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今もまだ人生を語れず・・・

人生で大切なことはみんなタイガースが教えてくれた

知らなかった・・・

2006-11-06 | 野球

ええっ?
坪井戦力外通告されてたんですか?
今日何とはなしに目にした12球団合同トライアウトの記事。
そこには何と坪井智哉の名前が・・・
読んでみれば先月末に戦力外通告を受けていたとのこと。。。
知らなかった。
ドラフト4位で阪神に入団し、いきなり.327。
新人王のタイトルは14勝6敗の川上憲伸に持っていかれたが、暗黒時代の希望の光だった。
そしてトレード。
あのトレードは坪井と野口の1対1だったのか、山田・伊達と下柳・中村豊を含めた3対3だったのか覚えていないのだが、とにかくショックであった。
しかも移籍1年目でいきなり首位打者争いをしているし、くやしさ倍増だった。
確かにケガが多い選手だけど、まだまだ現役で頑張ってほしい。
頑張れ坪井!


涙が出たプレー

2006-03-19 | 野球
   
   WBC準決勝、韓国戦。
   6回までTV観戦。
   が、しかし!なんと2時から会議(涙)・・・
   仕事ではなく、地域のサッカー関係の会議なんですけどね。。。
   虎娘に
   「点がはいったら逐一メールをするように」
   と頼み、泣く泣く家を出る。
   身の入らない会議のなかメールを見るたびにガッツポーズを繰り返し、見事勝利!
   ヤッタゼニッポン!

   それにしても4回の多村の守備には感動した。
   李鍾範のレフトポール際の打球にフェンスにぶつかりながらスーパーキャッチ。(記録
   はレフトファウルフライ)
   ペナントレースを控えケガや調整の難しさ等からWBC出場を辞退する選手もいる中
   ケガをも恐れぬあのファインプレー。
   思わず涙があふれた。。。
   多村ぁ~!あの勇気、一生忘れないゾ!
   タイガース戦以外では応援するからな!
   
   上原もさすがのピッチング。
   日本がチャンスを逃したあと、いやぁ~な雰囲気のなかキチッと抑えるあたり
   ホント頼りになるエースだ。
   タイガース戦以外ではもちろん応援するからな!

   そして福留。
   まだビデオ見てないけど、もし生で見てたらやはり涙ものだったかも。
   キャンプ中から肩の具合も良くないらしいし、今日はスタメンから外れていて悔しい
   思いをしていたと思う。
   そんななか生まれた先制HR。
   タイガース戦以外では当然応援するからな!

   
   いろいろな事があったWBCだが、いよいよ決勝だ。
   もちろん優勝して、そして代表として戦った選手たちには、これから最高のシーズンを
   送ってもらいたい。
   


またしても

2006-02-09 | 野球
   またもやロッテの007の発言。
   たしか1年前、タイガースのキャンプを見たロッテのスコアラーが
   「だらだらやっている印象しかない」
   と、いうような事を言っていた。(言葉は違うかもしれないけど)
   リーグ優勝はしたもののそのロッテにあんな目にあってしまい、ロッテファンの友人に
   「すまなかった」
   と謝罪させることができず、それどころか
   「その通りじゃん」
   などと言われ、くやしい思いをひきずったままだ。
   まぁ、スポーツ紙の見出しなので、額面どおりには受け取れないのだが・・・

   ロッテの007よ、早くタイガースのキャンプの評価をしてくれ。
   内容によっては友人に長電話をしなければならないから。(って、もう評価してた?)

