昨日のお引越し、無事終わりました。
私、息子夫婦、娘とこの一年ちょっとで三度利用した業者さんでしたが、社員教育が徹底しているのか、どの作業員さんも本当に感じがいい。
ただ荷物を運んでもらうだけではなく、気持ちよいやり取りができてありがたかったです。
パンダのマークのサカイさんです。★は満点。
安いプラン、引き取り時間に幅があって待機だったのもあり、朝から文字起こしの作業をしていました。
荷物を引き渡した後、空になった娘の部屋にとりあえず掃除機をかけて、再び文字起こしに突入。
今日12日は孫の誕生会なので、昨日中に終えたかったのもあり、必死で頑張って16時過ぎに完了。
弟にメールで送信した後、改めてこたろうと娘の部屋に入りました。
斜めに西日の入る部屋。
ベッドだけが残るがらんとした部屋にこたろうをおろしました。
こたろうは、娘の部屋にあったぬいぐるみが欲しくて欲しくてたまらなかったんです。
娘の部屋に行くたびに、テンション上がって走り回っていました。
しかし、昨日は違いました。
何もない部屋、棚にあったはずの小さなぬいぐるみたちはどこにもありません。
こたろうが、部屋の中を不思議そうにうろつきまわる姿を見て、この時初めて胸がいっぱいになりました。
娘が出て行った淋しさというより、こたろうがどんな感情でこの状況を受け入れようとしているのかと想像したからです。
「ねえ、どうしたの?なんでぬいぐるみもなにもなくなっちゃったの?おねえちゃんはどうしたの?」
とでもいうかのように、真ん丸な目で私を見上げるこたろうくん。
朝娘を見送るときに、いつもと違う様子で鳴き続けていたこたろうでしたが、この部屋を見てどう思ったのでしょうか。
詳しくは書けませんが、ここまで来るのに色々あり、娘の無事な旅立ちを心待ちにしていた私は、こたろうの気持ちを考えていなかった。
娘が元気に新しい人生を始められることへの感謝はもちろんですが、こたろうがあまりにもいじらしくて、泣きました。
大丈夫か、この涙、とまる?と思うほど、泣きました。
子どもたちが片付いて(言い方悪いですが)せいせいすると思っていた自分ですが、色々な思いが入りまじり、涙涙の夕暮れでした。
これから始まる私の第5か6か7かの人生(笑)
こたろうがいてくれなかったら、どんなに空しいだろう。
こたろうにしてみれば、私が思うほどこの変化を引きずらないだろうとも思うし、いや、思う以上に淋しいのかもしれないとも思うし、メンタルが気になるところです。
言葉が通じない分、寄り添ってあげる事しかできません。
さて、今日は楽しいお誕生会に行ってきます。
そんな今朝の朝焼けです。
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感謝をこめて
つる姫