季節のお知らせ -花便り-

季節を感じるもの中心に出来事や思ったことを書いていきます。
「モバイル」は携帯を通してそのとき見たものを掲載します。

夏山

2006-08-24 17:16:21 | 季節を感じさせるもの
            (四国愛媛県石鎚山のピーク天狗岳を望む)

春の花を見ながらの登山、秋の紅葉を見ながらの登山、いずれも最高に気持ちよいものです。
じゃあ、夏山の良さは何? と聞かれたら、汗だくになりながら登って、頂上に到着した時に吹いてくる一風の爽快感だと私は思います。
春秋は登っている途中から既に気持ちよいのですが、夏山は登っている途中は高山植物を楽しめるような場所でないならば暑さが一番に感じることです。つらいだけに、頂上に着いた時の達成感は、春秋よりもあると思います。

今回の石鎚山登山では、大目の飲料を背負っていったと思ったのですが、すごい量の発汗で、結果的には足りなくなりました。
登るペースを息子に任せたのも間違いでした。ゆっくり登りなさいと忠告していましたが、前半はハイペースで発汗を促した結果となりました。

(行程)
土小屋からスタートして、休憩を入れて約2時間で本山頂上下の鎖場にたどり着き、2つの鎖場を登り、本山の頂上にたどり着きました。
しかし、そこから鎖も何もない狭い稜線をたどった所にピーク「天狗岳」があります。せっかくここまで来たら行くしかないということで、慎重にピークへ向かいましたが、長男はそうとうの臆病のようで(その方がこういう所では安心しますが)、岩場に張り付いてなかなか動きません。逆に次女は、大胆に早く岩場を進んで行きました。
3人とも無事に天狗岳ピークにたどり着きましたが、片側が絶壁で、足がすくんで両手ばなしでピークに立つことはとても勇気が必要でした。

ウツボグサ

2006-08-07 17:59:40 | 季節のお花・植物
        (奥日光戦場ヶ原にて)
ウツボグサを最初に見かけたときには、なんて奥日光に似合わない西洋的な花なんだろうと思いました。
ちょっと見、
レースラベンダーかトスカナ種を太らせたようで、日本的な花ではありません。確かに、シソ科であり薬用もあるのでラベンダー同様ハーブとして種別してもよいとは思うのだが。
それと名前も、ウツボというと海にいるあの長くて顔が恐く噛まれると大変なのを思い出してしまいます。しかし、本当の由来は違うらしい。

「ウツボグサ」
(シソ科ウツボグサ属)
学名 Prunella vulgaris
別名 カコンソウ(夏枯草)
名の由来 太い花穂が弓の矢を入れる靫(うつぼ)に似ているため
花期  6~7月



ヤマオダマキ

2006-08-04 20:54:00 | 季節のお花・植物
       (奥日光戦場ヶ原にて)

この花を探すときは赤茶色のものを探さなくてはいけません。特に戦場ヶ原では木道を歩くことになるので、上から見下ろす形となり上の赤茶色の帽子部分しか見えません。
でも、本当は黄色い綺麗な花です。

「ヤマオダマキ」
( 山苧環 )
キンポウゲ科 オダマキ属 多年草
学名 Aquilegia buergeriana Sieb. et Zucc.
花期 6月~8月
糸を巻きつけた苧玉(おだま)に似ていることからオダマキとつけられたそうな。


ニッコウキスゲ

2006-08-02 11:40:06 | 季節のお花・植物
       (奥日光にて)

ニッコウキスゲ(日光黄萓)というと日光という名がつきますが、私は信州の霧ケ峰や車山のニッコウキスゲの印象が強いです。
画像のニッコウキスゲは、自生しているものではなく、奥日光戦場ヶ原の赤沼茶屋の横の畑にあるものです。

「ニッコウキスゲ」
ユリ科 キスゲ属
学名:Hemerocallis middendorffii var. esculenta
別名:ゼンテイカ(禅庭花)
花期:夏

信州霧が峰・車山のほかに、尾瀬や日光霧降高原や那須高原が有名です。