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An account of a Day-book

ベーシックイングリッシュのページ

「米高」と、女より8年短い男性。

2025-05-26 | Day-Book
米5Kgが1万円でも平気な人ら
コシヒカリ、5800円に後ろめたさもない大手スーパー。昨年の今頃は店によっては1300円前後で買えた代物である。4倍以上の値段、米自体の内容は何も変わっていない。しかし本来、その差額4000円相当をドブに捨てるような行為は、金銭上のソントクはもちろんだが、明らかに無駄遣いであり、それに罰当たりですらある。もったいないお化けにお仕置きされて当然ともいうべき愚かさだと言える。
米5Kgなんか、スーパーへ卸す値は1000円以下である。そこに3割程度を上乗せて粗利益を稼ぐのが通常だが、関西圏では大手スーパーのLとかKはもう少し高く売る。しかし今はもう次元が違い、3割、4割の上乗せなんかでなく、3倍、4倍の儲けにひた走っているのが実情。米の本来の売価については、

スーパーの儲けが止まらない。LとKについて言えば、「3.4%」増どころの話しでない。もっともっと儲けている。小泉農水相の「2000円米」政策に本心は、“反発“のスーパー各社、「米高」に便乗して大きく儲けたいのが本音なのだから…

値上げ幅が特に激しく酷いのは関西では老舗の大手スーパーのKだ。米だけでなく、全体的に3割程度の値上げで大きく稼いでいる。同じく大手のLも大幅に高いが、ココは高いのが“常識化”の感もある。それにしてもKの高売り――米も含め、米以外のすべての食品、日用品に関して、その著しい値上げぶりが異常に思うし、私感では顧客への裏切り行為にも等しい。これ以上、良識なきKやLをこれ以上調子づかせるのは客の立場から避けるべきだろう。つまり、

それらの店で買い物するのは決して賢明とは思えない。
It seems that I might give it as my opinion that the behavior of giving your money to them unwise.

たとえばある店ではピーマン一袋が158円だが、少し足を伸ばせば別の店では98円ということは日常ざらにある。それでも行くのは面倒だからと60円も高い方を平気で買う――こういう妻を抱えた夫は悲劇という他ない。さらに食品類なんかをクレカ払いなら、Well-offでもない限り、そのツケは借金も同然であり、将来の家庭生活の破綻は目に見えている。気の毒な話だがそれが買い物の日常というものかもしれない。

当然、そうした主婦もコシヒカリ、5800円を買っていく客である。もちろん探せばもう少し安く買えるかも、という程度の努力はするだろうが、なければあっさりとあきらめもする順応ぶりだ。本当は1300円前後で買えるというのに、そんな妻の「米、高くて困るわ」の嘆きに夫は夫で「仕方ないね」と簡単に同意している、そのお金は夫の働いた身銭だというのに…。いえいえ、それは私のパートで働いたお金よ、というのは「家計」というマクロでみた場合、ほとどんど意味をなさない


米の“異常高”でもどうってことない人らとは?
しかし、そんな主婦らよりもっと余裕で異常高の米を平然と購入する層の客がいる。それは高齢のご婦人方である。ただ歳をとっている女性の老人ではない。

女性は男性より長生きするのが普通である。
このことをBasic Englishで言えば、

Women commonly go on living over eight years than men.
女は男よりも8年以上長生きする。

彼らの家のタンスの中には数百万があるのが「普通」です

このことは生命保険などの加入条件などでもクリアな事実だが、夫婦がもし同い年なら妻の年齢より8年早く夫の死は起こり、旅立った夫への悲しみと一緒に「未亡人」に残されたものは夫が掛け続けた生命保険の死亡保険金や残された財産だ。元妻は「悲しみ」の代償にそれらの金品を得て、余生を悠々と過ごすことになるのだ。年に一度訪れる命日にはそれらのお金で供養し、死んだ夫への愛情を示す。
彼らは結婚して数十年の間、夫と一緒にいれば、夫が汗水流して命懸けで築いた経済面を夫の旅立ちを見送った後に十分な恩恵としてノシ付きで調達できるのである。


出た! 小泉さんらしい一手。
5Kg、2000円…まだ高いけど。。
家の1480円くらいだったかの“備蓄米”はまだ3束、残しています。
これで次期は「小泉首相」決定だろう。政府はこの政策は当初からわかっていたが、スーパーや卸業者、中抜き転売ヤーらの反発が予測されたので誰も声を挙げなかった。彼が、彼だけがそれを許さなかった。彼はある意味、その分政治家らしくないかもしれないが、私はこうした正直な人間性を支持したい

彼らにとって米高より心配なのは自身の健康
そのように夫と離婚するでもなく夫婦生活を“満了”の彼らの日々は金銭面の苦労は何もなく、唯一憂慮すべきは自身の健康面だけだから、病院通いは事欠かない。井戸端会議の話題は買い物と健康の話で毎度のように盛り上がり、しばしば花も咲こう。
「あら、私はもうすぐ90になるのよ、弟は80で死んだんだけど…」
「そうなの、私はもう90を過ぎたのよ」
と、彼らは長生きが最大の自慢である。

一週間ほど前だったか、「コシヒカリ、5800円」を前に彼らの彼女の一人が別の彼らとスーパーの店内で語り合っていて、途切れ際にこんな声が耳に届いてしまった。
「あ、そうそう、もうお米がないわ。うちは明日くらいでなくなりそう、お米、まだ高いわね」と呟きながら、一束を重そうにやせた腕でカートに乗せていたが、私にはその様子が1300円の米以外の何者でもなく見えた。