世界が注目する日本料理界の雄、山本征治さんと奥田透さん。
二人は兄弟弟子で究極のライバル。
はも、鮎、大うなぎなど、初夏の食材に挑む二人のしのぎあいと絆の物語に迫る。
世界が注目する日本料理界の雄がいる。
“世界最先端の料理の１つ”といわれ「世界のベストレストラン５０」に
日本料理として初めて選ばれた山本征治と、
レストランガイド「ミシュランガイド」で３年連続三つ星を獲得、
王道の料理で海外にも知られる奥田透だ。
ふたりは同じ料亭で修業をした兄弟弟子で究極のライバル。
日本料理の食材がもっとも豊富な初夏。
はも、あゆ、大うなぎに挑むふたりの“しのぎあいときずな”の物語に迫る。
（NHKアーカイブスより）
さて今回は、
NHKで放送されたドキュメンタリー番組のご紹介です。
8月に放送されました。
二人の料理人の物語！
25年前、四国の有名料亭に、料理店を辞め入店した一人の若者がいました。
名前は奥田透。
しかし、与えられた仕事は店主の運転手と下足番。
そんなある日、先輩の家に遊びに行きました。
その先輩とは1年先輩で既に調理の仕事に就いていた山本征治。
その先輩の家には、既に自分が買い揃えていた料理の専門書が揃っていまいた。
さらに、自分がどうしても見つけることができなかった専門書もありました。
奥田は、「もしかしたら、この人は自分と同じものを目指しているのかもしれない」
その日から、山本の下宿先に奥田が通う日々が始まりました。
そして、料理について議論をし、尽きることがなかったといいます、
そしてある日二人は誓い合います。
山本「俺は日本料理という風船が今、火に落ちそうになったら迷わず火の中に飛び込む！」
奥田「僕も日本料理が火に落ちそうになったら、迷わず飛び込む！」
日本料理に人生の全てを捧げると誓い合ったのでした。
最大のクライマックスは、
ミシュランの三つ星シェフになった奥田が、
インタビューに涙しながら、
「努力しているんですけどね・・・
でも山本さんのあの才能は僕にはないんです・・・」と話すシーン！
最近になく、堪能したドキュメンタリーでした！
本当に価値のある素敵な番組なので、
NHKオンデマンドで再放送するか、
DVDを販売すれば良いと思うのですが・・・
お知り合いの方に限り、無償でDVDを差し上げます。
ぜひ、ご覧下さい！
鈴木清太