悲しきイーグルス

2006-01-27 | 野球
   
   イーグルスといっても楽天ではない。
   もちろんホテルカリフォルニアでもない。
   小学校の頃自分たちでつくった野球チームの名前だ。
   本格的なチームではなく気の合う仲間が集まって同じような草チームと、それでも
   毎週試合をしていた。
   ユニフォームがないので、せめて帽子くらい揃えようということになり、
   「色は紺、だけど買ってもらえない場合は何色でもOK」
   と決まった。
   私は新しく買ってもらった野球帽のYGマークを引きちぎり、母親にEのマークをつけて
   もらった。
   
   しばらくすると、やはりユニフォームが欲しくなってきた。
   だが皆で揃えるのはちょっと無理なので、とりあえずなんでもいいから各自調達しよう
   ということになった。
   お年玉の貯金で買う者、誕生日プレゼントを前倒しで貰う者、兄貴や先輩のお古を
   貰う者、何故か上着だけの者など、なんとく数だけは揃っていった。
   そこで胸にイーグルスと入れようということになり、気分は最高潮に。
   スポーツ用品店のオヤジに英語でイーグルスの文字を注文。
   出来上がった文字を受けとった時は家までダッシュで帰った。
   母親に
   「早くつけて、早くつけて、早くつけて、早くつけて、早くつけて、早くつけて」
   と連呼しようやく完成したマイユニフォーム、あまりに嬉しくて着たまま寝た。

   そして待ちに待った次の日曜。
   快晴。いや、おぼえてないけど気分は快晴だ。
   「ついにお前のもできたか!」
   なんて友達に言われながら、私の顔はくしゃくしゃだ。
   もうユニフォームを着ただけでうまくなった気がした。
   すると仲間のひとりが
   「でも何かお前のユニフォームあっさりしてない?」
   とポツリと言った。
   「どこが?」
   「なんかこの辺」
   そう言うと、そいつは私の胸の文字の辺りを指した。
   「あっ、一文字足んないぞ!」
   「ホントだ。Eがない!!」
   「へっ??」
   「みんな6文字なのに、お前のは5文字だ」  
   「・・・」

   家に帰って姉の辞書で調べてみたらやはりみんなの方が正しかった。
   私のユニフォームのEAGLESとなるべき胸の文字はEAGLSとなっていたのだ。
   今さらスポーツ用品店のオヤジを恨んでもしょうがない。調べなかった自分が悪かった
   だけのことだ。

   その夜雨が降っていた。おぼえていないけどそうだったに違いない。

   ところが所詮は小学生、立ち直りは早い。
   2~3日はブルーだったが、Eの文字を付け足すこともせず、そのまま着ていた。
   
   おかげでEAGLEのスペルだけは、いつでも完璧だ。間違う訳がない。
   


時代のことば

2006-01-12 | 野球
  ■おお!カネだ。拾おうか。
   
   「野球選手がお金を拾いました。さてその選手とは誰でしょう?」
   「王・金田・広岡でした」
   というふうに使われた歴史的オヤジギャグ。
   ドラゴンズファンの我が父親もよく言っていたので、かなり浸透していたと思われる。


  ■神様、仏様、稲尾様
   
   ご存知、鉄腕稲尾和久投手を讃えた言葉。
   1958年の日本シリーズでの大活躍でこう呼ばれるようになったらしい。
   稲尾さんの記録は途方もない大記録ばかりでただ驚くばかりである。


  ■神様、仏様、権藤様

   1961年にドラゴンズに入団した権藤博投手。
   あまりの活躍に、神様、仏様、稲尾様をまねて権藤様にしたらしい。
   が、ドラゴンズファンのみが言っていた、いやもしかしたらうちの父親だけが言っていた
   だけかもしれない。


  ■権藤・権藤・雨・権藤・雨・雨・権藤・雨・権藤

   この時代各チームのエース、杉浦も稲尾も秋山も連投につぐ連投。
   権藤も毎日のように投げ、マスコミはドラゴンズのローテーションをこのようにたとえ
   た。
   1年目69試合に登板し35勝19敗。防御率1.70。32完投12完封。
   投球回数ナント429回1/3!
   2年目も30勝。
   それでもドラゴンズは両年とも優勝できなかった。
   さらに酷使がたたり権藤も肩を痛め、3年目から成績を落とすことに・・・
   知れば知るほど泣けてきます。


