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An account of a Day-book

ベーシックイングリッシュのページ

「2:8法」で消費税廃止。

2025-04-15 | Day-Book
「消費税」を廃止したら――“ニッパチの理論”

消費税は廃止すべし――などと吹くと、およそ8割の人口は「それなら財源はどうするんだ?」と半ば嘲笑も交えて反論の声が飛び交うだろう。この、戦後、全日本国民がまったく経験のない空前の物価高に喘ぐ中、減税論が声高に吹き荒れるが、さりとて、さすがに「消費税の廃止」は論外、との考えが大半を占めていることだろう。消費税をなくしたら、政府は財源をどう確保するのか?、いくら何でもそれは無茶苦茶な話だと。
しかしここに落とし穴がある。その「思考」こそが政府の思惑に貶められて久しい日本国民の実情であることに8割以上が気づかないでいる。

“ニッパチの理論”が示す消費税不要
消費税はなくても財源は確保できる――これが結論だ。
日本はアメリカなどと異なり、従来、消費税はなかった。では政府は財源はどう確保していたか? 簡単なことだ。「直接税」がある。そう、日本は直接税で財源を得ていたのだ。極端に言えば、「直接税」とは金持ちから「多くの税金」を収めてもらい、庶民からは税金を取らない税制のことである。
とても当たり前のことだが、昭和期を生きてきた高齢者ですら、8割以上の人がこの事実への認識がほとんどない。消費税無しで日本は高度成長してきたのだが、そのド真ん中に当時いた人らがなぜかその事実への意識が乏しい、日本は世界の中で唯一、消費税のない、換言すれば大型間接税のない国――であったという事実への評価が。
海外の有名な著名な経済学者らが異口同音に日本を褒めちぎったのはこの「直接税主義」の日本の税制にあった。金持ちからは税金は巻き上げるが、そうでない人からは無差別な税金の支払いは要求しない、というものだ。

それでは、たとえば消費税を廃止し、昭和の頃のような直接税主義に戻しても大丈夫なのか? 今は令和の時代、昭和とはちがう。時代もちがうのだから、「昔」を持ち出すのは見当違いだろう、そう考えても無理はない。しかし一方、そう反論する人は“ニッパチの理論”をご存知だろうか?

「2:8の法則」
「2:8の法則」とも呼ばれるマーケティングのセオリーを。
「2:8の法則」はポートフォリオ理論と同様に古典的なマーケ理論だが、今日にも適用の不変の法則である。私は広告代理店にいた時、この“ニッパチの理論”をいたく体現した。あらゆる分野にこの「ルール」は適用できるし、されていて、私は日常を過ごしているのだと。会社も生活も思考もすべてがこのルールの元に成立しているのだと。

“ニッパチの理論”を見つめれば、大型間接税、つまり消費税は不要であることに気づく。
この経済理論を我々の日常で示すと、次のような例が挙げられる。

凡例:
会社のセールスを競う部署に10人の営業マンがいたとしよう。その部署では月間で100万円の売り上げがあったとして、これは10人がそれぞれ10万円ずつ売り上げての総計100万円であることはまずあり得ない。ほとんどの場合、10人中、2人が80万円を売り上げ、残りの8人が20万円を売り上げているのだ。つまり、売り上げに貢献しているのは少数の2割の「トップ・セールスマン」であり、多数の8割は「負け犬」である。
つまり、8割の営業マンは役立たずであり利益をもたらすわけでもなく、単に枠組みの形成に影響を与えている以外に何の存在価値もない。いわば給料泥棒でもあり、2割のトップ・セールスマンのおかげで給料を得ているともとれるものだ。このことはセールスに限らず、すべての「状況」に適用できる。営業部署や開発部門など企業だけでなく、日々のスーパーでの買物なども含まれる。



消費税は大金持ち庇護の詭弁的税制
上の事例を税制に置換してみよう。
政府の一カ月の必要な財源をわかりやすく「十億円」とする。人口を一億人としよう。大型間接税、現在の消費税だと、国民一人から十円を徴収して必要な財源十億円が確保されることになる。
しかし、これらには十円などなんともない大金持ちが2割含まれている。そして残りの8割は十円を“大金”と考える庶民だ。腐るほど金のある大金持ちも十円に泣く庶民も同じ国民にはちがいないと一まとめにして税金を取るのが今日の「大型間接税主義」である。
対して、2割の大金持ちから八億円を取り、残りの二億円を庶民らに負担を仰ぐ、というのが「直接税主義」である。この事例からとれば、消費税というのは国民が本来払う必要のない税金を徴収するための「インチキ道理の仮面をかぶったぬいぐるみ」であることがわかる。日本にすれば必要のない税制だったのに、アメリカの口車の乗せられ、1989年(だったかしら?)消費税3パーセントを導入してしまった。97年5パーセント、今日は10%だ。

