密談

ある日の事、五匹の猫が秘密基地に集まって何やら密談をしています。

ぽ「ねぇねぇ、最近母さん太ったと思わないか」

他4「うん、うん、うん、うん」

ぽ「大体僕の事をメタボメタボって言ってるけど自分がメタボだと思わないか」

ろ「はい、お兄ちゃまの言うとおりです。みんなもそう思うだろ」

他3「そうだそうだ」

ぽ「父さんも、母さんにおこってるじゃん、PCの番して動かないからだぁって、そこで相談なんだが
　　母さんを歩かせないか？」

こ「ぽん兄ちゃま、どうするんですか？」

ぽ「一人づつ雲隠れするんだ、どんなに呼ばれても出て来ちゃいけないぞ。そうすれば母さんは
　　心配してあちこち探し回って歩き回るだろ」

他3「そりゃいい考えだにゃ」

ゆ「チコ、あんたも手伝うのよ、わかった」

ち「う、うん」

ぽ「じゃあ、みんなOKだにゃ」

他4「どうやるんですかぁ」

ぽ「あの動かなっぷりは凄いから毎日は無理、だから一週間に一回から始めよう」

ろ「誰からやるのぉ。。。僕、遠くに行かれないよぉ　だって恐いもん」

ゆ「しょうがないわねぇ　私が最初にやるわよ。ちょっとした遊び場も見つけて有るし」

こ「じゃぁ次は僕がやるよ」

ゆ「その次はチコよ。あんただけ紐なしで遊んでるんだから遠くへ行けるでしょ」

ち「ユキ姉、チコも遠くは恐いです」

ゆ「しょうがないなぁ。私がいいって言うまで家の中に隠れて絶対出てきたら駄目だからね」

ち「うん。。。」





てな相談が猫達がしていたかどうかは定かではないけど私、一週間に一回、

彼らを探し回っています。

昨日は、久し振りのお天気だったので猫達を遊ばせながら梅の木と紅葉の剪定を

夫していたのですが終わって気付くとチコの姿が見えません。

そんなに遠くには行かないだろうと名前を呼んで（呼んでも返事はしませんが）数時間探したけど

見つかりません。少し範囲を広げて探すことにしました。

横浜は坂が多いって言われてますが、その通りで家の周りは階段と坂、

名前を呼びながら坂を登ったり降りたり、直ぐ側の階段を昨日は４往復

仕舞には足が笑ってました

暗くなっても見つからず夕飯の支度をしてからもう一度探すことに。。。

台所で支度をしていると夫が素っ頓狂な声を出しています。

何事って思いながら居間に行くとテーブルの上にチコがちょこんと乗っていました。

何時間も夫婦で探し回っていた間、チコは家の何処かに居たのです。

もちろん、家の中もくまなく探しました。

何処に隠れていたのやら。。。ほっとして夫婦で大笑い

本日、筋肉痛、おまけに外は雨。。。PCの番やってます