  ■巨人・大鵬・卵焼き

   私はまさにこの時代の子供であったわけだが、虎ファンとしては大変面白くなかった。
   その頃『阪神・大鵬・卵かけ』を唱えても関東では相手にされず、高校時代は
   『阪神・やまかけ・千代の富士』で再度チャレンジしたが力及ばず・・・であった。
   それどころか『阪神・中山・東府中』とか『キャビア・フォアグラ・あと何だ』
   『小田急・京王・井の頭』などと言い出すヤツも現れ、我がクラスには三大ブームが
   起こったりした。
   『クラプトン・ジェフベッグ・ジミーペイジ』は良しとしても『ストーンズ・ビートルズ・
   フー』あたりになるとエアロスミスだのツェッペリンなんかがからみ、議論は思わぬ
   盛り上がりを見せるのであった。


  ■阪神・たこやき・ストリップ

   そして何処からともなく私の耳に入ってきたのがこれである。
   ズバリ「関西人の好きなものといえば」に続く大変素晴らしい言葉の登場であった。
   当時関東方面のストリップ劇場の宣伝なんかには、「関西風」とか「関西ヌード」
   というフレーズがよくあり、どんな違いがあるのかよくわからないが妙に説得力があっ
   た。
   なお『阪神・たこやき・ストリップ』は今も私は使っています。


  ■江川・ピーマン・北の湖

   空白の一日事件ですっかりヒールとなった江川卓投手。
   強すぎて人気のでなかった横綱とならび、子供の嫌いなもののたとえとなる。
   これは結構全国区だったのでは?
   最近では子供の好きなもの『松井・藍ちゃん・アイスクリーム』や三大守銭奴
   『村上・三木谷・ホリエモン』なんてのも聞くが、どうもインパクトに欠ける。
   後世に語り継がれることばというのは、なかなか生まれないものだ。
   
   
   

ベストナイン

2005-12-04 | 野球
   この時期野球ファンのブログでは「来期の予想オーダー」とか
   「歴代マイベストナイン」のような企画をやっていて大変楽しい。
   私は、いわほーさん「いぶし銀ベストナイン」に反応してしまったのだが、そこで私も
   考えた。

   
   『懐かしのアイドルベストナイン』(どうだ!)

   ではさっそく。

   1 8 早見 優 (ハワイから来た元気なトップバッター)
   2 4 森尾由美 (河合奈保子と併用)
   3 7 松本伊代 (個人的にファンだったのでこの打順)
   4 3 松田聖子 (なんだかんだ言われながら息の長いベテラン)
   5 5 中森明菜 (4番に強烈なライバル意識を持つが、超えられなかった)
   6DH 柏原芳恵 (忘れられそうになると活躍し話題になる)
   7 9 石野真子 (目立たないが重宝な選手。個人的には妹の方がいい)
   8 2 堀ちえみ (強気のリードが持ち味)
   9 6 岡田有希子(弱々しいが天才肌のプレーヤー)
   P   石川秀美 (ローテーションはきっちり守り、いつも完投)

   で、監督は天地真理。


   こうなると演歌の方でも考えてみたくなる。

   1 8 氷川きよし(ズンッ・ズンッ打法でチャンスメーク)
   2 7 石川さゆり(3番も打てる2番。阪神に欲しい2番)
   3DH 美空ひばり(掛布の前を打つバースのような存在)
   4 3 北島三郎 (アニキの上を行く、すなわちオヤジ)
   5 9 八代亜紀 (この人が5番だと6番が燃える)
   6 5 五木ひろし(5番に刺激され6番だとよく打つ)
   7 2 都はるみ (攻守の要。矢野タイプ)
   8 4 坂本冬美 (長山との二遊間は文句なし)
   9 6 長山洋子 (坂本とのコンビで10年はOK)
   P   細川たかし(ボールではなく、声が上ずる)


