ホルモー六景

鴨川ホルモーの続編で短編集。



前作が強烈だったので、見劣りはするが、まあまあ楽しい。

くまちゃん

ほんわかやさしいお話。



脇役が次の話の主人公になる、というおもしろい連作。

他人の本心はなかなかわからないものですから。

言い忘れてさようなら

遠い異国の物語を読んでる感じがした。



読んでて切なくなってくる短編集。

ひろいもの

何かを拾ったことで、人生前向きに生きていく人たち。



みんなどんどん幸せになっていくので、読んでて気持ちいい。

短編集だけれど、どこかで話がつながっているのも面白い。

パーフェクト・リタイヤ

なんか、落ちのない中途半端な短編ばかり。



主人公達も高齢なのに色気づいてて気持ち悪い。

ぐるぐるまわるすべり台

塾講師の僕がバンドを結成する。



ほんのりあたたかな独特の言い回しがとてもいい。

さわやかな読後感。

花々

「カフーを待ちわびて」の続編。



期待していたので、がっかり。

猫の物語十九話

特にこれといった特徴もない、おちもない話が多くて疲れた。



まぁ、猫好きには面白いのかもしれないな。

あの庭の扉をあけたとき

大人のファンタジー。



ちょっとビター。

ステップ

パパと娘の二人家族の成長物語。



少し納得しない部分もあったけど、まあこんなもんでしょう。