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ぽんこのめ。

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なけてくる。

2017年09月26日 20時02分55秒 | ぽんこと学校

大ちゃんと過ごした日。

今でもキラキラ輝いて、忘れられない日…

 

だったのに、忘れているエピドーソがいっぱいでびっくり。

そもそも、中学校っていつからつきそいしたっけか?とブログを読み返してみたり。

 

そう。

ブログを読み返してしまった。久々に。

正直、ここ最近のはどうでもいいけど、やっぱりあの頃のブログは書いておいて良かったーと心から思う。

私と大ちゃんの過ごした日々。

楽しかった。

辛かった。

笑ってた。

泣いてた。

 

いろいろな感情があって、いろいろ考えて、でも最終的には大ちゃんと顔を合わせて笑ってた。

 

大ちゃんにとっての、私ってなんだろう。

大ちゃんと過ごした日が、私のとって大事なように、大ちゃんも私と過ごした日を大事だと思ってくれてるのかな?

 

教室の後ろにいる私を見て、ほっとしていた大ちゃん。

今でも私は「ほっと」する存在でいられるのかな?

どんな形で大ちゃんと過ごして行くことができるのかな?

 

大ちゃんと働く場所を考えた事もありました。

でも、いつまでも私がそばにいてはダメと思ったりもしました。

 

あの頃とは違う、今の私としてできること。

一緒にまた、歩んでいけるかな。

 

いろいろ考えて。

大ちゃんの成長の邪魔にならないように。

何かできればいいな。

 

大ちゃんと過ごした日を思い出すと涙が出ます。

大ちゃんとこれから過ごしていく日を考えると、いっぱい楽しみで、少し不安です。

 

でも、きっと、大丈夫。

授業中、目と目で会話できた、私たちだから。

 

こないだ、大ちゃんの家に久しぶりに遊びに行きました。

私が行く、って聞いたら、洗面所で一生懸命ヒゲを剃って準備していたそうです。

 

大人になったね、私も大ちゃんも。

大人同士、また、歩んでいければいいね。

 

 

 

 

 

 

 

 


あっぷっぷ 総会終了。

2012年07月08日 00時50分15秒 | ぽんこと学校
障害児も普通学級へ 富山連絡会

総会終了しました。

なんか、すっごい満ち足りた気分。

北村小夜先生のお話は、優しいけれど力強くて、説得力があって、自分って勉強不足だなと思わされて、前へ前へ進む元気をいっぱいくれました。


障害児が普通学校へ通うには、まだまだ道が険しいけれど、これだけ道を開いてくれた先輩がいるって思うだけで、心強いです。


「障害持ってても、普通学級へ行っても良いんですかね?」

と聞かれることが多い最近。

これは、

「障害を持っていても、地域で生きていて良いんですかね?」

と同義語だと思う。


施設脱却などと政府は謳ったりしてるけれど、本質は何も変わっていない。
教育を見ればよくわかる。


養護学校義務化についての背景。
本で読んでいてもイマイチぴんときてなかったけれど、今日はストンと心に落ちた。


「一緒がいいならなぜ分けた」

重い、重い言葉です。

今は、分けられていることにするら気づいていない人たちがいっぱい。

問題が見えにくくなっています。

問題が見えにくくなると、大変です。


「差別」が無くなったわけではないのに、「差別」という言葉を口にするだけで、過激な人と判断されるようになってしまいました。

おかしな話です。


それにしても…

久々に、心から楽しかったーと思える、日でした。


北村先生に、感謝です。

話が聞けて、良かったです。



色々な言葉が、泣けて来ました。



少し、勉強をして、ぽつぽつとニュースで報告していきたいと思います。



学校のお仕事とは。

2012年06月25日 00時25分39秒 | ぽんこと学校

なんだかなぁ…。

学校の先生のお仕事って何ですかねぇ…と思うような内容を、先日聞いてきました。

 

あまり詳細を書くのは…大丈夫かわからないので濁しますが…

障害児の親だから、学校に通うために付き添わなくてはいけない、というのは、いかがなんでしょうか。

仕事があると言っても、障害児を持っているのだから…と言われるのは、いかがでしょうか。

 

そんな話を事前に聞いて、てっきり普通級に通っていると思っていたら…

いたら…

支援級って…

障害児の親を馬鹿にするのもたいがいしろよって感じです。

 

なんだか、情けなくて泣けてくる。

「ここは保育園ではありません」

と障害児に言い放つ教師って、どんな神経なんでしょう。

 

なんだかなぁ…。

こうやって、苦しんでいる親はいっぱいいるんだろうな。

哀しいというか、情けないと思うこのごろ。

 

ふぅ。

 

 


北村小夜先生とお会いして

2012年01月31日 13時24分10秒 | ぽんこと学校
先日、あっぷっぷの代表からメールが来て
「明日北村小夜さんとお会いすることになったので、ご一緒にどう?」
と誘われました。