   こうなりゃ外せない

   『グループサウンズ ベストナイン』 

   1 9 オックス (勢いだけなので調子をみてカーナビーツと交代)
   2 4 ヴィレッジシンガース (若い頃からベテランの味)
   3 6 テンプターズ (タイガースと人気を二分)
   4 7 スパイダース (貫禄ある4番)
   5 5 タイガース (人気・実力を争う三遊間)
   6DH ゴールデンカップス (松中・門田タイプ。4番でもOK)
   7 8 ワイルドワンズ (1番でも良いが、あえてここに)
   8 3 ブルーコメッツ (ベテランはここでのびのびと)
   9 2 サベージ (実力はあるが地味な選手)
   P   ジャガーズ (打たれても人気のイケメン投手。当然男性ファンは少ない)


   なんだか一人で盛り上がってしまった・・・
   でもこうなると
   『ウルトラ怪獣ベストナイン』とか
   『居酒屋のつまみベストナイン』なんかも気になる。
   レッドキングとバルタン星人はどちらが4番に相応しいか?
   これは難しい。。。むしろライバルチームの4番同士か?
   ううむ。そうなると2チーム分考えなくては・・・それはつらいな。

   わざわざベストナインにしないで、『好きな怪獣ベストテン』でいいじゃないか!
   という意見をお持ちの方もいらっしゃると思うのだが、まったくその通り。
   だけどただ好きな順っていうより、野球の打順にした方がいろんな意味が含まれる
   ような気がする。もちろん気がするだけ、だけど。

   ポジションも重要だ。
   「モツ煮」なんてDHっぽいし。
   「モロキュウ」はどこでも守れそうだけど、非力であまり打てない。

   
   なんだかとんでもない事になってしまったが、たまにはこんなのも楽しいですよ。
   ぜひ考えてみて下さい。(って誰もやらねぇよ!!)

始球式

2005-12-02 | 野球
以前スポニチに掲載された記事を紹介しようとネットで探してみたが見つからないので、全文書くことにする。もうとっくに取り上げられていたかもしれないけど・・


13歳がくれた感動「今年最高の始球式」  頑張れ角佳樹くん

 歩行器に頼って進む少年がグラウンドに姿を現した。ファウルライン前で歩行器を離れ、はってマウンドに上がると、スタンドが一瞬静かになった。少年はひざ立ちの姿から右手に握ったボールを大きく振りかぶった。
 角佳樹、13歳。21日のロッテーソフトバンク戦の始球式に招かれ、鳥取県米子市から両親、兄弟と一緒に千葉マリンにやってきた。早産のために肺を持たず、脳性まひをも患って誕生し、今も両足にまひが残る。以前は手にもあったまひを野球に親しむことで回復させてきた。
 そんなエピソードがあり、始球式は実はこれが初めてではない。3年前、米子市でオリックスー西武が行なわれた時、4年生で務めたことがあった。それを球場裏でたまたま見ていたのがテレビマンの三木慎太郎である。深く心を打つものがあったようである。
 「あの時の少年は今、どうしているだろう」。試合中継で連日のように全国を飛び回る三木。こうなると、グラウンドの感動を電波で伝えるテレビのプロも、逆に感動に鈍くなるのをどうしようもなかったという。佳樹と同い年の野球少年を長男に持つ三木には特別な感情が起こっても不思議はなかった。
 「グラウンドを懸命にはう姿を見たら、時間が止まったように感じた。心打たれたのが忘れられず、もう一度会いたいと思った」。始球式実現の橋渡しをし、ロッテが協力した。
 3年間は少年を成長させていた。打席でひざ立ちでバットを振り、はって一塁へ走るスタイルで6年間頑張った野球は、進学と同時にやめた。養護学校中学部に野球部はない。
最近、初めての車イスが届いて、大人に交じっての車イスバスケットを楽しむようになっている。「始球式をやらせてもらってから、いろんな障害を自分で頑張って乗り越えられるようになった」と母親、千春。小学校卒業の時、10年後の夢を「パラリンピック選手になる」と言うまでになった。
 3年前は3バウンドでホームベースにボールが届いた。今度はちゃんと届けたい。父親、和雄との懸命のキャッチボール練習を繰り返してやってきた。
 虹のような大きな孤を描いたボールはベース上で弾み、ミットに収まった。場内から大きな激励の拍手が起こった。
 打席に立ったのはソフトバンクの4番・松中信彦である。「3冠王で、よく打つから大好き」な松中が少年の希望をかなえた。松中も子を持つ親である。マウンドの少年に歩み寄るとはめていた赤いグラブをプレゼントし、やさしく声を掛けた。「頑張れよと言われました」と佳樹は顔を紅潮させた。
 プロ野球は今年、さまざまな始球式をしたが、最も感動的で、印象に残るものになったと思う。
                        =敬称略= (構成・渡部 節郎)



