小太郎が行方不明になって今日で六年になります。
ほんの少し目を離してしまった事を後悔しています。
いなくなる前、何かをじっと見つめているコタの姿が今も目に浮かびます。
兄妹達は、とても臆病です。あの日ももの凄い勢いで入ってきました。
当然、異変を感じすぐ外へ出るとコタの姿が有りません。
その間、ほんの数秒だったと思います。鳴き声も聞こえませんでした。
コタは、兄妹とは違って少しおっとりした子でした。
逃げ出すこともせず、鳴きもせず、連れて行かれたのなら顔見知りだったのかも等
この、六年間色んな思いが巡ります。
コタが、可愛くて連れって行ったのなら可愛がってもらい幸せに暮らしているに違いない、
連れて行ったものの途中で放置されてしまって辛い思いをしていないか
また、嫌なニュースを耳にすると最悪の事を考え心が痛みます
まだ、諦め切れずいます。
もしかしたら、会えるのではないか、そんな思いで日々、外猫さん達を撮っている写真家さんや
猫好きさんのブログやFacebookにお邪魔したりしています。
この間もコタにそっくりな猫さんがFacebookに載っていて、奇跡が起きたと思いました。
家族にも「絶対、コタだよね」と興奮していると娘が、「よく見て、鼻白いよ、それにコタは、こんなに
若くないでしょう」と言われ『はっ』と思いました。
コタは、今9歳です。
私の中のコタは、3歳で止まっていたのです。
一緒に暮らしていた年月より会えなくなった年月の方が長くなってしまいました。
コタは 、いま、どうしているのでしょうか?
きっと何処かで幸せに暮らしていると信じています。そう信じたい、そうでなければやり切れません。
そして、また、出会える事を願っています。
コタ、お母さんは、コタの事を忘れていないからね。毎日、コタの無事を祈っています。
コタ、ごめんね。あなたを見つけてあげられなくて。。。。