ぽんこは、障害児教育の発表会に行く予定だったので、少し悩みましたが、もしかしたらお会いするチャンスは今回しかないかも!と思い、北村先生に会うことに決めました。


本の中の人だったので、少し緊張して行きましたが、すごく話しやすい方で、いろんなお話をいっぱい聞けてとても充実した時間を過ごせました。

しかし…86歳だってのに、言葉はつまるところをしらないし、食事のスピードは速いし、歩くスピードも…

あんなステキな女性に私はなりたいなぁ。


なんていうか…
激動の時を生きてきた人のお話はすごい。
書物からでは感じることのできない、いきおいというか、人柄と言うか、なんちゅうか…直接あって話すって大切だなぁと思いました。


「一緒がいいならなぜ分けた」

子どもの問いかけは、するどくて、正しくて…
最近少し遠ざかっていた教育について、どっぷりつかることがきました。

ちょいと勉強モードに入らなくては…。


ちなみに最近「写経」を始めました。
少しでも心が穏やかになればいいなぁ…と思って…。




あっぷっぷ総会

2011年07月05日 23時39分38秒 | ぽんこと学校

「障害児も普通学級へ あっぷっぷの会」

の総会が行われました。

今回は、インクルーシブ教育を実践してきた片桐健二さんをお迎えして、私が聞き役となり講演会を行いました。

片桐さんの著書を2回読み、粗方頭に入れて臨みましたが、やはり初めは緊張してうまく進めることができなくて反省…。

後半は、会場の質問を受けたものの、あまりにも会場でヒートアップして、なかなか止めることができませんでした…。

それでも、初めてこういう形でやらせてもらって良い経験になりました。

昔と違って、緊張しなくもなったし。

 

でも、楽しかったなぁ。

本当は養護学校義務化の話とか、根本的な話で盛り上がりたかったんだけど、たぶん会場内の人たちはあまり興味のない所だろうから…。

東京では進んでいるインクルーシブ教育。

富山でもっと根付かせていくには…草の根活動プラス法的整備が必要です。

今度のニュースで、その辺の所に触れることができればと思っています。

 

にしても…

ちかれたぁ。

 


インクルーシブ教育。

2011年04月23日 15時09分24秒 | ぽんこと学校

大ちゃんが卒業して…もう高校入学して通ってるのかぁ。

と浸る間もなく、小学校低学年自閉ちゃんママからのメールはやってきます。

 

正直、燃え尽き症候群的になっている私が何ができるかなんてわからないけど…。

そんでも、1年たっても学校になじめていない子を見ると…辛いです。

 

あっぷっぷの代表は、ママがしっかりしていないと、普通級なんて行かない方が良い!といつも言っていますが、それがわかるこのごろ。

でも、わかっても、どうしても考えてしまう。

その子にとっては、一回しかない義務教育。

周りが投げたら終わりだなぁと…。

 

私には、理想だと思う社会があります。

その社会に行く、一番の近道が教育だと思っているのです。

なので、譲れない…。

 

久々に、教育の本を読む毎日です。

でも、当たり前すぎて段々飽きてくる私。

インクルーシブ教育が当たり前って思うように、みんななれば良いなぁなんて。

 

来週の月曜日、校長と担任と会ってお話をしてきます。

少しでも、インクルーシブ教育が進んでいけばいいな。

 

 


TEECHプログラムについて。

2011年03月21日 01時28分44秒 | ぽんこと学校

自閉症のための療育プログラム「TEECHプログラム」は、大ちゃんと知り合った頃に知りました。

かれこれ9年前になるのかー。

まだ、自閉症とは何かがわからず、それでも大ちゃんの付き添いを引き受けてしまったので…と必死に勉強していたあの頃。

大ちゃんにとって、何が必要かがわからなくなったときに、当時富山大学にいた武蔵先生に「お話を聞かせてくれ」と研究室を訪れた時に、教えてもらいました。

当時はあまり知られておらず、本も出ていなかったのですが、武蔵先生より1冊の雑誌をいただき(お金払ったからもらったわけじゃないか)、読みました。

ですが、大ちゃんはそこまで自閉的傾向が強かったわけじゃなく、あまり当てはまらなかったことと、そのあとに、TEECHプログラムに反対する人も多かったことから、あまり深く読むことなくすぎていきました。

 

ただ…

 

最近、あっぷっぷ関係で、親から「答え」を求められることが多くなってきたので、今一度勉強を始めようと思い、本屋でいろいろ眺めてきました。

昔より減ったなぁ…自閉症関係。

特別支援教育が始まってから、そっち(分離教育)の本が多いなぁ…。

先日あっぷっぷの集まりで「リタリン」の話が出たので、昔読んだリタリンの本をちら見してみました。

本屋でも、ADHDの本には登場しますが、そこで薬物療法を絶賛している本は買いたくないなぁと、ちらちら見ながら選んでいたら…買う本がない…。

 

