採用の仕事は、
一般的に「人事」の仕事ととして分類される。
人に関する仕事であるから「人事」!
納得感はある。
しかし、これまでの私の経験でいくと、
「半分は人事、半分はマーケティング」という感覚だ。
意外に思われるかもしれないが、
半分はマーケティングなのである。
正しくは、
マーケティング的なスキル、要素を用いることかもしれない。
採用の仕事は大きく分けて、
1,自社に入社希望者を集める
2,候補者を選考する
この二つに分類することができる。
入社を希望する人が集まらなければ、
選考するどころの話ではないし、
選考しなければ、
集まった人を全て入社させるのか、ということになる。
この内「入社希望者を集める」という仕事は、
実はマーケティング的なスキルをふんだんに使用するのだ。
まず、候補者はどの層の方か(Promotion)
自社のアピールポイントは何か(Product)、
どのルート、媒体を利用するのか(Place、Promotion)、
いくらのお金を使えるのか(Price)。
これはまさしくマーケティングの4Pではないであろうか。
仕事をしていて、
必要とするスキルを分類していくと、
意外と他の分野と思われるスキルを必要とすることは多い。
分野をまたぐスキルが、
実は仕事の質を大きく飛躍させる原動力なのかもしれない。
鈴木清太
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