大切にしているビデオがある。
NHKの番組「SONGS」の
2011年12月21日に放送されたかつてのアイドル「キャンディーズ」の回。
http://www6.nhk.or.jp/songs/prog.html?fid=111221
今もハードディスクに大切に保管してあります。
私がキャンディーズのファンであるということではなくて、
ビジネスにおける大切なことを教えてくれました。
キャンディーズは、1970年代に活躍した女性3人組のアイドルグループ。
3人はランちゃん・スーちゃん・ミキちゃんの愛称で親しまれた。
「年下の男の子」「春一番」「暑中お見舞い申し上げます」などのヒット曲がある。
デビュー当初は最も歌唱力のあったスーちゃんがメインボーカルを務めていた。
しかし、あまり売れず。
それをみていた当時のマネージャーが、
お姉さん的な雰囲気を持つ「ランちゃん」をセンターで起用することを提案。
このチェンジが功を奏し、
「年下の男の子」は大ヒットとなった。
ここでなにが起きていたか。
つまり3人組のメンバーの構成は変えておらず、ビジネスでいう資源は何も変更をしていない。
真ん中のメインボーカルを変えるという、2人の入れ替えを行うことでヒットにつなげている。
いかに全体のバランスが大切かということ。
ビジネスの世界でも同じような資源は変えず、入れ替えで活性化、ヒットにつながることがあるのではないかと考えている。
全体のバランスを見直すこと。
身近でもあるかもしれません。