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「セブン&アイが最後に自宅まで届けるモノ」について考える

2013年08月09日 | Short 日経 Literacyの所感
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皆さんこんにちは。株式会社PLUS.aの有田です。
今週より毎朝続けている朝の「Short 日経 Literacy」から僕の所感のみをBlog掲載していきたいと思います。
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★☆ 日経記事について僕の思う事 ☆★
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今後、金融機関に預けてあるお金を自宅まで届けるサービスが生まれるはずだ。
 その兆しはある。セブン&アイ・ホールディングスのセブン銀行だ。コンビニのセブンイレブンの店内や空港、駅などにATMを置いて、日本の金融機関のほぼすべてのキャッシュカードが使える。コンビニ銀行だ。では、セブン銀行がどうすればお金を自宅まで届けるサービスができるのか。それはATMを車に積んで移動スーパーのように巡回すればいいのだ。このサービス、ちょっと乱暴過ぎると思われるかもしれない。しかし、すでにセブン銀行はやったことがある。
■実は近い「小売り」と「小口金融」
ATM端末を載せたトラックがやってくる日も近い? 写真は東日本大震災でセブン銀行が宮城県気仙沼市などに設けた移動ATM
 2年前の東日本大震災後、被災地で一時、トラックにATMを積み込んで移動ATMサービスをしたのだ。いろいろな規制があったが、警備会社の協力を仰ぎながら実施にこぎつけた。被災で自動車などの移動手段がなくなった人たちなどが利用した。移動ATMのそばにいたセブン銀行の行員は利用者からこんな言葉をかけられた。
 「遅かったわねぇ」
 それは何もATMを載せたトラックの到着時間が遅れたことへの不満ではない。「移動ATMサービスをもっとはやくやってほしかった」という意味だった。
 小売業のことを英語でリテール(retail)という。小口金融も英語では同じリテールだ。小売りと銀行。つながっていて当然だ。
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ATMの宅配など耳を疑う事業です!
東日本大震災での体験を日常生活に活かすなどセブン&アイ・ホールディングスは素晴らしい!
確かに高齢者などの生活弱者に宅配サービスは浸透してきているが、お金がないと商品を買えない訳でお金を下ろす銀行やATMは駅前などに立地している。また高齢者のクレジットカード嫌いを考えるとお金を下ろすATMが自宅の側に立ち寄ってくれるとどんなに便利なことでしょう!
イノベーションとは困っている事を解決することです。そのヒントは災害時に対応したことにあるとは皮肉なものかもしれません。しかし人が人を助けたいと顕著に表れた動きでもあり、そこに日常現実が潜んでいるのも確かなことです。
「ピンチがチャンスにかわる」と言われる訳は自分が本当に苦しんで、しっかり真剣に考え、自分だけでなく相手のことも考え始めることが出来た時こそチャンスが訪れるのではないかと考えます。
私腹を癒している生活にはイノベーションは生まれにくいと思われます。
誰も考えた事の無い発見をする方は、誰も味わった事の無い苦い経験をした方から生まれると信じています。
僕の好きな言葉に「ナニクソ」があります。
漢字で書くと「難忍苦蘇」で
「難しきことや苦しさを耐え忍び、再び蘇る」という意味が込められていると入社当時の先輩から聞いたことがあります。
今まさに「難忍苦蘇」スピリッツで立ち向かう時期だと常に自分に言い聞かせております。
再び成長して蘇る日を確信して。

本日も長文にお付き合い頂きまして誠にありがとうございました。
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