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帰ってきた“いつまでかけるか”

マイペースに日常を暮らす。

小説「ホテル・フィクション」その4

2012-12-04 22:50:05 | 小説
ケータイの鳴る音で目が覚めた。
さては昼間の人に何かあったのかと思った。
同僚がメールをくれていたが、たいしたことはなかったようだ。
でも一大事になるところだったので、明日の朝はもっと誰よりも早く行って謝らなきゃ。
と、そこで昼間の“まかない”の残りを冷蔵庫の中のタッパに入れて置いていたのを
思い出した。その時には腹が減っていたので、残りをアッサリ食べた。
するとすぐ後眠くなってきた。
そして目が覚めると・・・。


~この小説に出てくるホテルはフィクションです。~



完。

小説「ホテル・フィクション」その3

2012-12-04 21:26:14 | 小説
しかし、疲れが体力的にも、精神的にも
ピークに来ていたのか、見かねた上司が
ぼくに早く帰って休むようにうながした。
それでは僕も気が済まなかったが
ここは冷静にならないと、と思い近くの寮へと
帰って軽く夕食を済ませ、うたた寝し始めた。