束縛してもいいことないよ!(誰目線w)


・ニーナと再会してエーデルワイスを送るロベルト。

出会った場所、このホテルで再会するというところが何とも粋で彼らしい。二人だけの"大切な思い出"がある場所。

最後に告白して、ニーナと抱き合った時のロベルトのなんとも幸せそうな顔が印象的で忘れられん。
お堅い職業だからこそ、こんなホッとできて自分自身のままでいられる居場所が彼にも必要だったんだろうなぁ。
この日のために1か月休まず働いたところもなんかかわいくて。もう最高でした。


・爽やかフィナーレ!!!
なんか白基調で夏を感じさせる衣装でよき。デュエダンはお芝居の続きみたいで!
今回は久々にリフトもあって幸せ感満載でした♪ダンスも合っていたので次のショーもますます楽しみ!


ということで、たくさん書いたけど、大人な余裕を感じさせる男でお堅い職業なのに、所々温かみを感じさせる表情やしぐさ、そして一瞬にして雄になるそのギャップにとことん落ちまくりました。。


真風っちだけで書きすぎたのでw、続きは次回。



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