ビデオ・あっ!とランダム・SharakuのLIVE映像&情報

撮影・Shigemi TakamatsuのLIVE映像の紹介 from 10/Apr'06

最近気になる・・・

2019-01-30 | 撮影テクニック
放送に耐えうる(画質等)機器が小型になったことも功を奏して
少ない予算の中で誰もが撮影に参加する時代になってきた。
最近では「都会の散歩・・」番組が流行っていて、いろいろな情報で役に立つが
取材を見ていると小型カメラの台数が多すぎてガマの油状態で・・・笑える
<ガマの油の口上>
ガマの油をとるときは(には)、四方へ(には)鏡を立て、下に(は)金網を敷き(はって)、その中へガマを追い込む。ガマは己の姿が鏡に写る(ので)、己の姿を見て己と驚き、タラーリタラーリ(タラリタラァリ)と油汗を垂らす(流す)、その油汗をば(それを)下の金網より抜いて(にて吸い)とり、柳の小枝をもって三七、二十一日の間、トローリトローリ(トロリトロリ)と焚(た)き(煮)詰めたるが(たのが)このガマの油だ」

要するに、メインのカメラが良いアングルを取ろうとすると反対にいたカメラが写ってしまい白けた映像になってしまう。
カメラマン同士お互いが焦って汗をかくという事である。
最近では1チーム4台ほどのカメラがへばりついていて編集泣かせとなっているようだ。
一時期は1作品1カメラで時間をかけた取材が普通でしたが
今やアシスタントでもカメラを持たされている(数打てば当たる方式)

何を言いたいかと言えば・・
1チェーン方式ではお金を稼げず(ポストプロが)
以前は1チェーン18万(技術費、機材費、車両費含み)程であった。
2,3台カメラを無償提供するから正規のギャランティーを出してくれという
生き延びるための究極の選択に過ぎない。

簡単に言うと、8時間の仕事を3人で分け合うという事なのかと・・
だからこそどの世界でも人手が足りなくなるのかな・・?
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