最近、あまりテレビで見かけない。
ある期間、
毎日のように画面で見掛けることもあるが、
まったく見掛けない時期もある。
15年以上前だろうか、
あるインタビューでそのことを語っていたのを
うる覚えではあるが、
今でも頭の片隅に残っている。
その内容は、
テレビに出るということは、
自分の中に蓄積していたものを
放出する期間なのだそうだ。
ただ漠然とテレビに出続けるということは、
自分自身が出涸しになっていくと考えている。
自分の中に蓄積する期間、蓄えるための時間があるからこそ、
良い質でテレビに出られるのだという。
このインタビューを切っ掛けに、
蓄えることの大切さを
ことあるごとに考えるようになった。
しっかりした蓄えが出来ているか、
出涸しにならないようにしているか、
時々、自問自答している。
感覚的には、
7割が蓄えをすることで、
残り3割が放出、
そんな感覚だろうか。
鈴木清太