球団・親会社・TV局・スポンサーなどそれぞれの対場でそれぞれの考えがあって、始球式の人選はされているのだろうと思う。
政治家でもアイドルでもいい。だがそこで投げる人は少なくとも野球を好きな人であってほしい。

審判から見たプロ野球

2005-11-20 | 野球
   昨日、元プロ野球審判員の丸山博氏の講演会を聞きに行った。
   氏は長野県上田市出身で地元の高校を卒業後、昭和32年にプロ審判テストに合格、
   以降平成元年まで3500試合以上の試合の審判を務めている。
   そういえば丸山さんのほかに平光・富澤・岡田・福井なんて名前が思い出されます。
   現在はコミッショナー事務局で野球規則委員をされているとのこと。
   演題はタイトルの通り、

   『審判から見たプロ野球』

   内容すべては書ききれないので、何点か・・・

   まず印象深い監督・ピッチャー・バッターをそれぞれ3人挙げる。


   監督は藤本・水原・三原。
   なるほど。


   ピッチャーは小山・江夏・江川。
   小山はとにかくコントロール№1。

   「小山以上のコントロールを持つピッチャーは存在しない」

   と、言い切ってました。
   よくピッチャーは少しずつボールをずらし、ストライクゾーンを広げていくなんてことを
   聞くけど、多くは同じような所に投げて多少内か外にいく程度。もしくはボール1つ
   外とか、気持ち内側とかという場合がほとんどで、それも出来たり出来なかったり。
   ところが小山はホントに2~3センチずつずらしていったそうです。

   「試合開始時と終了時でストライクゾーンがそうとう違ってしまったゲームが
   いくつもあった」

   なんて笑ってました。
   それに近いコントロールを持っていたのが北別府。
   ただ北別府には小山のような力強いボールがなかったのと、気が弱かったらしい。
   ピンチになると気が弱い分やや甘い球がきてしまうんですな。
   そして江夏。
   氏曰く

   「とにかく速い。振りかぶって投げる江夏の左手から一筋の閃光が放たれた様に
   見えた」

   と申しております。
   さらに、普通投げられたボールは重力の影響で少し下がるのだが、江夏のボールは
   物理的には考えられないのだが、ホップして見えた、と。
   球児をもっとすごくした感じ?
   いやぁ、わくわくしますな。
   さらにインロー・アウトローのコントロールが抜群であった。
   片方だけでも武器なのに、両サイドだからね。
   で、江川。
   江川も江夏に近いものがあったそうです。
   ただ光が走ったとは言ってなかったな・・・


   次はバッターね。
   やはりまず王。
   そして勝負強さの長嶋。
   そしてバース。
   小山・江夏に続いて虎印登場。
   なんか授業参観で自分の子供がほめられているような感じでウレシイ。
   バースはどのコースを打ちにいっても軸ががぶれないのと、大変頭も良く
   日本人のピッチャーをよく研究していたそうです。
   もちろん研究しただけでは打てないんですけどね。


   氏自身見たかったのがパリーグにいた西鉄・稲尾と南海・杉浦。
   あと全盛期の金田。
   丸山さんが球審になった時まだ金田は現役だったのだが、盛を過ぎていたとのこと。
   でもあの頭の上から曲がり落ちてくるドロップ(カーブ)はすごかったらしい。
   