私、薬物療法は反対です。

大ちゃんの1つしたのしんちゃんという男の子が、一時期飲まされていたのですが、あのぐったりして、うつろな目を見ていると、私が叫びながら走りたくなるくらいのショックでした。

「落ち着きたい」と、自ら飲む子もいるらしいですが、副作用も強い薬。

そもそも何故「落ち着く」ことが必要なのか、ということを考えなくてはいけないのではと思うのです。

 

確かに、しんちゃんの多動っぷりは半端なく、本当に猿みたいに飛びまわり、飛びつきしていましたが、それがしんちゃんであり、上手く誘導することによって、学校生活に溶け込んでいきます。

その子自身と向き合わず、薬を飲めばいいやら…本当にそれは正しいやり方なのかなぁ…。

 

医者からは、バッシング受けそうだな、こりゃ。

 

まぁ、いいや。

 

現在、バリフリ鑑定書を印刷中。

奇麗モードでやると1冊出来上がるのに…もう30分は過ぎてる…。

へ?30部作ると30分でも15時間ってか…。

どうしよう…普通モードでいいかぁ…。

 

印刷ついでにブログ。

 

ってか、助成金報告書類作成しなきゃ…。

 

はぁ。

まだ眠れぬ日々は続きそうだ…。

 


大ちゃんの卒業。

2011年03月21日 01時22分29秒 | ぽんこと学校

先週の火曜日、大ちゃんの中学で卒業式が行われました。

卒業式に出席しなかった私に、わざわざ先日、大ちゃんと、大ちゃんままが挨拶に来てくれました。

大ちゃんが、

「3年間中学生活を送れました。有難うございます」

というような言葉を言ってくれました。

学校で言われた時よりも緊張していたなぁ。

お母さんといるときの大ちゃんは緊張気味。

学校の方がおふざけです。

 

思春期、そんなもんかな。

 

大ちゃんが挨拶に来ると知った時から、やだな、泣きそうだなぁと思っていたけど。9年間慣れ親しんだ顔を見ると逆に笑顔が。

楽しかったねー。

って、大ちゃんに。

お疲れさまでしたー。

って、お母さんに。

 

これからも、きっときっと大ちゃんには色んなことがあると思います。

不安もいっぱいだと思うけど…。

大ちゃんらしく、毎日を過ごせますように。

 

高校生活が一段落するだろう夏休みくらいに…会いに行こうかな。

 

 

 


義務教育 終了。

2011年03月09日 15時57分33秒 | ぽんこと学校

大ちゃんと出会って9年。

来週の火曜日で、大ちゃんは義務教育を修了します。

そして、私は1週間早い卒業を。

 

小学校の時は、卒業式にも出席し、最後のお別れの時には手作りビーズストラップと絵葉書を皆に渡しました。

さすがに、中学校の時はクラスが4クラスあるので、大ちゃんのクラスにだけあげるのはいや(小学校を一緒にすごしてきた子にも渡したい…でも、そんな立場では今はない…)だったので、何もなく。

中学校での私の立場は悪く、様々な行事にもお誘いもなかったので(小学校の時は綺麗な招待状をいつも頂いていました)、卒業式も出るつもりもなかったし、きっと何もないんだろうなぁと思っていたら、最後に花束と色紙、手紙をいただきました。

 

最後の最後で、初めて中学校の教壇に立ち、皆の顔を正面から見ました。

そして挨拶。

 

さすがに、小学校から一緒の子たちの顔を見ると、私の涙腺は緩みそうでしたが、そこは我慢。小学校卒業式では我慢できなかったので…耐えました。

 

「先生のこと、一生忘れないよ」

とお調子者えいぽがいいました。

「俺、きっとすぐ忘れるわ」

「そういう奴が忘れねーんだよ」

と突っ込みをいれながらお話してくれる子もいました。

 

色んな事がありました。

大ちゃんを通して感じてきた「インクルーシブ教育」

 

大ちゃんの成長というよりは、彼等の成長に涙です。

大ちゃんは、良いクラスメイトと出会えました。

本当に良かったと思います。

 

「高校生になったら、一人でやっていかなきゃいけないんだからね!」

と大ちゃんに言うと、

「なんで?」

と返されました。

 

…きっと、こんな感じで、色んな人の手を借りながら大ちゃんは成長していくんだろうなぁ。

それって、きっと、すごい楽しい未来だなぁと、思うのです。

 

今日、明日と、多くの中学生は県立高校入試を受けています。

天気悪いけど、がんばれ。

後悔のないように、楽しい3年間を笑顔で終えれるように。

 

また、どこかで、逢えたらいいね。

笑顔で、逢えたらいいね。

 

ばいばい。