繰り返すように、消費税というのは大金持ちを庇護するための制度である。政治家さんらもまーまーのお金持ちさんなので自分らも庇護している、というわけだ。消費税に代表の大型間接税の促進は、金持ちや大金持ちを庇護するための詭弁的政府の策略とよく理解しよう。
「もし消費税を廃止したら、政府の予算はないじゃない」との巷間の風に、大金持ちの人々はそんな声に「まさしくその通り」と嘘吹き、腹中でほくそ笑んでいる。



繋がってるのに「繋がらない」――「怪現象」と解決法

2024-12-13 | Day-Book
「ネット接続」できてるのに「ネット接続」できない――怪現象と解決法

インターネットに接続されています」…

先日、実に摩訶不思議な事態が勃発した。突然、インターネットに繋がらなくなったのである…。と、そう書くと、「なんだそんなことなの~」と一笑だろう。ネットを検索すればそんなのっていくらでも出てくるし、対処法も同じように同じような文言で溢れるばかりだ。
が、あえてここで取り上げたのは、「諸例なき事態」だったからだ。

通常、インターネットに繋がらなければ、スマホなどの場合なら、当然にブラウザも開けないし、オンライン型アプリも起動はできても使えない。前者なら「接続状態でない」旨のメッセージ、後者ならアプリ自体は起動しても「使えない」はずである。具体的には、「インターネット接続をしていない状態」でそれらの行為はそんな状態になるのは誰もが把握も経験もしている。うっかりモデムの電源を入れ忘れていたり、WiFiがOFFのままだったり、なら当然の結果である。電波不良もあるだろう、しかし――、

接続の状態であるのに、繋がらない…
スマホの「設定」メニューで「接続」となっていても、フリー・スポットなどのそれでは接続できないことがある。セキュリティ面やスタバなどコーヒー屋店内などでは一度、自分のサイトへアクセスしてからでないと繋がせない、と(店が利用者の端末情報を盗み取る目的で)そんな挙動もアリだろう。しかし――、
自宅のインターネットが「接続状態」で、インターネットに「繋がらない」…は起こり得ないはずだ。と、そういう事態に陥ったのである。

ネットワークに正常接続が表示されているが…

朝は通常どおり、ネットを少し見て、また自分のブログへのアクセス状況など確認してからパソコンの電源は切った。この段階では、何も問題なかった。それからお昼の時間くらいに、スマホ、私の場合は概ねTabletか記事で紹介のHandHeld-Phoneで、ネットはWiFi接続である。
ところが、どういうわけか「接続ができません」的なエラー・メッセージ。何度か再起動してみるが、同じ。WiFi接続の電源は間違いなく入っている。自宅のWiFiはブロードバンド・モデムの空きスロットにWiFiルータを有線接続し、モデムの電源は入れても、WiFiはONOFFできるようにしている。パソコンはモデムによる有線、スマホはWiFiによる無線が基本の使用環境。パソコンは家の各部屋の全部に有線接続しているから、5台のパソコンはすべてイーサネットの有線接続である。
したがって、イーサネット・モデムがオフだと、WiFiは使えない。しかしモデムのランプは普通に点灯している。


WEBは全アウトだが、おかしなことに…
ならばと、家にあるスマホ類で触っても問題ないそれら複数台を試すと、メインのHandHeld-PhoneSeparated-Phones、また普通のスマホ/タブレットはどれもANDROIDのバージョンに無関係に「接続不可」だった。常識的に、家の中で、ある一台はOKで、別の一台はOUTなどだったら、それはスマホ側の問題に決まっている。ところが、それらのスマホ類を大雑把に同じ行為と同じアプリで試していくと、実に変な現象になっていた。

Handheld-Phone

Separated-Phones(LG V60 ThinQ)

A:どのスマホもPLAYストアには入れるし、見れるし、ダウンロードもできた。また銀行系カード系のONlineアプリに限っては何故か問題なく作動
B:しかし、どのスマホもクロームなどのブラウザ接続はすべて不可だった。起動はするが、接続不可の表示で止まる