   番外編として一時期抑えの切り札だったジャイアンツの角。
   スピードガンの測定はピッチャーの手を離れた瞬間(初速)を計るらしいのだが、
   キャッチャーが捕る瞬間(終速)との差は普通4~5㎞ある。
   当然スピードは落ちます。
   ところが全盛期の角はこの初速と終速の差が2㎞位だったのではないかというのだ。
   だからMAX140㎞そこそこのボールでもバッターは打てなっかた。
   よくブレーキの利いた変化球なんて聞くけど、これは初速と終速の差を大きくして
   バッターのタイミングをずらす。
   ところが逆にその差を小さくすること、アクセルを踏み込むようなことは練習しても
   なかなか出来ない天性のものらしい。
   ただ左の変則フォームだから打ちにくいだけではないのですな。
   球のキレや伸びといわれるものはこういうことと関係してる訳ですね。


   あと面白かったのは退場者の話。
   生涯退場させたのは6人だそうですが、すべて判定がらみで暴言を吐いたり、
   胸を小突いたりした結果の退場。
   で、その判定で自分が正しかったのは6回のうちただ1度だけだと。(おいおい)
   
   「だいたい選手がガッーと詰め寄ってくる時は審判が間違えていることが多いです」

   丸山さんそんなこと言っちゃていいんですか?

   「審判も、『しまった』 なんて思ってるんですよ。そこに『この野郎どこ見てんだ』なんて
   来れば、『この野郎とは何だ』ってことになり判定とは関係のない議論になっちゃうん
   ですね。そうなればこっちのもんなんですけど、三原さんなんかゆっくり出てきて
   微笑みながら『君、今のどうしたの?』なんて聞いてくるんですよ。
   それで説明していると目つきが一瞬にして変わり
   『僕にはこう見えたが、君の位置からそこが見えたのか!』とくる。
   こっちが『しまった』と思ってる時は説得力がないから・・・
   ずいぶん三原さんにはやり込められました」

   ただジャイアンツにいたローズに対してはかなり批判的でした。
   ド真中でも自分が打てないとかなり文句を言ってたようです。

   「いなくなって巨人としては良かったはずです」

   とのコメント。


   丸山さん、あれだけのネタを持ってるんだから、もう少し話が上手ければ
   講演会なんか引っ張りだこなんだろうけど・・・
   だけどその慣れていない感じがかえってリアルで好印象でした。
   ともあれ楽しい1時間30分でした。

エキサイトスタジアムDX

2005-11-14 | 野球
   昨日虎娘の誕生日プレゼントを買いにトイザラスへ行った。
   本人はエポック社の体感ゲームシリーズ『決めるぜ!エキサイトテニス』
   を買ってもらうつもりでいたらしいのだが、私の

   「野球ならお父さんもやるかもね」

   という一言で『勝負しようぜ!エキサイトスタジアムDX』に変更。
   しめしめ・・・
  

   体感シリーズとはTVにつないで実際に体を動かして行うゲームで、ほかにも卓球や
   ボクシングなどがある。
   で、早速やってみた。
   だいたいこういう物は説明書なんて読まずに適当に始めるのがよろしい。
   とりあえず対戦モードで試合開始。
   ピッチャーはボールを握り投げるまねをする。
   ボールには4つのボタンがあり、その組み合わせて8種類の変化球が投げられる。
   さらに手の振りのスピードで球速も3段階に変えられるのだ。
   バッターは画面のタイミングに合わせてバットを振る。
   タイミングにより空振りしたり、ヒットになったりする。
   守備・走塁は機械まかせ。
   投げられない変化球にはピッチャーが首を振る。
   センサーの反応もなかなか良く、おもちゃにしては上出来だ。

   そして結局9回までやってしまった・・・
   いくら早打ちとはいえ1イニング12球前後は投げ(まね)ているので、
   100球くらいはシャドーピッチングをしたことになる。
   どうりで今朝右肩に軽い張りが。。。


   何と言っても圧巻だったのは

   「どれ、私にも」

   と言いつつ現れた妻が、センターオーバーの物凄いホームランをかっ飛ばしたことで
   ある。
   洗濯物を持って颯爽と去って行った姿、それはまさにR・バースそのものであった。
   雰囲気も体型も・・・