再び・そこぬけ珍道中

新装開店ガトーのブログ。
雑多な日常あります。

Tempo di Minuetto へっぽこVn日誌【4】

2016-04-04 22:52:34 | 音楽
久しぶりの練習です。
ガチの練習だとこんなに何日も空けるのは論外なんですが、
そこはリハビリだからだいじょうぶ。
弾くことは手段であって、目的ではないから。

でもね。
サボるとやっぱり弾きにくいっす(;^ω^)

指(と弓)慣らしにと、動画サイトからランダムにいくつか
昔習った教則本の曲を一緒に弾いてみたりしましたが、
何回も巻き戻しては弾きなおして、という感じ。
昔取った杵柄ではやっていけなくなってるのを
ひしひしと感じました(笑)

慣らしが終わったら気分を変えて、
今日はしばらくお蔵入りになっていた楽譜を取り出して
弾いてみることにしました。
クライスラー作曲「Tempo di Minuetto」。
この楽譜は通販で買ったのですが、冊子を想像していたら
一枚の紙がペロンとあったので驚きました。
まあ、確かに短い曲なんでそんなもんですよね(笑)
(ピアノ伴奏譜はちゃんと別に付いてました)

最初はノンビブラートでゆっくり
……というか、たどたどしく?弾きました。
クライスラーの他の作品ほど難しい曲ではない(と思う)ので、
一応最後までたどり着けました。

ここから、少しずつ指など慣れていかねばならないのですが、
その前に私の体が悲鳴を上げました。
背中がいたい!腕もいたい!
現役の時にはこんな短時間で痛くなることはなかったのに( ;∀;)

仕方なく、今日の練習はここまでとしました。
明日の昼は用事があって弾けそうにないので、
この続きは未定……。
(夜はサイレントな楽器じゃないのでムリなのです)

まあ、気長にやろうと思います。



おまけ。

Itzhak Perlman - Kreisler - Tempo di Minuetto - Tilles Center New York - 17.04.10



この最初1分くらい冗談飛ばしてるおじいちゃんが、
すんげぇヴァイオリニストのイツァーク・パールマンさんです。

憎悪と救い、そして課題

2016-04-03 21:36:39 | 日記

少し前に撮った桜。

近所でお祭りがありました。
ちょっと外に用事があったのでついでに見てきました。

そこでよく目についたのは、子供かかえた若い夫婦。
みんな私くらいの年か、それより若くて。
しかもガチで同級生とかもいたんですよ。
休日だし、不用意にのこのこ行った私が悪いんでしょうけど、
正直、何でこんな時に会うんだ、と思ってしまった。

私がこんなに苦しんでいるのに、
世の中は素知らぬ顔してどんどん時を進めている!!

それが、とても悔しかった。
(今の私の病気の大本は、地元の同級生が寄ってたかって
作ったと言っていいと私は思います)

みんな笑顔で、何してるの?
私をこんなにしといて、何してるの?
なんであんたたちだけそんなに幸せそうなの?
おまえらなんてきえてしまえよ!!!!

帰り道、とぼとぼとそんなこと思ってました。

そして、「私がいなくなればいいんじゃないか」
というヤバい結論にまで達してしまいました。


ただ、幸運だったのはそこで私が家にたどり着いたことです。


家では、家族みんなで「ぷよぷよ」という
テレビゲームを楽しんでいました。
私もその中に入っているうちに、
いつしか上に書いたような憎悪は消えていました。

ゲームってすごいですね。
もちろん、家族にも感謝しなければならないんですが。

今は、冷静な気持ちでこれを記録しています。
思うに、この経験は
今後のさまざまな選択について
考えさせてくれたのではないかと思います。

地元に住み続けると、こういうことが多々あるであろうこと。
誰かに遇うたび見たくない現実を突きつけられるということ。
手帳を申請すると、病院を受診すると、
知られたくない会いたくない誰かに遭遇する可能性が高いということ。

今の病状では一人暮らしができないから実家に帰ってきたのですが、
もう少しいろいろと考えなければならないな、と思ったのでした。