C:さらに見ていくと、Playストア以外やクレカ・アプリはなぜかオンラインで普通に機能したが、それら以外に、具体的には一個だけだが、オンラインでアプリが問題なく動作した(すべてのアプリを確認したわけではない)
D:しかしその一個だけ問題ないアプリもあるスマホだけが可能で、他のスマホではそのアプリもダメだった…ドーユーコト?…

いったいこれはどういうことだろう?
CDについて言うと、動作したのはANDROIDバージョンが4.4のいわゆるキットカットとか呼ばれたような古いものだが、4.2はだめで、10もアウト、さらにはGO-indできたはずの4.4でも別のスマホでは同じ4.4でもアウト、といった摩訶不思議。

まさしく「怪現象」、そして未経験ゾーンへの突入である。


パソコンもアウトに…
もうここへ到っては、パソコンで調べるしかない、とばかりPCの電源を入れ、もう心像の心拍数はブースター状態。はやる気持ちを抑えんと、いざネット接続し検索へと、
と、ところが、ここでEの問題に遭遇。このスマホ事態はパソコンへも連鎖していたのである。というか本当はパソコン側の問題がスマホ接続のそれへ連鎖していた、というべきだろう。

E:
今度はパソコンでブラウザを起動しようも反応が鈍い。そしてタイムアウトの表記…。ここでモデムを確認するが、問題なく電源オン。「設定」からインターネットの接続状態を確認すると、

接続されています

と…。
まさか、とメールをチェックするに、メールソフトも反応なく、受信も送信もできない…。
パソコンを何度か再起動→設定確認→

インターネットに接続されています」…

ナニ、コレ?

インターネットに接続されているのに、インターネットに接続できないって、初体験だよ。
そこで考えられる最終手段として、

「モデムをハード・リセット」
…もダメ

でした。基本的にリセットは二つの手順。
①電源を落してから数分置いて、電源を入れ直す(コンセントも一度抜く)
②モデム機器のリセット・スイッチを押して初期化

しかし、その両方でも復旧ならす…
失礼な言い方になって申し訳ないが、おそらくこの解決法を回答できる人はたぶんいないでしょうし、まずネットには皆無だろうし、そこいらのパソコン店の店員さんだとド素人さん相手に知ったかぶりするくらいで、サポートとかの類では絶対無理、とわかっているから、そうもしなかった。この問題の解決策を述べることができるは本当にスキルのある方に限られるだろうし、そんな人はネットにいないだろうし…
パソコン、ド素人の私は本当に途方に暮れてしまった。


次回、この解決法を紹介します。いろいろやってみた果ての運良く大マグレだったのだが…。次報を待て!

解決法(2024.12.13追記)
ブロードバンド・モデムに問題がある、と思って、NTTの故障係へ電話した。しかし、もうそんなセクションはなくなったのか? 数年前はすぐに人間が出ての応対だったのに、機械音で対応されて、術がなかった。さらには「混み合ってますが、新規申込みはすぐに出ます…」的なメッセージ。あきらめた。
結果的にはNTTの故障係のそんな態度のおかげで、高い料金を無駄に支払わずに済んだ。解決方法は以下のとおり。



「設定」から「ネットワーク接続」のメニューを開き、「イーサネット」の科目を右クリックから「診断」をタップする。これによってWINDOWS側がモデムとパソコンとの関係状態を掌握し、適切な処置を「自動」で処理し始める。
今回のケースは何かしらの事情で、モデムの初期状態が改竄され、モデムが備えるセキュリティ機能に支障が来していた、と診断された。これによってモデムのセキュリティ機能がより進み、モデム側が接続を拒んでいたのだ。ただ、Playストアとか銀行系には接続できていたので、それらはモデムが安全地帯と認識だったのか、私には皆目わかりません。
上の画面で「診断」を実行すると、WINDOWSがブロードバンド・モデムとパソコンとの接続関係を初期値に戻すため、パソコンの再起動が要求され、同時にモデムをWINDOWS側からリセットされる。こうしてパソコンが再起動する頃には、モデムが修復され、問題はすでに解決していた。

モデムのハード・リセットは対処として正解だったが、解決しなかったのは、モデムをパソコン側からハード・リセットする必要があったということだ。ただ、これがハード・リセットなのか、ソフト・リセットなのか、私にはよくわかっていないが、とにかくそういうことだった。