☆つる姫の星の燈火☆

#20 羅漢さま

数年ぶりでしょうか。目黒のらかんさんのところに行ってきました。

いつもと違う道から行ったら、ちょっと迷いましたが、9時半ころに到着し、まずは羅漢堂の羅漢様たちと対面。

ここには本堂に収めきれない146体の羅漢様たちがおられます。

撮影は禁止ですので、パンフレットの写真から。

他に誰もいないお堂の中、146体の羅漢様の教えをすべて読み、途中で何度も涙ぐみました。

初めて来たときも、その後も、このお堂に入って羅漢様と対峙すると必ず涙が出ます。

悲しいとか感動とか、そんなような言葉には表せない涙です。

羅漢様たちの目は、半眼のものや見開いたもの、完全に閉じたようにみえるものもありますが、どの羅漢様とも決して目は合いません。

羅漢様たちは、どこを見ておられるのかなと思います。

手前におられる像とは、数センチまで近づくことができて、鼓動や息づかいが伝わってくるようです。

ここは一人で訪れるべきお堂だなと感じます。

心を見透かされているような気持ちにもなり、一歩間違えば怖いような空気かもしれません。

146の教えの中で心に残った言葉。

多分以前来た時のブログに同じ言葉を書き記したようにも思えます。

君子は和して同ぜず

この言葉には続きがありますが、ここにはこの部分だけ書いてあります。

敢えて意味は書きません。想像すればわかると思う。

もう一つは、ちょっと文言を忘れてしまいましたが、賢い人は人の話をよく聞き自分は語らない、というような言葉。

いつもおそばに置いておきたければ、教えの書かれた本を売っているそうです(笑)

メモを持ってくればよかったと思いましたが、受け取った言葉は消えないだろうな、と思います。

 

かなりの時間を費やしてお堂を出ました。

数種の碑のある小道を歩き、本堂へ。

釈迦如来とその弟子の羅漢様たちが一堂に会しています。

本堂には説法のテープが流れていますが、その中で心に残った言葉を書いておきます。

ひとつは、「定まった運命などない」ということ。

運命だと諦めて何もしないのは間違っていると。

もう一つは、例えば月が霧や雲に隠れても、月が汚れたりなくなったりするものではない、というようなこと。

いつまでも聞いていたかったですが、CDも売っているそうです(また笑)

 

何百もの羅漢様如来様に囲まれて、説法を聞きながら流れる時間。

遠くに行きたいと思って我慢している私ですが、徒歩圏内にこんなに素晴らしい場所がある。

幸せの青い鳥でした。

人生でものすごく辛い時に、サウンドオブミュージックを何度か観た話はしましたが、目黒のらかんさんは私の心のよりどころとなりそうです。

あまり来なくていい日々が続きますように。

今まで気づかなかったのですが、近隣にこんなのがありました。

なんだかお茶目な看板ですけど、薬師様なので心臓の事をお願いしてきました。

仏さまにはあんまりお願いしたらいけないんですけどね。

この後無性にタコが食べたくなって、タコのお刺身を買って帰りました。

久しぶりにお花も買って、あの時淋しい思いをし、その年の秋に天国に行ったロッキーに一輪あげました。

手のひらサイズの仏様は、大船観音で私が彫ったんですよ。

二体彫って、そのうち一体は観音様の中に奉納されているはずです。

 

ダヴィンチ記念日、かなり歩いたと思ったのですが、結果10000歩弱でした。

ランラランランランランランランランラランランランランラン・・・

アルクト10000弱、というオチで。

え?説明必要?

アルプス一万尺ですがな。

ランランランランランヘイ!

 

君子ではないので、多くを語りすぎる私ですが、最近そこまで考えると何も言えなくなると思う事も多いです。

聞き上手になるにも、会う友達いないし。

自爆~~っ。

 

最後までお付き合いいただきありがとうございます。

感謝をこめて

つる姫


私の好きなものは笑顔。笑顔は世界を救うと信じるつる姫のブログです。

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